関西イベントレポート第3弾 ゆるっとスーツサバ「紳士淑女のサバゲー」参加レポ

どうもみなさんこんにちは。スーツを着ると無駄に重役感が出てしまい、実際の仕事能力と見た目が釣り合っていないせいで色々損をするマロダルマです。
今回は関西イベントレポート第3弾、11月17日に奈良のラグーンシティ（http://www.laggooncity.jp/）にて行われた、スーツがドレスコードのイベント「紳士淑女のサバゲー」の様子をお届けします。

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紳士淑女のサバゲーのドレスコードは
・カッターシャツ（ワイシャツ）着用
・スラックスorタイトスカート着用

の2点のみ。スーツサバゲーの一巻ではありますが、カッターシャツとスラックスならユニクロなどで安く手に入りますし、ドレスコードは緩めといえるでしょう。制限緩めのドレスコードだと気楽に参加できますし、ネタの幅も広がる点が良いですね！




主催はマフィア風スタイルが印象的なドン・ナガマサさん（@naga619masa）を始めとした4人。全員顔面がヤバイ（マスク的な意味で）のはご愛嬌です。たぶん。

参加者は70人ほど。スーツサバの参加者というと、大抵はマフィアや刑事風、最近だとジョン・ウィックコスの人が多いですが、この日はちょっと（だいぶ）変化球な衣装の参加者もちらほら。




主催のドン・ナガマサさんもそうですが、それ以外にも結構いたドクロマスク勢。スーツにドクロってかなり似合うもので、悪の黒幕といった雰囲気がエモくて好きです。




ちなみに僕（写真右のデブ）の格好はこんな感じ。
前日、イケてる渋めの紳士を目指してがんばってコーディネートして、意気揚々と鏡を見る僕。そこにいたのは普通のサラリーマンでした。つらい。
ついでとばかりに普段仕事で使っているビジネスバッグも持ち込んでゲームしていたのですが、フィールドインの様子を「出勤」、ヒットされて出ていく姿は「退勤」と言われました。紳士を目指していたはずが社畜になってますね。つらい。




僕以外にも紳士とか淑女とか明後日の彼方に投げ捨てた人はいるものです。
この二人はまさかの喪服で参戦。偲ぶ相手は鶏。●ン●ッキーのバーレルはアレですかね、故人（故鳥？）を入れる骨壷ですかね……
写真には写っていませんが、いかにもお通夜でもらいそうな白い紙袋も持参していました。用意周到すぎるわ！

ねえ、なんでバーレルに揚げたてのフライドチキンが入ってるの？
もしかして火葬終わったの？ 火葬っていうか揚げてるよね？ え？ 食うの？

……もう、この二人がベストドレッサーでいいと思う。




こっちの蝶ネクタイが胡散臭い人は「訪問販売員」だそうです。トランクケースの中には洗剤の他にリボルバーも入っていましたが、それで各家庭を回って押し売りするんですかね……帰って……

マジでトランクケース抱えたまま戦ってました。




普通にかっこよくキメたスーツの人もちゃんといます。よかった……スーツサバゲーって言われたら普通はこういうのだよね……




黒いスーツにアサルトライフル、そして肩から下げたボストンバッグ、とくれば映画「ヒート」の強盗団でしょう！
ジャケットの下に着込んだソフトボディーアーマーから漂う「プロの犯罪者」感が好き！！

ヒート (字幕版)




鋭い目線をキメてくれたジョン・ウィックコスの方。ヒゲもヘアセットもばっちり劇中のキアヌ・リーブスに寄せており、再現度が高くて格好いいのなんの！
映画でジョン・ウィックが使用しているのはH&K P30Lですが、写真のワルサーP99も似合いますねぇ……




スーツにプレキャリ、実は似合うんです。
3Mの防塵マスクが「清掃員（意味深）」といったアングラな雰囲気を醸し出しておりクール！




スーツサバとくればやはりゲーム「PAYDAY」のコスも似合いますね！ 給料日ですよ！ おかねちょうだい！
PAYDAYのような犯罪をテーマにした作品でよく使われるからか、ピエロマスクには凶悪なイメージがあります。




紺のスーツがよく似合うオニオオハシ頭の人。山高帽があざと……じゃなくてチャーミングです。




ゲーム「ペルソナ5」から怪盗“ジョーカー”と“ノワール”も紳士淑女のサバゲーに参戦！ スーツサバに怪盗キャラっていうのもいいですね！
ペルソナ5ずっと積んでてごめん！ 僕は佐倉双葉ちゃんが推しです！




ここからは、イベントサバゲーの醍醐味のひとつ、参加者が持ち込む様々な変わり種エアガンを紹介していきましょう。
スーツによく似合うからか、ガバメント系を持ち込んでいる参加者がけっこう多く見られました。




スーツケースに仕込まれたグロック。このままの状態で実際に撃てるのだそう！
3Dプリンターで自作した部品を使い、カバンの持ち手に着いたレバーが連動してトリガーを引く仕組みになっています。




この日はセミオート戦オンリーだったのでLMGは使用できなかったのですが、撮影用に持ち込んでいる人もいました。




えっ！？ NERF！？

……とびっくりして話を聞いてみると、NERFの外装に電動ガンを仕込んであるそうです。こいつぁすげえぞ……まさかNERFを持ってサバゲーフィールドで戦う人がいるとは思わなかったぞ……




ゲーム内容は殲滅戦やスパイ戦などの他、仲間を裏切って敵チームに寝返ることができる「ファミリー戦」という変則ゲームも行われました。




このダッシュしてる写真めっちゃ好きなので脈絡無いですけど記事に使います。



お互い紳士淑女らしくマナーを守ってほのぼのと楽しめましたが、ファミリー戦で僕のいるチームから大量の離反者が出たときは「もうこいつら先に撃っちまった方が早いんじゃないかな？」と紳士の心を忘れかけそうになりました。もうちょっとこうさ、ファミリーの絆とかさ、あるじゃん？




シカゴ・タイプライターとマフィアスタイルは王道ですね！ 禁酒法時代のマフィアスタイルの渋さはやはり良いものです。




スパイ戦の開始前、主催者がスパイを指名するシーンなのですが、これだけスーツの人間がずらっと並ぶのは壮観！
しかし、朝のラッシュ時間帯の駅のホームを思い起こさせて若干つらい気持ちになったりもしました。




「はーいみんな目をつぶってくださーい。この中に一人敵ファミリーに情報流していた裏切り者がいまーす。心当たりのある人は正直に手をあげてー。ボス怒らないからー」




闇オークションで危ない商品競り落としてるようにしか見えませんが、実際は高台から観戦しているただのサバゲーマーです。




ゲーム中に突然「おい！！！！！！ お前！！！！！ .45教に入信しろ！！！！！！！ .45口径を讃えろ！！！！！！！！」
と迫る主催者の一人、.45口径教を布教する司祭のステさん（@Sutesan_m1911）。こわ……ちかよらんとこ……




めちゃくちゃモダンなスーツの人もいました。銃も服装もハンティングを嗜む英国紳士といった感じですっげえエモい……すき……
ただし狩るのはキツネじゃなくてエアガン抱えたおっさんだ！！！！！！！

まとめ

全体的に和やかな雰囲気だった「紳士淑女のサバゲー」
普段しないような格好・シチュエーションでゲームを楽しみつつ、周囲の人とも交流できる良いイベントだったと思います。
また、今までは「スーツサバゲー」と聞くと、アクション映画の影響かマフィアやLE、ヤ●ザといった厳つい雰囲気の服装ばかり想像していましたが、参加者に変な格好の人が多かったせいかソレ以外にも色々バリエーションがあるのだと気づくことができました。
喪服はかなりインパクトが強いですし、普通のサラリーマンの格好をしてスマホいじりながら突っ立っててもけっこうウケます。（すぐに流れ弾でやられますが……）
そして、やはり普段のサバゲーとは違った格好で遊ぶわけですから、自分の服装に沿ったロールプレイや茶番を参加者同士で演じるのもまた楽しみの一つです。サラリーマンの格好をして、「てめえから頂戴するのは名刺じゃねえ！！ 命だ！！！」とか叫びながら銃撃戦、してみたくないですか？
主催のドン・ナガマサさんも次回開催に意欲的だった「紳士淑女のサバゲー」。次はもっとロールプレイにもこだわって参戦しようと思います！

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