- コラム
MOLLEシステムを楽しむ(エンドケイプ)
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エンドケイプ
すごいー! たーのしー!
2016/12/16
marodaruma
古今東西のあらゆる銃がエアガン化され販売されている昨今ですが、アサルトライフルを使うサバゲーマーさんは多いと思います。特にM4系列に代表されるカービンライフルは射程・取り回しのバランスが取れているため、筆者もメインアームとしてよく使っています。
そんなライフルマンの方、特に初心者におすすめな装備が「チェストリグ」。今回はチェストリグについて紹介します。
弾倉や無線機などの個人用の携行品を運ぶための装備で、胸もしくは腹部分に前掛けのようにポーチ類の取り付けパネルがあることが特徴です。
「ボディーアーマー」や「プレートキャリア」と呼ばれる防弾プレート入りの戦闘用ベストと比べて、体に占める面積が少なくコンパクトにまとまっていることが特徴です。
チェストリグならあまり重くなく動きやすいですし、装着するポーチによりますが携行できるマガジン数も多め。値段はレプリカならば5000~1万円弱と手ごろです。
そんなチェストリグの中でも筆者お気に入りのものを1つご紹介しようと思います。
中国に本拠地を置く装備品メーカー「FLYYE INDUSTRIES」製のベストで、通販にて1万円ほどで購入しました。
FLYYEはレプリカ装備を多く取り扱っており、これもEagle社RRVのレプリカです
ベストと名前がついていますが後述の特徴のおかげでチェストリグ的な要素が強く、FLYYEのサイトにあるカタログでも「チェストリグ」の項目に分けられています。
RRVは米海兵隊やSEALs、その他の国の特殊部隊が使用しているベストで、実際にSEALs隊員が装備しています。映画「ローン・サバイバー」でも登場人物のSEALs隊員が身に付けているのを確認できます。
また、麻薬カルテルの取り締まりにあたっているDEA(米麻薬取締局)のオペレーターなど、一部法執行機関でも使用されているようです。
このベストの一番の特徴、それは胸部分のチェストパネルを折りたたんで裏の網目ポケットに収納するとチェストリグとして使用することができる点です。
パネルを展開した状態だと裏に防弾プレートを仕込むことができるので、プレートキャリアのようにもなります。
背中はがら空きですが、物足りない場合はハイドレーションパックやリアプレートキャリアを後から取り付けることもできます。私のものは同じくFLLYE製のハイドレーションパックを装着しています。
重装備が好きなので、ハイドレーションパック以外にもダミープレートを仕込み、3連マグポーチで6本ほどマガジンを持ち歩いています
メディックポーチやラジオポーチなども付け足して、ゆくゆくはもっとマシマシなベストに仕立て上げたいですね。
生地は軍用装備品ではおなじみのコーデュラナイロン。各部の縫い付けもしっかりしており、レプリカとは思えないほど丈夫です。その分値段も少しお高めでしたが、サバゲ用途であればかなり長持ちするのでコストパフォーマンスは良いかと思います。MOLLE(※)面積が広く拡張性が高いこともうれしい点ですね。
Modular Lightweight Load-carrying Equipmentの略で、ポーチ類を簡易に着脱可能にする装備品取り付けシステムのことです。
MOLLEに対応した戦闘用ベストやバックパックには、幅1インチの「PALS(パルス)ウェビング」と呼ばれるナイロン製テープが、上下1インチの間隔で何列も縫い付けられており、それにポーチ類を引っかけるように固定します。
MOLLEに対応したポーチならなんでも簡単に着脱できるため、個人の使い勝手に合わせて自由にポーチの位置変更や増減が可能となっています。
総評として、値段と質のバランスが取れており、初心者だけでなく玄人のゲーマーさんにも扱いやすい装備だと思います。
私個人としては、これを着て最近流行りのLE(法執行機関)装備に挑戦してみたいですね!
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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