たぶん全員大好き！「S&WのKフレーム」

2019年1月にルパン三世の新作「ルパン三世　グッバイ・パートナー」を観たのですが、次元大介がシグのオートマチック「P229」を愛用していました。えー！ といった感じで要チェックなネタでしたがみなさんはどう思いましたか？

年代的にいうとたしかにこのチョイス！

こちら次元大介の長年の愛銃S&W「M19」です。私のはリーサルウェポンのマータフ部長刑事の愛銃をイメージしていますが。

ルパン三世の漫画連載は1967年に始まったそうです。アニメ連載は1971年。
次元大介の愛銃S&W「M19」は1955年登場です。舘ひろしが愛用し“私が選ぶなら”でおなじみ？ のS&W「M586/686」は1980年代の登場なのでルパン三世の設定には間に合いません。

S&Wには他にも「M27」という357マグナムリボルバーがあります。こちらも1950年代の登場です。私は昔「357マグナムを撃つならばM19のような小さくて強度が低い銃よりM27の方が強度があって良いのでは？」と考えたのですが
調べたところ、なんと「ルパン三世　カリオストロの城」やアニメ2期ではM27が次元大介の愛銃でした。
リボルバー好きとして、制作陣のチョイス、素晴らしいと思います。

まあ次元大介についてはインターネッツを見てもらうとして、今回はS&Wの“Kフレーム”についてです。

そういえば昔、こちらでS&Wのフレームの種類について話しました。
関連記事：携帯性抜群！S&Wのコンパクトリボルバーの魅力

ぜひ読んでみてください。

日本人の手は絶対良いサイズ！

こちらはKフレームのM19を持った私の手です




こちらはM27と同じNフレームのM629を持った私の手です




参考でM&P9Lも置いてみました。NフレームとKフレーム、同じように357マグナムや38スペシャルを撃つにしても大きさが違いますよね。「357マグナムたくさん撃つなら強度のあるM27を選ぼう」というのは納得です。

でも“握りやすい”というか“携帯しやすい”とかで考えるとM19が良いです……

“強度の高いM19”ことM66

M19良いけど強度がない → やはりM27だろう！ → でもM27デカい → じゃあどうだステンレスのM66だ！ → なにそれー！？

ということで1971年、ステンレス鋼で強度がだいぶ良くなったM19ことM66が登場しました。

このステンレス鋼ってのがどんだけ凄いかっていうと、こちらの回で話したJフレームのM36をステンレスにしたM60でも357マグナムが撃てるんです。
関連記事：携帯性抜群！S&Wのコンパクトリボルバーの魅力




今はどんなサイズでも安心して？ 357マグナムが撃てるんです。凄いですよねステンレス鋼。

そんなこと言ってもしょせんトイガン

実銃の話はこんなところにして……我々が買い、使うのはトイガンです。

KフレームのS&Wは東京マルイ、タナカ、マルシンあたりから買うことができます。マルシンはもうなかったかな？

違いとしては、黒、銀、リアサイトの形状、バレル長、でしょうか？

リアサイトが可動式のもの固定のもの




バレルが短いもの、長いもの

みたいに選べます。

 
という感じです。普通の人はM66だけ買えば問題ないので覚えなくていいですｗ

M66が“問題ない357リボルバー”となって上位モデルのM686やM627の存在が危ぶまれてきたのですが、S&WはなんとM686を7発装填、M627を8発装填に改造してしまいました！！




てことで、最近の私は8発装填の357マグナムリボルバーM627を愛用しているのでした。
M627はNフレームなのでデカいです。でもグリップはM66と同じKフレーム用が使えます。そしてタナカのガス銃でいうと太いシリンダーは気化室の広さに繋がり、ガス圧の安定度が増します。

まとめ

いろんな形、色、長さ、選択肢が多いKフレーム、魅力的だったでしょう！？ みなさんもぜひ1丁どうぞ！（無理やりの終わらせ方）そしてたびたびトイガンと実銃の話がごっちゃになってスマソ！ 気にしてないけど。