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2018/01/12

marodaruma

気軽さがウリ! NERFサバゲーに参加してみた!

あけましておめでとうございます。大晦日にボードゲーム「カタン」で他プレイヤーへの妨害プレイばかりしていたら年が明けており、そのあとはサバゲ仲間と共に下ネタを連呼しながらガンプラ買いに行ったマロダルマです。
皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。僕のようなクソみたいな年末年始でなかったことを切に願う次第です。

さて、今回は昨年末に参加した、スポンジ弾を使った玩具銃「NERF」を使ったサバゲーのレポをお届けします
サバゲーアーカイブの過去記事で、モエガミさん主催のNERFサバゲーが紹介されていましたが、僕の拠点である関西でもNERFサバをしているサバゲーマーの方がおり、お誘いを受けたので参加してみました。

関連記事:エアガンを使わないサバゲー!? Nerf fights Party!!

先に結論を言うと、すげえ楽しいですよこれ。ほんとマジで
どんどん広がってほしいので、このレポで是非たくさんの人に興味を持ってほしいところ!!!

NERFとは?


アメリカ発祥のスポンジ弾を使った子供向け玩具銃で、種類の多さと手の込んだギミックが特徴。
日本ではタカラトミーが販売元となっており、各地の玩具店などで販売されています。
子供向けではありますが子供だましではなく、規格化されたレイルを備えてそこにカスタムパーツをワンタッチで取り付けられるようになっていたり、形状や操作系統が実銃さながらだったりと、鉄砲オタクもびっくりなレベルに本格的。アメリカすげえ。
弾の初速は18禁エアソフトガンどころか10禁と比べてもかなり低く、スポンジ弾なので小さな子供が遊んでもけがをしにくい安全設計です。
一丁数万円が当たり前なエアソフトガンを買うサバゲーマーからすると、千円台から高くても数千円で買えてしまうNERFはかなりお求めやすい値段で、思わず衝動買いしてしまっても罪の意識が低く済むのが嬉しいところ。まあ、電動ガン並みの価格のNERFもあったりしますが………

フィールド

今回のフィールドは奈良県の屋外型CQBフィールド「UFガーディアン
実は以前にも別の方主催のNERFサバゲーに参加したことはあるのですが、その時は室内フィールドでした。
後述するようにNERFサバゲーはけっこう動き回るので、屋外フィールドで開催すると聞き体力が持つか心配でしたが、UFガーディアンは平地で狭すぎず広すぎず動きやすい地形であり、思っていたより快適にゲームを楽しめました。

普通のサバゲーとNERFサバゲーの違い

今回は通常のサバゲールールにのっとったゲームが主でしたが、やはりエアソフトガンとNERFでは戦い方がかなり違ってきます。
一番強く感じたのは「通常のサバゲーとは段違いに走り回らなくてはならない」こと。


NERFは弾速が遅く飛距離も短い(飛んでも20m程度)ので、距離があるとまず当たりませんし、近距離でもがんばれば回避可能。運動神経の悪い僕でも「当たらなければどうといういことはない!」と言いながら赤い彗星ごっこができます。


そのため、機動力で弾をかわしつつできる限り前進し、スキをついて敵の懐に飛び込んだり後ろに回り込むニュータイプ戦法がかなり有効です。NERF自体が軽いこともあいまってみんな走る走る! いやー!デブにはつれえ!! 楽しいけど!


地面に落ちている弾を再利用することもOK、というかNERFはどれも装弾数が少ないのでそうでもしないとすぐ弾がなくなるのですが、これもNERFならではの戦い方と言えますね。いつどこで敵に撃たれるともわからない状況の中、必死に弾拾いと再装填をするのはかなり緊張感があります。
あと、地面にかがんで弾を集める行為を何度も繰り返すのでヒザが死にます。おっさんは念入りに柔軟してから臨みましょう


通常のサバゲだと事故回避のために両者シチュエーションヒットになるような至近距離の遭遇戦でも、危険の少ないNERFなら大丈夫。むしろそこからの駆け引きが面白かったりします。ただし、くれぐれもけがや事故のない程度にな!

 
低威力とはいえ目に当たると危ないことは変わらないため、ゴーグルは必須。この日の参加者はサバゲー経験者が多かったこともあり、シューティンググラスやサバゲー用ゴーグルをつけている人がほとんどでしたが、水泳用ゴーグルや100均の安全眼鏡でも十分だと思われます。


通常の定例会には参戦できないような年齢の子供でも、NERFサバゲーなら安全に楽しめます。
むしろ的が小さくて体力があり動きも素早い子供の方が、そのへんのサバゲー経験者よりよほど強かったり……
写真の男の子は中学生で、主催者が太鼓判を押すくらいの実力者。色んな種類のNERFを扱い慣れている上に動きがめっちゃタクティカルですげえ強いのなんの……。同じチームになったことに心底感謝しましたね。
 

あと僕の5000兆倍はきちんとしたいい男だったためか、おねえさん方に人気でした。
うらやましいぞこのク(自主規制)!!!!

……彼には、一回りも年の離れた未成年に嫉妬する醜いオタクにだけはならないでほしいとマジで思います。

NERFサバゲーでの装備


被弾しても破損したり傷がつく可能性が低いので、普通のサバゲーに投入するのがためらわれるようなコスプレでも参戦可能。
プレキャリにポーチマシマシの重装備でも戦えますが、先に述べたようにかなり動き回るので体力を消耗するのは覚悟しておきましょう。


また、NERFサバゲーで使うのは弾速の遅いスポンジ弾ですから、写真の僕のような重装備だと被弾しても気づけない可能性が高いです。個人的には気を付けていたつもりですが、「実は一回背中に当てたけど気づいてなかったから、もう一回近距離で撃ちました」と言われました……ほんとすいません……
重装備でNERFサバゲーをする場合は、いつものサバゲ以上に気を使う必要がありますね。

多彩なNERF

ただでさえ個性的なラインナップのNERFですが、構造が簡単で値段が安いことがあいまってか、本体以上のコストをかけて独自カスタムや塗装を施す馬鹿な大人も普通のサバゲー以上に目立ちます。
だいぶクセがすごい。
 

意味があるのかどうかはわかりませんが、ドットサイトをつけるとすごくかっこいい。
かっこいいかどうかってのが一番大事なんだよ、わかるかボウズ


塗装するだけでも随分雰囲気が変わります。

 
大抵のNERFは手動コッキングタイプで装弾数も少なく、連射性はそこまで高くないのですが、写真のような大容量マガジンを装備したタイプや、フルオート射撃可能な電動タイプなど凶悪なものもあり、それらが投入された戦場ではかなり凶悪な弾幕が展開されることになります。


MEGA NERFという大型の弾を飛ばす特殊なNERFもあり、飛距離が他とは段違いに長いため戦略兵器的な存在感がありました。


いちばんやばかったのはこのロケット弾タイプ。威圧感がエグい。

これら凶悪なNERF達に撃たれながらバリケードの影で震えていると、「とおくまでとどいてたくさんうてるてっぽうはつよいんだなあ」と強く心に刻むことができるのでおすすめです。

弾の回収について

撃ったあとのスポンジ弾をそのまま放置するとゴミとしていつまでも残ってしまうため、ゲーム終了後は参加者総出で弾を回収する必要があるのですが、派手に撃ち合って大量にばらまかれたりすると結構手間がかかります
回収時に弾が紛失したり、泥や砂にまみれて再利用不可になる可能性を考えると、草木に紛れやすい森林系フィールドや、雨などで濡れて泥が多いフィールドでNERFサバゲーをするのは難しそう。
しかし、スポンジ弾の回収体制さえ整えてしまえば、エアソフトガンよりも安全が確保しやすい利点を活かし、普通のサバゲーなぞ到底できない体育館やグラウンドなどでもサバゲーができるということでもあります。もちろんそういう場所で遊ぶには事前の許可を得ることが必要で、それが一番大変だったりするのですが……
 

まとめ

以前のサバゲー×撮影体験会の記事でも触れたように、「サバゲーに興味はあるけど、銃のこともミリタリーのこともよくわからないし、ハードルが高くて躊躇しちゃう。エアガンも結構高いし……」という人は意外に多いと感じています。
しかし、より安全かつ気軽に本格的な射撃戦を楽しめ、本体の値段もそれほど高くないNERFであれば、そのような人にもサバゲーという遊びの楽しさを体験してもらえる良い機会となるかもしれません。まずはNERFでサバゲーという遊びを知ってもらい、あわよくばエアソフトガンにも興味を持ってもらうことができれば、沼に落ちる人がたくさん出てきて業界がもっと盛り上がる……かも……?
全国のフィールドオーナーやサバゲーマーの皆さん、より多くの人をサバゲーの道に引きずり込むために、そしてNERFを日本で死ぬほど流行らせるために、安全安心で老若男女問わず気軽に参加できる「NERFサバゲー」の企画、どうでしょう!?

marodaruma

学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。

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