初心者でもできる！ サバゲー後のメンテナンス！ ～電動ガン編～

実はエアガンは精密機械だってご存知でしたか？
サバイバルゲームをプレイしているだけでも、知らず知らずのうちにエアガンを酷使しているかも！

特に泥などの飛沫や砂塵を浴びた後、適切な処置をせずに放置しておくとすぐにエアガンの性能は劣化してしまいます。

しかし、分解して清掃するにはかなりの技術が必要。下手するとメカボックスを壊してしまうかも…

そこで今回はサバイバルゲームを初心者でもできる、サバゲー後の簡単なメンテナンス方法をご紹介します。自分の銃の性能を維持させるためにも、是非チャレンジしてみてください！

装備のメンテナンス編はコチラから

ゲーム後のセミオートチェック

エアガンを長持ちさせるために一番重要といっても過言ではないのが「セミオートで一発撃つ」という動作です。

これはエアガンの発射機構が関係しています。

エアガンの動作を非常に簡単に説明するとトリガーを引くとモーターが動き、スプリングが収縮します。収縮したスプリングの反動力でピストンを動かしBB弾を発射しています。

しかし、実はセミオートとフルオートでは少し動作が変わってきます

セミオートの場合は

となっているのに対し、フルオートの場合は

このようにフルオートの場合は連射するため、発射後即座にスプリングを収縮させ次弾に備えています。

つまり、フルオート状態のままにしていると長時間スプリングが収縮したままになり、
スプリングの劣化に繋がります。

スプリングが劣化する、すなわちテンションが弱くなると当然BB弾を打ち出す力が弱くなり、
飛距離が落ちたりまっすぐ飛ばなくなったりする恐れがあります！

「フィールドを出るときやゲーム終了時はセミオートで一発撃つ」という事を習慣づけておけばセーフティーゾーンで暴発する事もありませんし、エアガン内部のスプリングのテンションを開放できるので一石二鳥です。

家に帰ったらまずはクリーニング。

エアガンの性能を維持するために一番重要なのはクリーニングです。

使用したフィールドがたとえインドアフィールドであったとしてもバレル（銃身）の内部は結構汚れています。

バレルの汚れは飛距離や弾道の安定性に直結しますので、サビがでる前に綺麗にしておきましょう。

掃除方法は購入時に付いている付属の説明書に書いてありますので、必ず一度は目を通しておいて下さい。

バッテリーは必ず抜く

意外と忘れがちなのがバッテリー。サバイバルゲームが終了したらすぐにバッテリーを抜く癖を付けましょう。
接続したままにしておくと液漏れや過放電の原因に…！！

バッテリーが過放電という状態になってしまうと、充電することすらできなくなってしまいます。

また、エアガンに使用するバッテリーはニッカド(Ni-Cd)、ニッケル(Ni-MH)、リポ(Li-po)など様々あり、充電の仕方から放電の必要性まで取り扱い方法が全然違います。

バッテリーはデリケート。“自分が何というバッテリーを使っているのか”、“適切な使い方”の2点は常に把握しておくようにしましょう。

マガジンも忘れずに掃除する

クリーニングはエアガン本体だけではいけません！意外と給弾口から砂やホコリが入っているものです。
マガジン内部にホコリやゴミが溜まっていると、BB弾が給弾されるときに一緒にエアガンの内部まで送り込まれてしまいます。

マガジンもエアガン同様に綺麗にしておきましょう。

ネジを締め直す

電動ガン、特に次世代電動ガンで意外と多いのがネジ類の脱落です。

次世代電動ガンの特徴は何と言っても射撃時のリコイル（反動）ですが、射撃時の振動でネジが緩んでいくことがあります。

気がついたらネジが脱落して穴がぽっかり空いている何てことも

分解はハードルが高いですが、緩んだネジを締めるのは簡単です。
毎回は必要ありませんがたまにはネジの緩みを確認してみてください。ただし、力の込めすぎは破損に繋がるのでほどほどの力で締め直すようにしましょう。

あと、ネジによってはモーターの位置を調整するネジ（大抵の場合はピストルグリップの底）である場合もありますので全てを閉めればいいというわけではありませんので注意してください。

まとめ

エアガンの知識がなくとも以外と行えるメンテナンスはたくさんあります。

特に最初にご紹介した「セミオートで一発撃っておく」などはかなり重要ですので必ず実践するようにして下さい。

小さい事の積み重ねがエアガンの寿命と性能を延ばします。
サバイバルゲームが終わった後はエアガンのメンテナンスを欠かさないようにして下さいね！

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