• TOP
  • エアガンレビュー「電動ガン UMAREX H&K UMP.45」

2017/01/24

ヴィスコ

エアガンレビュー「電動ガン UMAREX H&K UMP.45」

エアガンレビュー

0157_01
みなさん、正直電動ガンって高くないですか? 高いですよね。この趣味に生きる人は感覚が麻痺していて4、5万円の電動ガンでは驚きもしません。しかしエアガンをよく知らない人からすれば、高価な玩具だなぁ……という印象を持つでしょう。
サバゲーを始めたての人も同じ感覚だと思います。安くて使いやすくて、そこそこいい感じの電動ガンが欲しいというワガママ。誰しも一度は覚えがあるんじゃないでしょうか。今回紹介する「UMAREX H&K UMP.45」は、そのワガママを限りなく叶える一挺です。早速見ていきましょう。

スペック(公称値)

全長:450mm/690mm(ストックを伸ばした状態)
重量:2220g
装弾数:30発
作動方式:電動
発射機構:セミ/フルオート
メーカー小売希望価格:¥19,425(税別)


外観レビュー

0157_02
20,000円以下の電動ガンといえば、プラスチックで成型されたスポーツラインモデルが真っ先に思い浮かびます。このUMPも同じように、ほぼプラスチックで形成されていて非常に軽量。振り回すのにもってこいです。
UMPは同じくH&KのサブマシンガンであるMP5シリーズの廉価版(運用方法は違いますが)とも言えるモデルで、そういうバックストーリーを考えると値段が安いのはある種のリアリティと捉えられなくもないでしょう。



0157_03
フロント部には4面ピカティニーレイルを搭載しています。フォアグリップを付けるもよし、タクティカルライトを付けるもよし! 拡張性が高く、ドレスアップが楽しいですね。
固定のオープンサイトはそこそこ視認性が高く、光学機器なしでも運用するのに問題はありません。ただし、私みたいに首が長いと苦労する程度に位置が低いのはマイナス点。
側面にチャージングハンドルが付いていますが、ダミーです。ビクともしません。フレームと一体になっています。ARESやG&Gから出ているモデルは可動し、もう少し高価。UMAREXのUMPは、こういった部分を削ってコストダウンを図っているんですね。



0157_04
なんだか味気のない、のっぺりとしたライン。色気も何もありませんが、むしろシンプルで「撃つための道具」としての役割が際立っているような気がしていいですね。セレクターの動きはスムーズで、ストレスなくセミ/フル/セーフティを切り替えられます。
またARES等はロアレシーバーがアルミ製だったのに対し、こちらはABS。プラスチックマニアには堪りませんね。存在するかは知りませんが。
なおUMAREXはH&Kのトイガン部門とも言える位置付けのメーカーなので、刻印類はバッチリです。



0157_05
アウターバレルももちろんABS。フニャフニャかな? と思いきや、意外とがっちりしています。写真ではわかりませんが、インナーバレルはド派手な真紅。一体なぜ。



0157_06
ステッピング加工されたグリップは少しぼってりしています。握りづらさは感じません。また無駄に広いトリガーガードは、一体どんな大きさの手を想定したのでしょうか。欧米人でも安心の間取りです。



0157_07
折りたたみストックの基部は、数少ないメタル部分です。まぁ、ここをプラスチックにすると、おちおちストックを動かせなくなりますからね。心配なのがスリングスイベル。ここもプラスチックなので、あまり負荷をかけるとポキっと逝く恐れがあります。相当力を入れない限り大丈夫だとは思いますが、やはり気になりますね。



0157_08
昔のミニ四駆並みに肉抜きされたスケルトンストック。ガタツキはなく、構えた時の安定感は抜群です。個人的には可変タイプの方が好きなので、M4ストックのアダプターがあればいいなぁ、と思います。



0157_09
なんと安いモデルなのにアンビセレクターという贅沢な仕様。これ地味にすごいですよね。20,000円を切る電動ガンと考えると破格です。これは便利。



0157_10
ホップダイヤルは右側面のポートを引くと顔を出します。ARESなんかはブローバックして微妙にリコイルを感じるらしいですが、ゲームでの使用を考えればオミットされている方が都合はいいでしょう。



0157_11
バッテリーは背面のカバーを開けて挿入。AKバッテリーが入ります。なんと購入時から充電器とともに付属しているので、買った瞬間使えます。嬉しい反面、このバッテリーが安全かどうかは定かじゃありません。爆発の事例は聞いたことないので、多分イケます。多分。



0157_12
取り外し可能な20mmレール。やはりサブマシンガンには小ぶりなダットサイトを載せたいですね。T-1のハイマウントが似合いそうです。いないとは思いますがホロサイト+マグニファイヤーは長さの関係で載せられません。



0157_13
伏せ撃ちが不可能な長さのマガジン。ゼンマイ式の多弾マガジンが最初から付属しているので、買い足す必要がないのはお財布に優しいですね。ノマグは別売りなので、リアル志向派は買い足す必要があります。いや、そもそもリアル志向の人はこのエアガンに手を出さないか。


性能

初速

※G&G製0.2gバイオ6mmBB弾使用

一回目 90.75m/s
二回目 87.75m/s
三回目 91.4m/s
四回目 89.64m/s
五回目 92.09m/s
平均 90.326m/s

集弾性や飛距離

メカボックス内の洗浄とグリスアップをしただけで、インナーバレルなどはそのままです。30mくらいまでのマンターゲットなら苦もなく狙えますね。40mまでギリギリ届く、といった感じなのでサブマシンガンという特性を鑑みても20〜30mでの交戦に向いたモデルと言っていいでしょう。気になるのは初速に少々バラつきがあること。ガクッと落ちることはありませんが、飛距離がまばらなのは不安要素ですね。

サバゲーでの使用感

0157_14

使用した場所:アウトドアフィールド「ASSULT FRONT
内部カスタム:メカボックス内の洗浄とグリスアップ
外部カスタム:NO BRANDO「T-1タイプダットサイト」、フォアグリップ



取り回しの良さはピカイチなので、インドアフィールドやCQBフィールドにはもってこいの一挺。軽さが最大の武器で、構えてロックしたままでも疲れないのは大きなアドバンテージになると思います。
気になったのはレスポンスの悪さとトリガーフィーリング。かなり遊びがあるせいで、タイムラグを感じます。相手が顔を出した瞬間に撃つ! という芸当は箱出しだと難しそうです。
またギアノイズが大きいのも気になりますね。ポメラニアンかよ、と思うくらい鳴きます。この状態のままにしておくとギアにも悪いので、いずれメカボを開けてシム調整をした方がいいでしょう。
私はフルオートで使うことがほとんどないのですが、サイクルはかなり遅めです。計測はしていませんが、体感で東京マルイのスタンダードM4の2/3位でしょうか。モーターやギアを変えてレスポンス共々イジるのがいいかもしれません。
少し気になったのはマガジン。時々、弾が上がってこない症状に見舞われます。また多弾マグなので問題はないものの、サイズが大きいマガジンなのでポーチには苦労します。リアカン戦には向きませんね。
色々マイナスも書きましたが、総じて性能に文句はありません。特に命中精度に関しては満足です。謎の赤いインナーバレルがいい仕事をしているんでしょうか。
箱出しでここまで使えて、さらに安価ときたらコスパは最高ですね。サバゲー未経験者には海外製の電動ガンを勧めない私ですが、これならオススメできるラインです。

まとめ

全身ABSとは言うものの、質実剛健なH&Kのイメージはそのまま。堅牢とまではいきませんが、サバゲーには十分耐えうる剛性が嬉しいですね。
内部カスタムを施せば軽さも相まって、恐ろしいエアガンに変貌する可能性も秘めています。レシーバーやストックを換装するなど外部の拡張性は皆無ですが、サバゲー用ツールとしては間違いなしの一挺だと思います。安価なのでカスタムの練習台にするのもアリだし、かなり優秀なのでは!?

ヴィスコ

サバゲーに片想いしているフリーライター。マフィアスタイルでフィールドを巡りつつ、サバゲーの楽しさを全国の紳士淑女と良い子のみんなに伝えるため活動しています。好きなエアガンはCz75。サバゲー記事だけでなくスポーツ、映画、アプリ、音楽など多ジャンルのインタビュー・執筆を手がけています。

この記事を友達にシェアしよう!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

サバゲーアーカイブの最新情報を
お届けします

関連タグ

東京サバゲーナビ フィールド・定例会検索はこちら
東京サバゲーナビ フィールド・定例会検索はこちら

アクセス数ランキング