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2017/08/11

Sassow

【光学機器レビュー】サイトロンジャパン TR-X 3-9×40MD

コーヒーはブラック派、Sassowです。

今回は光学機器のレビューなんですが、先日お話させて頂いた「東京マルイ M40A5」のようなスナイパーライフルにピッタリオススメのスコープ「サイトロンジャパン TR-X 3-9×40MD」について。

サイトロンはハンティング用ライフルスコープメーカーとして立ち上がって以降、品質の高さが評価され双眼鏡から軍用まで様々な光学機器を作っているメーカーになります。
 
日本にも工場があってそれがサイトロンジャパンとして実銃、エアガン問わず多くのユーザーから支持されており、ワタシも大好きでお金さえあれば全部サイトロンにしたいくらい。お金さえあれば。

その中でもTR-Xシリーズはエアガン専用設計のサイトロンジャパンオリジナルスコープになります。
エアガン用なので実際サバゲーではとても使い勝手が良く、しかし品質は相変わらずジャパンクオリティでホントにイイ感じです。

プロフィール


全長305mm、重量440g、チューブ径1インチ(25mm)。付属品はキルフラッシュ、ラバーキャップなど。
注目頂きたいのは重量。だいたいこのくらいのスコープだと500gを越えるものが多い中で比較的軽量なんです。ここがエアガン専用設計で使い勝手の良さに繋がっている大きなポイントだと思います。

特にスナイパーライフルなどは本体重量が既に重いので少しでも軽量なスコープを選ぶことをオススメします。重量計が4kg越えてくるとサバゲーに苦行の様相が出てまいりますので。
 
 

倍率は3~9倍。調整は接眼レンズ側のダイヤルで行います。クリック感はなくスムーズに回るタイプ。
実際にサバゲーで使う倍率は4倍がメインで、9倍なんかはブレブレで思うように狙えないので偵察程度の使用に限られるかもしれません。
 
 

ウィンテージ(左右)、エレベーション(上下)の調整用タクティカルノブ。1クリック0.25MOAとなってます。
「100Y先の1inch=1MOA」という単位でメートル換算すると「約91m先の25mm=*1MOA」ということになり、このスコープでは1クリックごとに91m先だと6.25mm動きますよということになります。

このタクティカルノブ、工具不要でキャップなどもなく素早い調整が可能なのもいいところ。工具不要の楽さは一度経験したらもう忘れられない夏の思い出になります。
またダイヤルはクリックごとに「カチッ」と音がするので調整しやすいと思います。

*MOA(ミニット・オブ・アングル)
MOAは精密射撃時に使用する角度の単位。360°を360で割った1°をさらに60で割ったものが1MOA。1MOAは100ヤードで1インチ調整することが出来ます。センチメートル法に直すと1MOAは100mで27.8㎜調整できることになります。

レンズ・レティクル


対物レンズは40mm径、接眼レンズは35mm径でどちらもクリアのマルチコーティング。
接眼レンズのアイレリーフは100mm/78mmとレンズに関しては一般的なものとなります。
 
 

レティクル(照準)はMIL-DOTタイプと呼ばれるもの。中央にドットがありそこでターゲットとの距離を測るのに使います。発光機能などはなくシンプルですが、サバゲーにはこのシンプルさが丁度いいのではないでしょうか。

また、この2枚の画像はキルフラッシュ(ハニカムフィルター)有り無しの画像ですが、キルフラッシュ有りでも暗くなることはありません。

被弾時のレンズ保護のためにも付属のキルフラッシュは付けておくことをオススメします。

ちょっとお高いけどホントにオススメ

ということで色々ご紹介してみましたが魅力が伝わりますでしょうか?スコープ歴はそんなに長くないワタシですが、悪い点がないんじゃないかしらというくらい素敵なスコープです。
 
定価17,500円(税抜)とエアガンが1本買えてしまう金額なので購入には結構勇気と気合が必要ですが、モノがいいのは間違いございません。

ワタシは水平器付きのリングマウント「ANS ローマウントリング」でM40A5に取り付けております。

水平器の効果がどこまでかは分かりませんがゼロイン調整時には役立つと思われます。
 
 

TR-X 3-9×40MDを取り付けたワタシのM40A5の外観はこんな感じ。
スコープが付くだけでシンプルでデキる感に溢れるスナイパーライフルに仕上がります。
更にサイトロンスコープということで「サイトロン使ってますので」的な意識高い系サバゲーマーにもなれます。

M40A5に限ったことではありませんが、精度の高いスナイパーライフルを使いこなすのであればやはり精度の高いスコープは必須。エアガン専用、メイドインジャパンの文字に浮かれてサイトロンジャパンの光学機器を取り入れてみるのも一考ではないでしょうか。

Sassow

性別:オス、生息地:九州。生態:予備知識ゼロで初めてサバイバルゲームをやって以降、サバゲー参戦だけでなくエアガンカスタム、ブログ、サバゲー動画などのハマりっぷりをみせる。
「今夜、あの娘を撃ち抜くために。」などというフザけたタイトルのブログを割りと真面目に運営。モットー:サバゲーはみんなでヤるもんだ。

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