第3話『世界は今月から君のもの』 ーサバゲー女子サバ子ちゃんー

よいこのみんなごきげんよう！
じめじめした湿気にも負けずサバゲーやってるかな？

今日のサバ子ちゃんは、なんとサバゲーをするぞ！ びっくりだね！

相手はルール無用の極悪トリオ！
銃の扱いが雑なお姉さんに、口汚いファッキングレートブリブリ超サイテークソ野郎。そしてそんな極悪非道連中のリーダーは、これまた不愉快極まりない自称『タフガイ』通称『ゾンビ』だ！

ゾンビっていうのは、相手の弾がヒットしたのにそれを申告せずに、プレイを続行する違反行為のことなんだ！

でもこんな連中に負けるような僕らの最強グレートサバドル少女のサバ子ちゃんじゃない！

戦えサバ子ちゃん！ サバゲーの正義を守ってくれ！
世界は今日から君のものとまでは言わないけど、サバゲー世界の平和は君にかかってるんだ！

ってサバ子ちゃんも銃口を覗いちゃダメだってば！

キャラクターファイル

02.テッド少年

『逃げてばかりじゃ勝てない、でも負けることもない』

パワー：3
知能：7
スピード：2（逃げ足だけ9）
持久力：4
勇気：1
技能：8

常に怯え、逃げ、強い者の後ろについて歩くこの少年に、たとえわずかな才能やその可能性があったとしても、それらが花開くことは決してないだろう。彼はそのための勇気も行動力も意志の強さも持ち合わせていないのだから。
一見おとなしく素直に見えるが、当たり障りのないように振る舞っているに過ぎない。
彼にとって人生最大の幸運かつ不幸は、サバ子ちゃんと出会ったことである。ひとたび助けを呼べば常に目の前の厄介事を払ってくれる彼女の存在は、自ら運命を切り開くという事を彼の頭から無くしてしまったのだ。
そしてサバ子ちゃんもまた、彼を無能な役立たずだと思っている。

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