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今回紹介するエアガンは中国の香港を拠点とする海外エアガンメーカー「A&K」が発売する「MASADA」について!
実際に軍隊に採用されていない割には知名度も高く、サバイバルゲームフィールドでもよく見かけるエアガンだったりします。今回はそんなMASADAの面白い経歴やA&Kが販売しているエアガンのMASADAについて紹介していきたいと思います。
それではまずは実銃のMASADAが誕生した経緯から少しご紹介していきます。
このMASADAを開発したのはサバイバルゲーマーたちにとっては今じゃすっかりおなじみのMagpul社。
元々はアメリカ軍の次世代小銃のポジションを狙って開発していたのですが、Magpul社はどちらかというと実銃メーカーというより銃器アクセサリーメーカーという位置づけが強く、生産能力にも問題があっため軍隊に採用されることもなく、実銃としても販売された経歴はありませんでした。
しかし、銃の性能や着目点は大変すばらしく、このプロトタイプだったMASADAをより進化させ完成形にしたのがAdaptive Combat Rifle(略称:ACR)というアサルトライフルです。
ちなみに完成形であるACRを開発したのはBushmaster社とよばれる会社です。その後は銃メーカーとしても一流のRemington社がライセンスを購入。
一般人にはBushmaster社が、軍隊や公的機関にはRemington社が販売するという事になりました。つまりこのMASADAはMagpul社が開発し、Bushmaster社が完成させ、Remington社がライセンスを購入して軍隊に販売という、今までに無い経歴をもつ銃だったりします。
もし、Magpul社がもっと有名で生産能力もあればMASADAが時期アメリカ軍小銃になっていたかもしれませんね。
そしてお待ちかね、A&Kが販売するMASADAのレビューに入っていきたいと思います。
実はMASADAはMagpul社のエアガン部門であるPTSからも販売されていて一時期、「Magpul社が販売するMASADAが本物、A&K社が販売するMASADAは偽物」というレッテルを張られかけていました。
しかし、A&KはPTS社から正式にライセンスを購入したため偽物騒動は収まったという経緯があります。エアガン本体ですが非常にしっかりした作りでバレル等もフルメタルで作成されており、非常に強靭かつメリハリの効いた作りになっています。
実銃のMASADAは強化樹脂を多用したつくりになっているため、A&K製のMASADAも同様のつくりに。若干おもちゃ感が否めませんが、実銃が強化樹脂で作られているため致し方ありません。
個人的には非常に気に入っている銃なのですが、あえてA&KのMASADAの問題点をあげるとすればやはり射撃性能。これはMASADAに限らず中国製のエアガンは大抵当てはまるのですが個体によって当たり外れが大きく、下手をするとメカボックスを調整しなければまともに撃てないという声も聞こえてきます。
一昔前ならば「予算があるならPTS社製MASADA、安く手に入れたいならA&K社製MASADA」と考えていたのですが、PTS社がMASADAの販売を終了したためMASADAが欲しければA&K社一択となってしまいました。
ちなみにKSC社もMASADAを販売していますが、KSC MASADAはガスブローバック仕様のため冬場は使えないというデメリットがあります。
いかがでしたか。個人的にハンドガードの部分がカッコいいと感じているMASADA。
実はこの銃は衝動買いした内の一丁だったりします。MASADAはプロトタイプで実銃は存在しない事を知らずに購入しましたがMagpul社が開発しただけあって本当に実銃として存在するかのような非常にハイセンスかつ機能美を感じさせる作りとなっています。
興味が沸いたら是非一度手に取ってみてくださいね!
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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