【勝手にサバゲー論】サバゲー界隈の情報はサバゲーマーが担ってます

Sassowです。

幸いワタシの場合、口論にまで発展するような荒れたサバゲーには未だ出会っていません。実は各SNSで言われているほどサバゲー界隈は荒れていないor平和になったのか、九州サバゲーの雰囲気なのか、それともたまたま運がいいだけなのか。

大荒れのサバゲーについてはSNSで大きく取り上げられて、それがサバゲー全体の雰囲気のように見えてしまっているだけなのではないかと思っています。
なので、実際のサバゲー界隈は、初心者の人が億劫になるほど閉ざされた世界ではないと思うんですが、既に中にいる人間ですので客観的に捉えられているかはやや不安なところ。

1つの情報の危うさ

例えば災害時の情報発信、情報入手を思い出してみると、メディアが立ち入れない場所や時間においてのそれは昨今ではSNSの影響力はかなり大きいと思われます。
断水や物資不足の際には「◯◯で販売されていました！」「◯◯で配っています」など、被災者とって命に関わる情報が発信されたと聞きます。

しかし一方で動物園から猛獣が脱走してみたり、窃盗団がいるとかいないとか、受け入れ場所ではないのに物資受け入れをしている店舗と取り上げられたりとデマが流され、多くの混乱を招く事態も散見されるという点も情報不足時のSNSの側面。

……いや、サバゲーと全然関係ないじゃん！ とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
が、現在のサバゲーの情報発信量やこの界隈のまだまだ認知度の低い現状を考えると、一個人であっても何らかサバゲーに関する情報を発信したときの影響力は割と強いとワタシは思っています。

つまり「何だかよくわからない状況」を「1つの情報だけでそれが全てのように感じられる」ということ。そしてその情報の精度は全て正確とは言い切れないのがサバゲー界隈でも言えるのではないでしょうか。
 

サバゲーはまだマイナーな世界

確かに以前と比べるとサバゲーというキーワードはメジャーになってきているとのことですが、例えばスポーツのように全国大会もなければ、フィールドによってルールも雰囲気も微妙に異なり、フィールド間の繋がりは全国規模であるとは言い難い……とまだまだ風通しのいいオープンな遊びではないのがサバイバルゲームの実情だと思います。

サバゲーをやっている立場からすると敷居が高い訳でもないし、何か怯えながらフィールドに行く必要も全くないとワタシは言い切れますがしかし、未経験者や不慣れな初心者にとっても同様かは疑問。

例えばたまにSNS上で見られる「◯◯勢vs◯◯勢」というような議論の他、「装備指摘おじさん」「〇〇という技術や装備は認めない派」「サバゲーは衰退した論者」「戦争ごっこなんて不謹慎だわ論者」など、サバゲーに関する色々ネガティブな意見が多数見受けられ、そしてSNS上で荒れてみたり水掛け論が展開されたり。
未経験者の方がこのような情報を目にしたら、サバゲー界隈はもはや狂気の世界に見えてしまうという可能性もあるかもしれません。

サバゲー界隈の発展はサバゲーマーから

今回、ワタシが何を思っているかという結論は「サバゲー界隈をよりオープンで開かれたものにしたい」「未経験者に受け入れられやすいものにしたい」ということ。

そもそも、サバゲーは色々なスタイルがあります。各々の楽しみ方があります。

それがサバゲーならではの良さだとワタシは思っていますし、そうして様々な層から支持されて昨今のサバゲー界隈が成り立ちつつあると思います。ですので自分と違うスタイルを受け入れないというのはまだ未熟なサバゲー界隈の発展を妨げることになっちゃいます。
せっかく未熟なサバゲー界隈なのに勝手にボーダーを引いて狭い世界にしちゃ勿体無いじゃないですか。

是非サバゲーマーの皆様、どうか色々なスタイルがあるサバゲー界隈を認めて頂きたいんです。
そしてもし、このサバゲーという遊びがどうしようもなく好きだと思っていらっしゃるなら、不確かな情報は減らしつつ、色々な方に受け入れられる情報を増やして欲しいんです。
何かに対するネガティブな意見を大多数の意見のような文言にしてしまうと、あたかもそれがサバゲー界隈の総意のように取られかねません。

このサバゲーという遊び、結局現状はまずサバゲーマーがその行く末を左右すると感じています。
サバゲー界隈が発展するか衰退するか、すべてはアナタ次第かもしれません。