- コラム
「#サバゲー初心者を導け」④ サバゲーマナーは「HITコール」から
2018/04/3
Sassow
すごいー! たーのしー!
2018/03/27
Sassow
Sassowです。
願わくばこの記事を御覧頂いている方は「サバゲーやりたいんだなぁ……でも、よく分からないからなんか億劫なんだなぁ……」という思いを抱きつつ、白いタンクトップでおにぎり片手に黄昏れているような方であることを祈りつつ、原稿を作っております。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。
指くわえて見てるんならば、いっそ思い切ってサバゲーやってみてください。サバゲー界隈にどっぷりコースのワタシからすれば、サバゲー見てる人生はサバゲーやってる人生に比べて損損、です。
なので、せめて御覧頂いているサバゲー未経験、またはサバゲー歴の浅いアナタがワタシと一緒にサバゲー界隈にどっぷりハマって頂くべく、今回はサバゲーマナーで最も基礎で大事で難しい「HITコール」「HITアピール」についてを記事にします。
ホントはこの記事だけでHITに関する全てをお伝え出来ればよいのですが、まずは「HITコール」「HITアピール」が何故記事にするほど大事なのか、をまとめてみますので是非サバゲー界隈に飛び込むその前にご覧頂けるとワタシ、とっても嬉しいです。
忘れてはいけないのがサバゲーを成り立たせる上で最も大事なHIT、これは自己申告だということ。
HITとは発射されたBB弾に被弾することを言い、相手から撃たれた弾が当たった場合にはHITを申告するために「HITコール」「HITアピール」を行います。
単純にBB弾が当たったら「HITコール」は大声で「ヒットー!!」と言うだけ、「HITアピール」は銃や手を上に上げたり振ったりする行為で、BB弾が当たったことを相手や周りに伝える意味があります。
フィールドのルール次第ですが壁等に跳ね返って当たった場合(跳弾)もHITになることもありますし、仲間から撃たれた場合や自分のカラダ以外のエアガンに当てられた場合でもHITになったりします。
一般的にサバゲーでは被弾したからといってBB弾が当たっても衣類に色が付くわけでもないし、何かしらの音が鳴ることもない、監視カメラが判定する訳でもないので、HITは当たった本人にしか分かりません。撃った相手だって狙って撃ってるけど必ず当てたという確証はないんです。
なので、HITは自己申告、当たったことを自ら認めることになります。
BB弾を当てるということを目指してエアガンを撃つのがサバゲーの最も基本で重要な目的なので、この自己申告の「HITコール」「HITアピール」をないがしろにしちゃうともうサバゲー自体が成り立たない、というのは何となくお解りいただけますでしょうか。
サバゲーを成り立たせる意味でHIT判定は自分に厳しくないといけないとワタシは思っております。
具体的には「痛くなかったけど当たった音がした気がする」「もしかすると枯れ葉が落ちただけかもしれないけど撃たれたかもしれない」などなど、正直自分でもホントに撃たれて当たったのか分からないときって多々出てきます。
疑わしきはHIT。疑わしきは発射人の利益に。
自分にしか分からないことなんです。サバゲーを潤滑に成り立たせる、サバゲーをより楽しくするには「あれ?」とちょっとでも思ったらHITコールをやってください。
逆に、相手に当てたつもりでも相手がHITコールをしない場合もあります。
「あれ? 当てたのに何でよ?」と思ってもそれを相手に文句言っちゃいけません。もしかすると見えてないだけで微妙に弾道がズレてたかもしれませんし、もしかすると手前の障害物に阻まれたかもしれません。
分からないんですから、相手へのHIT判定は甘くしているとやっぱりサバゲーが潤滑に成り立ちます。
HIT判定は自己申告です。撃たれた本人以外は分からない、と思ってサバゲーに臨んでください。
ついついヒートアップしがちなサバゲーですが、文句と喧嘩はご法度。
HIT判定が微妙だったり自分でもHITに気付かないこともあるかもしれません。なのに自分が撃ったときだけやたらに主張したり、あの人はおかしいと言ったりしちゃダメですし、サバゲーが面白くなくなりますもの。
人の判定なんて結構曖昧なんです。だからこそ自分のHIT判定はちょっと厳しめに、相手のHIT判定はちょっと甘めにしておくとより楽しいサバゲーになるし、末永くサバゲーを楽しめると思います。
一般的に弾が当たってもHITを申告しないことを「ゾンビ行為」と呼びます。
個人的にこのゾンビ行為は当たって意図してHIT申告しない場合より、当たっているけど気付かずにHIT申告しない場合が圧倒的に多いと思ってます。むしろ信じてます。
まず、意図してゾンビ行為はヤッちゃダメ。サバゲーが成り立ちません。それはもうサバゲー界隈には不要な方ですのでご退出願いたいんですけども。
ただ、前述の通り、もしかすると当たっていてもそこが銃身の先だったり、硬いプレートキャリアで気付かないことも起こりえます。
だったら気付かせてあげたらイイじゃないの、とワタシは思うんです。だから当てたつもりでも相手がHITを申告しないならワタシは基本的に撃つのをやめません。今まで撃たれ過ぎたとお思いの方がいらっしゃったら大変にゴメンなさい。
当然意図してゾンビ行為をヤッちゃダメなんですが、それは当たり前として更に、HITを気付かせられるサバゲーマーになって頂きたいというのが、ワタシの初心者さんやこれからサバゲーを始める方への希望です。もちろん初サバゲーでいきなりそうしないとダメということではなくって、ゆくゆくそう出来るようになってくれたら、ということです。
当てる方も当てられる方もしっかりHITを申告するのは最低条件ですが、その上でNO MOREゾンビ、ゾンビ行為をしない&させないことをサバゲー経験ゼロから覚えておくときっと素敵なサバゲーライフを楽しめるんじゃないかしら。
サバゲーに於いてのHITの意味というテーマで、このHITの申告がサバゲーをどれほど潤滑に楽しいものにするかを左右しているという感じで綴ってみました。
ワタシの勝手な解釈や気持ちの部分もいっぱい入っているのでもしかすると他のサバゲー先輩方とは違う意見もあるかもしれません。
結局、サバゲーは自己申告で成り立つオトナの、紳士のお戯れでございます。
お戯れ……こんなに非現実的な世界観に思い思いのスタンスで浸れて、そしてまだまだ市民権を得たというには言い過ぎだけど楽しくも注目されている遊びです。
なので、このサバゲー界隈は皆様の新規参入を心よりお待ちしております。
サバゲーマーの皆様はサバゲー新人に楽しいと思えるサバゲー界隈作りを、サバゲー新人の方はサバゲー先輩の築いた楽しいサバゲー界隈をより楽しくするために、今一度この「HIT」についてその意味を噛み締めてみるのもいいんじゃないかしらと思っております。無論、ワタシも含めてです。
プロフィール:初サバゲー以降、どっぷりコースの九州在住サバゲーマー。エアガンや装備のカスタム、動画投稿、サバゲー関連ブログにて「楽しさ」「独自性」「サバゲーはみんなでヤるもんだ」を追求中。
ブログ「今夜、あの娘を撃ち抜くために。 by Sassow」やってます。
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