関西イベントレポシリーズ第一弾“リベフェス”編

みなさんこんにちは。最近カメラで撮影もよくするのですが、このあいだ「下手な写真撮ったら●すぞ」って言われて軽くトラウマになりかけたマロダルマです。

これまでもちょくちょくイベントレポ記事は書いていたのですが、今年は10月から11月にかけてなんかいっぱい関西でイベントサバゲーが開催されてまして、せっかくだから参加できるやつには全部参加してレポ記事書いてやろうと思います。そんなわけで今回は第一弾。いつもお世話になっているミリタリーショップ「リベレーター」が主催する「リベフェス」のレポートをお送りします！ 画像多め！ 文章は少なめ！ 手抜きじゃねえぞ！

■チームもセイフティの席もランダム

今回のリベフェスではちょっと変わったシステムが採用されていました。それは、
・参加者個人が一人ひとりエントリー手続きをしなければならない（チーム単位でのエントリーができない）
・当日のチーム・セイフティでの席も完全ランダム

友達や知り合い同士で固まるのではなく、サバゲーを通して初めて会う人とも交流しようぜ！ という目的のもと、このようなシステムが採用されたようです。
知らない人といきなり一緒の席になったとして上手く喋れるかなあ……という不安はあったのですが、仲間同士でサバゲに行くことが多く身内とばかり喋りがちになりつつあった僕は、ここらでちょっと新しい出会いを求めてみるかと参戦を決意。
美女サバゲーマーとキャッキャウフフでワンチャンあるかもしれんしな！！！！！！



そして迎えた当日、僕が座ることになった席は見事におっさんばっかりでした。知ってたし。泣いてねえし。

会場は大阪府南河内郡にある屋外フィールド“TRENCH”（ https://trench.militaryblog.jp/e540314.html）
天気は快晴で少し汗ばむくらい。絶好のサバゲー日和となりました。




こういうイベントサバゲーでは、普通とはちょっと違った装備をした参加者に出会えるのも魅力です。




先日取材したチェンサバの運営陣も参戦！
手前のかいちょさん（@oOkaityouOo）の笑顔がきたない。

※注：リベフェスでは、開会式や閉会式の時のみ、安全に配慮した上でゴーグルを着用せずともフィールド内に入ることが認められていました。フィールド内でゴーグルをかけていない参加者の方の写真がちらほらありますが、上記の通り安全には配慮されていることをご理解ください。

■協賛ブース

セイフティでは複数のショップやメーカーのブースが出展されていました。
G&G Japanブースでは、2018年10月19日発売予定のF2000のほか

ミリタリーショップ「バーストヘッド」経営者兼サバゲーチーム「ゲリラリラ軍団」リーダー兼女子サバゲチーム「ウピウピ隊」プロデューサーのボスゲリラさん（@BossGerira）とコラボした電動ガン“DEATH MACHINE 2”や
 

SR-30 M-LOK、SR-15 E3 MOD2 Carbine M-LOK、電子トリガーが搭載されリニューアルされたL85など、最新ラインナップがずらりと並んでいました。
アームズマガジンで2019年発売が発表されたガスガン「GTP9」は展示はなし。続報があまり流れてこず心配していたのですが、無事発売されるようで一安心です。もしこのまま発売されないことになっていたらG&G本社に裸で乗り込んでたところですよ！！！！




バーストヘッドブースではパッチやその他装備品を販売していました。
ボスゲリラさんやウピウピ隊のみなさんもいらっしゃったのですが、本質がネット弁慶の僕はサバゲ業界の有名人を前にビビりまくり、印刷に失敗して変な余白がある名刺を渡すのがやっとという有様。我ながらもっと頑張ろうと思いました。はい。




山梨県の革細工オーダーメイドショップ「Leather item Rise」では様々な銃に対応した革製ホルスターの他、革のパッチなど本格的なサバゲー用品を販売。使い込まれるほどに味が出る革ホルスターは一つ持っておいて損はない逸品です。

奥さん、コレなんだと思います？
コレね、電動ハンドガン用のマガジンポーチなんですよ！
電動ハンドガンのマガジンは、俗に「割り箸」と言われるような細長い形状をしているため、通常のハンドガンポーチに入れてもスカスカで紛失してしまう恐れがあったりします。ですが、この電ハン用ポーチなら写真の通りしっかり収納して持ち運ぶことができます。これなら落として紛失する心配もなさそう！
興味のある方はショップサイト（https://handmade-rise-2013.jimdo.com/）の連絡先から連絡してみてはいかがでしょうか！




先日記事にした韓国GBLS社の電動ガン“DAS GDR15”も展示されていました。

関連記事：ちょこっとエアガンレビュー特別編　超絶リアリティの電動ガン GBLS DAS GDR15 レポ




はい、これも先日紹介しましたね！
東海を中心に展開されているアーチェリーを使ったスポーツ「アーチェリークロス」の試射体験もできました。

関連記事：アーチェリークロス体験イベント「狩人体験会」に参加してみた

「ゴッド・ゴーガン！　束ね撃ちだっ！！（CV神●明）」
※実際のアーチェリークロスのルールではゴッド・ゴーガン束ね撃ちは禁止されています。

■ゲームの様子

僕は青チームに分けられたのですが、青チームにはなぜかやたら（フルオートショットガンも入れると3、4人くらい？）LMGユーザーがいるという凶悪な布陣になっていました。




G&G GMG-42とマルイのトールハンマーが並んでフルオート射撃をする図。味方ながら変な笑いが出てくる凶悪な弾幕です。




それ持ってフィールド走るの絶対しんどいと思うのねん。




G&GのGMG42は実銃のMG42を再現してバレル交換ができるようになっていますが、そのバレルを持ち運ぶのがまためんどくさいんですよね
この人は設計図とか絵を持ち運ぶときに使う円筒形のアレ（名前わかんねえ）を使って運んでいました。
ちなみにバレル交換の様子はこんな感じ。

GMG42のバレル交換が見れるとは……

ごちそうさまですっ！！(｀・ω・´)ｷﾘｯ

#リベフェス pic.twitter.com/d81DvtAIxv

— LIBERATOR＠トイガンショップ (@liberator8127) 2018年10月13日

この日はフルオートありのゲームが多かったため敵味方ともに存分に弾が撒き散らされます。弾幕がきついとバリケードに張り付いて動けなくなることもしばしば……。
こういうときは、ルートを変えたりスキをついて距離を詰めてみるなど、戦法を変えて攻めるのが大切ですね！
ちなみに僕は弾幕に向かって突っ込んで玉砕するのが好きです。ゲーム的には何の貢献にもなってねえけどな！




冒頭で説明した「個人エントリー、チームやセイフティの席はランダム」といったシステムを活かし、セイフティで同じテーブルになった人と分隊を組んで戦うルールもありました。




分隊戦では特殊なメディックルールが採用されており、「同じ分隊の人しか助けられない」という制限がありました。うっかり自分の隊とはぐれると、ヒットされても孤立しちゃっていつまでも復活できない地獄が顕現します。そのため、お互いコミュニケーションを取りつつ連携して戦う状況が自然と発生していました。
どこを攻めるか、まだ味方は生き残っているか、仲間がやられたときはどうやって助けるか。それらを常に情報共有しつつ戦う連帯感の強いゲームが展開され、かなり面白かったです。
僕は分隊の先頭を切るポイントマンをしていたのですが、敵の待ち伏せを受け銃弾の雨を喰らい、仲間に「俺のことはいい！！！ みんな逃げろ！！！！」と叫ぶプレイを楽しみました。まあ仲間も逃げ切れず全滅したんですけど。


 

ライラクスのP90アームドマグクリップ（https://www.laylax.com/products/detail.php?product_id=3565）を装備している人がいました。マガジンを大量に持ち運べる上、ただでさえ未来感の強いP90の見た目が更にSFチックになってかっこいいですね！




ウピウピ隊ファンアピールがすごい！




日の丸の鉢巻＋般若風マスクという、気合しかない顔面をしているのでめちゃくちゃ目立っていました。




草むらや樹木の多いフィールドなので、緑色中心の迷彩パターンはよく溶け込みますね！




女性サバゲーマーもけっこう参戦しており……ってこの人たちウピウピ隊じゃね？




リベレーターに行くときによく対応してくれ、たまにLINEで煽りスタンプの送りあいもするスタッフさん。
戦況が膠着すると「残り時間ないですよ！ ほら前に出てほら！」と参加者を煽ってくるので一度「うるせえ！」と返してやりました。




この鶏持ってるサバゲーマー、けっこういますよね！
戦闘の最中にどこからともなくこいつの形容しがたい鳴き声が聞こえてくるのでいちいち力が抜けます。やめろ。

突撃だアアアアァァァーーーーーーー＼( 'ω')／ウオオオオオオオオオオオオオオオオアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ！！！！！！！！

#リベフェス pic.twitter.com/ZdD0fFCbwS

— LIBERATOR＠トイガンショップ (@liberator8127) 2018年10月13日

鳴り物系だと鶏以外にこんな人もいました。いやラッパってあんた。
しかもなぜか二人くらいいたんですよね。お前らエアガンはどうした。
突撃ラッパなんて聞かされたらミリオタ的には突っ込むしかないやん……しかも忘れた頃にまた吹き鳴らしてくるし……。
鳴るたびにダッシュするのがすごくしんどいです。
突撃ラッパが聞こえた瞬間戦況とか関係なく突っ込まざるを得ない空気になるので、ミリオタにとってはある種究極の同調圧力と言えなくもないですね。




うどんなどフード類も販売されており、ゲームの合間にちょっと腹ごしらえ、なんてことができるのもリベフェスの魅力。




チキンカレーライス ～フランクフルトと福神漬けを添えて～
最高にゴキゲンな昼食ですねこれ！

■変わり種装備・エアガン

人気のスマホゲーム「ドールズフロントライン」のキャラクター、UMP45のコスプレ！
ちなみに僕もドルフロプレイしてますが、45姉さんは僕の部隊ではエースです。




ライオンっぽい人。マスクと爪はどうも手作りのようです。
シンプルなシルエットながら爪やマスク、写真のペンダントなどで個性を主張しています。かっこいい！




エスニック系の服で全身を固めた、その名も「エスニックタクティカル」装備！
立ち姿もどことなくエスニックです。エスニックの意味知りませんけど。




服装だけでなく銃もエスニック！




FABARM STF-12にエスニック柄のマスキングテープを巻いているそうです。




二人並んでさらにエスニック！
カバーの仕方もエスニック！
兎にも角にもエスニック！




MP5のペイントにめちゃくちゃ気合が入っています。全部手書きだとか……。あたまおかしい




エスニックタクティカル装備、実は見た目がかっこいいだけでなく、意外と岩肌や土の色とマッチして見えにくいという効果がありました。軽くて動きやすいしおすすめ！ とは装備者の談。




マルチカムブラックやスカルバラクラバといった正統派タクティカル装備！ ベストの小物の配置もおしゃれ！
なんやかんやで僕はこういうタクティカル系が一番好きかもしれません。


 

名前も知らないこの日はじめて出会った人なのですが、「俺はガルパンおじさんだ。アンツィオ高校が一番スキだ。お前はどうだ？」と背中で語りかけてくる系の漢でした。一緒にドゥーチェコールをすればもはや言葉は不要。彼は僕の同志です。




なんか急に「俺も撮れ」って絡んできたのでとりあえず載せときます。

■豪華協賛品もあるよ！やったね！

シューティングレンジではG&Gの電子ターゲット「MET」を使ったスピードシューティングチャレンジが行われていたのですが……。




そこで最速タイムを叩き出した人にはなんとG&Gから電動ガン（ARP9）がプレゼントされるという太っ腹ぶり！




それ以外にも、景品争奪じゃんけん大会では各協賛企業・ショップからグッズやら電動ガン本体やらがバンバン出てくる出てくる！ え！？ なに！？ やたら羽振りよくない！？
まあ、僕はこの手の景品はほとんど当たったことがない（よくてグッズくらいで、本命や1等などは夢のまた夢……）ので、諦め半分、期待半分でテキトーにじゃんけんしてたのですが……



……




やったーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
当たったーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
人生で初めてこの手の景品当てたったーーーーーーーーー！！！！！！！
よっしゃーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！




「お前のそんな笑顔初めて見たわ」と知り合い全員に言われた筆者の図を御覧ください。




当たったのはG&G CM16 SRS
通常のCM16とは少し違い、レシーバーのツートンカラー化、ワイヤーストックへの換装など、主催ショップであるリベレーター独自のカスタムが施されているオリジナルモデルとなっています。
結構良いお値段しそうですが転売しようものならすぐバレるやつですね！ やめとこ！

この日の帰り道の夕日はいつもより何倍も綺麗に見えました。
 

■まとめ

個人エントリーのみの受付、チームやセイフティの席もランダム、という異色のシステムで開催されたリベフェス。最初は初対面の人と上手く話せるか緊張しました。が、蓋を開けてみると、同じ趣味を共有する人間だという前提があるからか意外と気さくに話せますし、その場の即席チームでの連携もそこそこでき（まあ全滅したんですけど）ました。
和やかに交流しつつ撃ち合いを楽しむという、サバゲー本来の楽しみ方とも言える遊びができたように思います。
あとですね、最後のじゃんけん大会で電動ガンが当たったので参加費が実質無料どころかお釣りがくるレベルで得したのでもう言うことないです。最高のイベントです。週一回くらい開催しようぜこれ！！！！