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国内最大のアーマー装備の祭典 ARMOR祭3に参加してきた<後編>
2018/12/7
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2018/11/30
marodaruma
みなさんどうもこんにちは。実は本体は金髪碧眼美少女で、今の肉体は変身した仮の姿であるマロダルマです。なんですか、なんでそんな可哀想なものを見る目でこっちを見るんですか。
今回は11月24日に開催されたアーマー装備のサバゲーマーが沢山集まるイベント「ARMOR祭3」に参加してきましたので、そのレポをお届けしようと思います。
サバゲーマー兼イベンターとして多数のイベントを主催している“モエガミ”さんが主催の大規模イベントサバゲー。今年で3回目を数え、参加者は250人を超えます。
主にネット上などで「アーマー装備」「SF装備」などと呼ばれている、通常のサバゲー用装備品とはまた一味違うデザインのプロテクター、ヘルメット、マスクなどを身につけたサバゲーマーを集め、互いに交流することが大きな目的となっているイベントです。
……と説明すると「ごっついプロテクターやらヘルメットやらを身に着けていないと参加しちゃダメなの?」と思ってしまいますが、実はドレスコードは特に設けられていません。
参加募集のツイプラ(https://twipla.jp/events/289266)にある[参加資格]の説明文から引用すると、以下のような記載があります。
“イベント名はいろいろな想いの上で、ARMORの記載とさせて頂いていますが、SF・アーマー系の装備の方だけの限定にはしません。モエガミの想いとしては、世紀の一瞬(希少なSF・アーマー系のソルジャーが一同に会す瞬間)をいろいろなサバゲー好きのソルジャーと分かち合いたいと考えています。MAD、現行、終末、ケモノ、アニメ、漫画、ゲーム……1日限りの祭をみんなでです。”
そう、ARMOR祭は「好きな格好で参加してよいイベント」なのです。これは僕も参加申請するまで知りませんでしたので意外でした。また、経験者が同伴すればサバゲー未経験の人も参加OK!
とはいえせっかくのお祭りですし、いつものゲームではしないような変わった格好をした方がより気分が盛り上がって楽しいんじゃないの? とも思います。なので、今回はなるべくSF感がある装備になるようにと、以前記事にしたBELL WORKSOPのタクティカルスカルマスクを着けて参戦しました。
関連記事:メタくそかっこいいハンドメイドマスク BELL WORKSHOP Tactical Skull Maskレビュー
サバゲーイベントなのでもちろんサバゲーをして遊ぶのが主なのですが、ソレ以外にもフリーマーケットや協賛ショップによるブースの出展なども行われていました。
フリーマーケットでは、有志が持ち寄った品物がずらり。
エアガン本体が格安で手に入ったりとけっこう掘り出し物も多かったように思います。
これは関西から来たサバゲーマーのSasugoさんが売っている“さすご米”。
……サバゲーフィールドで行われているはずのフリーマーケットで米が売られてるという、ほんとに意味のわかんない状況です。しかも即完売したとか。
G&Gブースでは発売予定のエアガンが置かれていたほか、シューティングレンジの一角を使ってMETタイムアタックも行われていました。
マスクや衣装のオーダーメイドを行っている大美屋工房のブースでは、世紀末風のイカしたデザインのものからちょっとフェティッシュで怪しげな雰囲気のものまで、多種多様なマスクが販売されていました。
ショットガンのカスタムを請け負う散弾工房のブースでは、試射もできるカスタムショットガンが展示されていました。シューティングレンジで自分の銃を撃っている時、ちょうど隣でこのショットガンの試射が行われていたのですが、驚くほどまっすぐな弾道で30メートル先の的に吸い込まれていったのを見てしまい、「絶対ここのショットガンとは戦いたくねえ……」と一人震えていました。
ミリタリー用品も扱うホビーショップ「お宝あっとマーケット」など、関東のミリタリーショップが合同で出展しているブース。お宝商品が当たるくじ引きが置かれていました。
僕が引いたところ当たったのはマルイの純正グリス。けっこう使うのでラッキー!
セイフティの一角では、関西骸骨サバゲーマー「Sasugo(@Sasugo_3)」さん主導の近接戦体験ブース
「ころっせお」という催しも同時開催されていました。
昨今のイベントサバゲーでよく導入されている、スポンジブレードを使った近接戦を体験できるブースとなっており、みんな興味津々のようで結構な数の待ち行列が形成されていました。
基本ルールは「自分の体に相手のブレードが当たった時点で負け」というシンプルなもの。
防御用の盾を持ち込むこともできますが、盾で殴るのは反則だから注意だ!
スポンジブレードはレンタル出来ますが、自作武器の持ち込みも可能! 自分の熱い思いやリア充に対する妬み嫉みを込めた最強武器で戦えるぞ! ただし安全のために複数の規定が設けられているからそこはクリアしとこうな!
「ま、まってくれ!」とやられ際に命乞いをする人がいたり、「うるせえ! そのまま○ね!!!」とトドメの必殺技を放ってみたりとみんな結構ノリノリで戦ってます。こういうロールプレイができるのもサバゲーの良いところだと思うので、近接戦の輪はこれからもどんどん広がっていってほしいですねえ。
ここからは、参加者の中で僕が写真を撮らせて頂いた方を何名か紹介しようと思います。どの参加者もクオリティがかなり高かったので目移りしまくりです。なんちゅう贅沢なイベントや……。
映画「ケルベロス・サーガ」シリーズに登場する首都警特機隊装備や、ゲーム「HALO」シリーズのスパルタン&ODST装備などはアーマー装備界隈では人気が高いようで、何人か同じジャンルの格好をした人をみかけました。くっそかっこよくね? やばくね?
ハンドメイドらしきⅢ号突撃砲も持ち込まれていました。ちょっと気合入りすぎじゃね??
ゲームでは流石にそのままだと強すぎるので、「車体にくくり付けられた3つの風船が割れたら沈黙すること」というルールで参戦。
ちなみに内部にはエンジンなどはなく、人力で移動する仕組みになっています。ゲーム中、活発に前線に出て戦うこのⅢ突の勇姿をよく見かけたのですが、中の人は疲労で死んでいそうでたまに不安になりましたね!
鎧兜や着物、陣羽織など「和」っぽい装備を着たアーマー勢が結構多く、こうして併せ写真を撮れるほど。和風装備らしく刀を差した人も多かったですが、たぶんこの瞬間、会場のオペレーションフリーダム(http://op-freedom.chu.jp/)は日本で一番刀を持ったサバゲーマーの集まるフィールドになっていたと思います。普通のサバゲーマーはまず刀なんか差さねえからな!
三人揃ってヒーロー着地のポーズ!
よく見るとマスクも同じ素体が使われています。先程の和風装備併せもそうですが、ARMOR祭ではこうした「同じ装備を身に着けた人たちが集まって撮影をする」という光景が到るところで見られました。
お菓子のルマンドをモチーフにした「怪人ルマンド」装備
る……ルマンド!? ルマンド!? あのおばあちゃんがよく出してくれるやつ!?
ほのかに紫がかった体表の色はルマンドのパッケージを思い起こさせますし、スカートや腰のヒラヒラも薄いクレープ生地がくるくる巻かれている様を想像させます。
ていうか、おばあちゃんとの思い出がまさか怪人になるとは思っていませんでしたし、その怪人とエアガンで撃ち合うことになるのはもっと予想外だわ……。
怪人ルマンドに衝撃を受けたところで、正統派アーマー装備を見てホッとしましょう。
陸自迷彩の防弾チョッキで全身をガッチリ固めており、質実剛健な印象がとってもかっこいい!
あとですね! 左腕のガトリングシールドとバックパックに大いなるロマンを感じますね!
それは剣というにはあまりにも(以下略)な“ドラゴンころし”!
どなたが作ったものなのか確かめられなかったのが非常に残念なのですが、参加者には大人気で、みなこぞってコレを持って記念撮影していました。
他にもまだまだ盛りだくさんなARMOR祭! このへんで文章量と写真の枚数がやばいので残りは後編だ!
乞うご期待!!!
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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