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2016/10/26

ヴィスコ

バリケードを突破せよ! 今日から使えるテクニック集

サバゲー中、バリケードを隔てて相手と対峙する時。
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どちらが先にヒットを取るか緊張する瞬間ですよね。狙いを付けてもバリケードが邪魔をして、なかなかヒットが取れない状況は非常にヤキモキします。もしバリケード・トゥ・バリケードでスムーズにヒットを取れる魔法が存在したら、使いたいと思いませんか?

実はそんな魔法が存在……

しないんです!

残念ながらバリケード越しで100パーセント勝てる方法なんてありません。ただし、限りなく生存率を上げて相手から勝利をもぎ取る方法は沢山あります。
今回は、互いにバリケードを壁にした時の撃ち合いで使えるテクニックをいくつか紹介します。ぜひ覚えてみてください!

バリケードに隠れた敵を撃て!その①〜利き腕に左右されるな〜

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約88%の日本人が右利き(*1)だそうです。おそらくサバゲーを嗜んでいる方も、右利きが多いと思います。ということはバリケード同士で対峙した際、ほとんど右利き同士の対戦になるでしょう。もし自分が右利きでバリケードの壁が右側にあり、相手も右利きでバリケードの壁が左にある場合どちらが有利でしょうか。
単純に考えて相手の方が断然有利です。なぜなら自分が相手を狙う場合、銃口を向けるために半身以上をさらけ出す必要があるからです。右手でトリガーに指をかけるのだから、右にバリケードがあると邪魔ですもんね。文章だけだとイメージしづらいかもしれませんので、イメージしてみてください。食事をする時、利き手側に壁があったらすごく邪魔ですよね。エアガンでも同じことなんです。

この不利な状況を打開するためには、左手でトリガーを引く必要があります。銃の持ち手を入れ替えて撃つことをスイッチ射撃というのですが、このテクニックは非常に重要です。バリケードの位置に関係なくエアガンを構えられるようになるので、自分の被弾面積が減るメリットがあります。これは相手にBB弾を当てるというより、生存率を上げるためのテクニックかもしれません。しかし生き残る時間が長ければ長いほど、相手を倒すことができる確率は上がります。要練習ではありますが、使えるようになればゲームを優位に進めることができるでしょう。

バリケードに隠れた敵を撃て!その②〜高低差を使え!〜

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上からの撃ち下ろし、下からの撃ち上げができる起伏豊かなサバゲーフィールドがあります。基本的には撃ち下ろしの方が有利ですが、時と場合によりけりですね。さて、もしこの高低差を自在に生み出すことができたら有効だと思いませんか。上にいたと思ったら下に、下にいたと思ったら上に。こんなマジシャン顔負けのテクニックが使えるようになると、ゲームで有利に戦うことができます。薄々お気づきかもしれませんが、しゃがみ撃ちや伏せ撃ちを駆使することによって似たようなことができるんです。

やり方はとても簡単。まずバリケード越しに相手と対峙したら一度発砲してください。当てる必要はなく、あくまで牽制。この時に大切なのは、相手から自分がどう見えているか。こちらが立射しているなら、相手に立射している姿を見せるのです。とは言っても全身をさらけ出す必要はありません。安全かつすぐバリケードに隠れられるよう、BB弾を当てることに意識を集中させず、あくまで自分が“お前を狙っているよ!”とアピールするのが目的です。

次に一度体をバリケードの中に隠し、間を置きます。おそらく相手はこちらへ撃ち込んで来るでしょう。そして敵の銃声が止んだら、今度は先ほどと違う体勢で相手を狙います。もし立射で敵を牽制していたらしゃがみ撃ち、しゃがみ撃ちで牽制していたら立射。このように使い分けてください。次に相手がこちらの様子を伺った時、一瞬こちらの姿を見失うはずです。
相手からすればいるはずの相手がいない、という状況です。視線を移すと先ほどより低い位置(もしくは高い位置)から銃口が覗き、こちらがエアガンを撃つ時相手はまだ構え直している状態です。どちらに分があるか一目瞭然。しっかり狙えば、ヒットをもぎ取れるでしょう。

バリケードに隠れた敵を撃て!その③〜逃げるが勝ち!〜

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バリケード同士の撃ち合いというのは、どうしても自分が撃たれるというリスクが高まります。お互いバリケードがある以上、状況はほぼ五分五分です。完全に有利な状態はまず無いと思っていいでしょう。そんな時はどうするか。

逃げるんです。

相手が先にこちらへ気づいていたら、もう逃げの一手しかありません。敵がどれだけ隠れているか分からない、自分より射撃が上手いかどうかも想像でしかない。そんな時は一度退却して迂回ルートを探すか、仲間を呼んで協力を仰ぐのが一番です。無理に突破しようとすればするほど、分は悪くなります。それなら一度立て直し、違う方法を考えるしかありません。逃げる=敗北ではなく、状況を打破するための解決策の一つだと捉えてください。命あっての物種ですよ!

まとめ

紹介したテクニックは、ほんの一握りでしかありません。さらにタクトレ(*2)が広く知れ渡っている今のサバゲーユーザーたちを相手に通用しない恐れもあります。しかし使えない高度なテクニックよりも使うことができる簡単なテクニックの方が、よりサバゲーでの生存率を高めます。本格的な戦闘方法を覚えるのも大切ですが、まずは自分ができる範囲で戦ってみてください。それだけでも、目に見えて勝率は変わるはずです。そして何より大切なのは反復すること。失敗を経験し、練習して、ぜひ身につけてください!

*1……出典:R25 日本の「右利き率」は約88%!
*2……タクティカルトレーニングの略。世界中の軍隊や警察機関で行なわれている戦闘訓練を指す。

ヴィスコ

サバゲーに片想いしているフリーライター。マフィアスタイルでフィールドを巡りつつ、サバゲーの楽しさを全国の紳士淑女と良い子のみんなに伝えるため活動しています。好きなエアガンはCz75。サバゲー記事だけでなくスポーツ、映画、アプリ、音楽など多ジャンルのインタビュー・執筆を手がけています。

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