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2017/08/24

Sassow

【光学機器レビュー】遠近両用スコープでオールレンジ仕様エアガンに

サバゲー中にマガジンを落としても驚異の発見率、Sassowです。本日のネタは光学機器。エアガンに搭載するダットサイトやスコープについてのお話です。

ところで、ダットサイトは倍率がなく自分の視界に照準を表示するもので近距離~視野の範囲まで、スコープは倍率があって遠距離で細かく狙えるものというのが一般的なイメージではないかと思います。

アサルトライフル以下の銃にはダットサイト、スナイパーライフルなどにはスコープという選択肢になるかと思いますが、ワタシなんかは飛距離を重視したアサルトライフルの電動ガンをカスタムで作ったりして、そうなるとこう思ったりしちゃいます。


「近距離は倍率なしで撃っていきたい」
「でも遠距離まで届くエアガンを作ったんだからズームして遠くも一撃必殺を狙いたい」
「そもそも目が悪いから40m先ってよく見えない」

 
じゃあ近距離も遠距離にもイイ感じに対応する光学機器があればワタシ最強じゃないの、と。

ということで今回の光学機器レビューはワタシが手にしたことのある「遠近両用イケちゃう系」低倍率を持つスコープを2つご紹介してみます。

「LEAPERS ACCUSHOT 1-4×28 30mm CQBズームスコープ」


コチラはLEAPERS製1~4倍率のスコープ。
全長265mm(付属のバトラーキャップ含む)、重量427g。チューブ径は30mm。
スコープですがそこまで長くない全長に対し重量は400gを越えているので結構ズッシリ。
バトラーキャップは付属してますが、キルフラッシュやマウントリングは別売なので別途用意する必要があります。
 
 

接眼レンズ側には視度調節ダイヤルと倍率ダイヤルがあり、それぞれクリック感はなし。
倍率は1~4倍で0.5stepで表記されております。
 
 

レティクルはMIL-DOTと呼ばれる形状で遠距離での距離把握をしやすいタイプ。非点灯の他、3色に点灯しそれぞれ3段階で光量調節できます。この辺ギミック好きには堪りません。電池はCR2032を1つ使用します。


では本題。気になるズーム性能と見え方。

近距離で申し訳ないのですが1倍と3倍はそれぞれこのような見え方になります。1倍とは言いつつ実際には1.2~1.3倍くらいで少し倍率があるように感じられ、ダットサイトと全く同じ見え方という訳にはいきません。

一方スコープで一番使いやすい倍率であろう2~3倍はキレイな像の映り方

最大の4倍ではちょっとピントを合わせづらい印象がありました。

また明るさはどの倍率でも通常の視界と違和感を感じず、明るいレンズだと思います。
この辺は大事なポイント。見やすいレンズじゃないとダメですもの。

「Bushnell BANNER 1-4×32mmスコープ」


このスコープは全長267mm、重量364g、チューブ径は25mmというプロフィール。
レンズキャップは付属していますが他には特に付属品はなし。レティクル発光機能はありませんがその分軽量なのがポイント

ちなみにBushnellというメーカーはスコープだけでなく双眼鏡などでも有名なアメリカの光学機器メーカーですが、このスコープはあんまり一般的には売られていないと思います。ワタシは低倍率スコープに興味を持っていたあの冬、たまたま目について即購入。
 
 

接眼レンズ側にはピント調節をするディオプターダイヤルと倍率ダイヤル。1-4倍の倍率表記は1stepごと。


それでは気になる見え方について。

またカレンダーの文字でスミマセン。
1倍はやはり1倍と言いつつ1.3~1.5倍程に見えます。一方高倍率の3倍ではややピントを合わせるのが難しい気がしましたがこの辺りはディオプターでの調整や慣れ次第かもしれません。

また写真でお分かり頂けるでしょうか、レンズを覗いたときの視界はやや黄色がかって暗く感じました

ただ、このレティクル、中央にサークルがありその中にクロスヘアがあるタイプでサークルXと呼ばれるものでして、これが特に低倍率時には「中央はこの辺り」というダットサイト的な感覚で狙えるので非常に好印象。

遠近両用光学機器はサバゲー向き?

結論から言えばサバゲーに向いているとワタシは思います。
今回ご紹介したスコープは1倍も4倍も「ある程度使える」感があり、その感覚が有効射程40~50mのサバゲーでは十分通用すると感じたからでございます。

10~15mの至近距離では低倍率でも見辛いという弱点もありますが、その距離ならばそんなに一生懸命狙う必要はないでしょうし、いっその事セカンダリのハンドガンを取り出しちゃえばいいじゃないかとも思います。

ワタシの場合は愛しのAK47に載っけて楽しんでおります。

最近流行りのゴツいライフルとは違って渋めの雰囲気がお気に入り。
30mほどでは1倍、偵察や40m以上での射撃は3倍に切り替えてパンパンやっておりまして、遠距離で時々意外なHITを取れたりとオールレンジサバゲーが出来たり出来なかったりしております。

外観カスタムにも有用なスコープ系光学機器、是非お手元のアサルトライフルにそっと載せてみてオールレンジゲーマーを気取ってみてはいかがでしょう。

Sassow

ライタープロフィール:性別:オス、生息地:九州。生態:予備知識ゼロで初めてサバイバルゲームをやって以降、サバゲー参戦だけでなくエアガンカスタム、ブログ、サバゲー動画などのハマりっぷりをみせる。「今夜、あの娘を撃ち抜くために。」などというフザけたタイトルのブログを割りと真面目に運営。
モットー:サバゲーはみんなでヤるもんだ。

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