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2019/03/7

Gunfire

サバゲーでも人気のガスマスク!もっとガスマスクを流行らせたい!

何とも言えない不気味さが魅力の“ガスマスク”。

サバイバルゲームでもよく見かける装備の一つですし、中にはコレクターやマニアといった熱狂的なファンも見かけます。

そこで今回はガスマスクの歴史や仕組み、またサバイバルゲームでのガスマスクのメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。







■ガスマスクの歴史

ガスマスク”と聞くと対化学兵器というイメージがありますが、実はガスマスクの歴史は古代ギリシャまで遡ります。

最古のガスマスクと呼ばれているのは古代ギリシャ人達が使っていたガスマスクで、素材は今でいうスポンジが使用されていました。

この最古のガスマスクは井戸や炭鉱など空気が汚染されている場所で使用されており、自然の驚異から身を守るための物でしたが、後に改良が加えられ17世紀にはペスト防護マスクとして鳥のくちばしを象ったマスクや潜水服のような消防士が着用するスーツと一体型の防煙マスクなど様々なガスマスクが開発されます。

そして現在、軍用として活用されているガスマスクの原型が登場したのは第一次世界大戦の頃。

出典:dailymail

第一次世界大戦では化学兵器が大規模に使用されたため、その防御手段として開発がすすみ、最終的には兵士だけではなく民間人や犬用のガスマスクまで登場しており、この頃に発明された仕組みが今でも活用されています。

■ガスマスクの仕組みとオススメの有名なガスマスク

現在使用されているガスマスクには様々なモデルが存在しますが、見た目や形は違うものの基本的にはほぼ同じ仕組みとなっています。

ガスマスクにはどれもキャニスターと呼ばれる吸気缶が備え付けられており、キャニスターの中には有害物質を吸着させて濾過するための濾紙活性炭等が封入されています。

軍用であっても民間用であってもこの仕組みは変わりませんが、使用するキャニスターによって吸収する物質が違うため、用途に応じて使い分ける必要があります。

ちなみに有名かつ個人的におすすめのガスマスクはイギリス軍が採用している「S10」。

S10はバイオハザードに登場する「ハンク」が使用しているガスマスクでキャニスターが左頬についており、できるだけ銃を構えやすく考慮されたシンプルなガスマスクです。

一方でアメリカ軍は2009年より「M50」という新型のガスマスクを採用しており、こちらはかなり近代的なデザインとなっています。

不気味さをアピールしたいのであればS10、近代装備に合わせたければM50という選び方でもいいかもしれません。

ちなみにホラー感を出したいのであればロシア軍がかつて使用していた「GP-5」もおすすめです。

■ガスマスクでサバゲーはあり? なし?

サバイバルゲームでガスマスクが“あり”か“なし”かを問われると、もちろん“あり”です。

ガスマスクを装着しているだけで、装備の雰囲気がかなり引き締まりますし、顔全体が隠れるため顔面へのBB弾の被弾も防いでくれるという利点もあります。

しかしメリットだけはなく、ガスマスクにはそこそこのデメリットもあります。

まずガスマスクは顔全体を保護してくれる反面、頬付けが行いにくく正確な射撃を行うことは少し困難です。

また、通常のゴーグルとくらべ視界がかなり狭く死角が生じやすいため、ガスマスクに慣れていないと転倒や転落など思わぬ怪我に繋がる可能性もあります。
さらに着用時は声が通りにくく、ヒットコールや仲間とのコミュニケーションも取りづらくなってしまいます

あと注意点として、軍隊からの放出品を取り扱っているミリタリーショップでは実物のガスマスクも販売していることがありますが、実物であってもレンズの種類やBB弾の当たり方よってはレンズが割れてしまう場合もあります。

サバイバルゲームでは実物ではなく、サバイバルゲームで使用される事を前提としたポリカーボネート製のレンズのレプリカの使用を強くおすすめします。

■まとめ

興味の有る無しが両極端なガスマスク。

個人的には非常に魅力的に感じている装備の一つなのですが、興味が無い人には中々魅力が伝わりにくいのが残念です。

ちなみにサバイバルゲームではなんでも実物を使いたい私ですが、ガスマスクについてはレンズの割れや息苦しさからレプリカを使用しています。

さらに本物のキャニスターはかなり息苦しいので、実物を使いたい方はその点も注意してくださいね。







Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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