- コラム
折りたためるGlock 19!? Glock 19が遂にスマホサイズで登場!
2017/10/12
Gunfire
すごいー! たーのしー!
2018/01/21
Gunfire
今回紹介するのはちょっと変わったハンドガン、その名も「Ideal conceal」。
以前にハンドガンを折り畳んでスマートフォンサイズになるという「Full Conceal M3」というハンドガンについて紹介させていただきました。
関連記事:折りたためるGlock 19!? Glock 19が遂にスマホサイズで登場!
そして、今度は大きさだけではなく外見すらスマートフォンそのものというハンドガンが登場しました。
アイディア自体は2016年の初頭に発表されていたのですが、遂にアメリカにて発売が開始されたようです。
それでは早速紹介していきたいとおもいます。
どこからどうみてもスマートフォンにしか見えないIdeal conceal。カメラレンズも付いていて外見はハードカバーを付けた少々大きめのスマートフォンにしか見えません。しかし、本体部分をスライドさせると中からトリガーが姿を現し、スライドした部分がグリップとなってお馴染みのハンドガンの形になるのです。
そして、本来はイヤホンジャックがある位置に開けられた大きな二つの穴。
この穴こそがIdeal concealの銃口なのです。
実はこのIdeal concealは仕組みとしては超小型ハンドガンであるデリンジャーと非常によく似ており、二つのバレルを装備した2連の単発銃となっています。弾薬はマガジンでは無く、元折れ式上下二連銃のようにバレル部を持ち上げることで2発の弾丸を詰めることができます。
ちなみに、このIdeal concealが撃ちだす弾丸は「.380ACP弾」。有名なところではワルサーPPKやSIG SAUERのP203などで使用されている中型のハンドガン用弾丸で、ハンドガンとしてもそこそこの威力を持っている弾丸です。
2発の単発式と聞くと少々心もとないかもしれませんが、護身用としては十分な威力を持つハンドガンに仕上がっているようですね。
このハンドガン見て「画期的だ」と感じられる方もいれば「銃を隠し持てるから危険なのでは」と思う方もおられるのではないでしょうか。
実際のところIdeal concealを発売しているアメリカでも賛否両論の声が挙がっているようです。
賛成者の声としては「他者に威圧感を与えること無く銃を携帯できる」「スーツやドレスを着用しているときにも携帯できる」といった意見がある一方で、反対者の意見としては「ボディーチェックをすり抜けてしまう」「子供がスマートフォンと勘違いして触れてしまう」といった意見が出ているようです。
ただ、Ideal Conceal社の社長は
「他の銃でもボディーチェックをすり抜ける方法はある。」
「どの銃であっても管理は必要であり、そもそも子供が銃に触れさせてしまうような人物は銃を所持するべきではない。」
と強気のコメントをしています。
全米ライフル協会の「Guns don’t kill people, people kill people.(銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ)」という名言に通じるものを感じますが、Ideal Concealの登場により人知れず銃を携帯する人も増えるかもしれませんね。
また、銃を隠して携帯するコンシールキャリーの法律については『全米ライフル協会がファッションショー!? 銃をおしゃれに持ち歩く時代に!?』という記事でまとめていますので、よかったらそちらも併せて読んでいただけると幸いです。
いかがでしたでしょうか。銃を隠して携帯するべきなのか、それとも銃を見せて携帯するべきなのか、はたまた銃を携帯するべきではないのか。その答えは人の数だけあるのではないでしょうか。
実際のところ、アメリカで銃を携帯することが許可されている以上、この問題に対して答えは出ることは無いでしょう。
ただ、入国審査やボディーチェックが必要な場面において、ガードマンたちの業務量が増える事は間違いなさそうですね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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