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2019/02/26

Sassow

【エアガンカスタムのイロハ】電動ガンの電気系統に関するキホン② スイッチ焼け篇

Sassowです。

今回も前回から引き続き「エアガンカスタムのイロハ」として、エアガンに関する基礎的なお話「電気系統に関するキホン」をご紹介します。
基礎的なお話を並べるだけで特に素敵な意見や情報のないこのネタ、コラムとしてどうなのかしらとも思いますが、エアガンカスタム初心者さんの一助になれば幸いです。

前回記事:【エアガンカスタムのイロハ】電動ガンの電気系統に関するキホン① スイッチ篇

さて、今回は一般的な電動ガンに使われているスイッチのお話の続編。スイッチの代表的トラブルスイッチ焼け」について。エアガンを愛する美女の一助になれば幸いです。

そろそろワタシの美女熱にうんざりしてきましたか?







「スイッチ焼け」の原因

電動ガンにおけるスイッチの役割は、モーターを動かす為にバッテリーから強力な電流を流す回路の中で物理的に回路を接続遮断する役目になります。




具体的には、トリガーを引くとスイッチが前進して金属板が触れ合い回路が接続、トリガーを離すとスイッチの金属板も離れて回路が遮断されるというのが簡単な仕組み。小学生の理科とかで習う豆電球回路のアレですね。まさか小学生や中学校で習った理科や図工がオッサンになった今必要になるなんて実にノスタルジック。松○先生、あの頃ハンダで回路じゃなくてガン○ム作ってゴメンなさい。

それ故スイッチをオンにしたときには一瞬で強力な電流を流す為、スイッチの金属部分には火花(スパーク)が飛び散るくらい大きな負荷がかかります。これを何度も繰り返すとこの火花でスイッチが焼けてしまい、最後にはスイッチがオンにしても通電しない状態になってしまいます。これがエアガンのトラブルでもありがちな「トリガーを引いても反応しない」原因のひとつの「スイッチ焼け」という現象。




メカボックス内の負荷はフルオートの方がかかりますが、回路を接続したままのフルオートより何度もオン・オフを繰り返すセミオートを多用する方がスイッチ焼けは起こりやすくなります。 

「スイッチ焼け」対策

スイッチ焼けには色々な対策方法がありますが、最もオーソドックスなものは接点グリスの塗布。スイッチの金属部分に塗ることでスパークによる接触不良を防ぎ、通電性も向上させるというもの。




個人的には箱出し後すぐ塗ることは必須だし、メカボックス内部のメンテナンスと併せて毎回作業すべきと思います。作業的にも簡単ですし。電動ガン含めエアガンはまず安定動作を目指すことがカスタムにおけるキホンだとワタシは思います。接点グリスの塗布は電動ガンメンテナンスでは必須です。

他にはSBDやFETの搭載、そもそもスイッチを電子制御ユニットに載せ替えるという手もあります。この辺りはまた改めて別の機会に。 

「スイッチ焼け」してしまったときには

出来れば未然に防ぎたいスイッチ焼けですが、長く使用していると頑張ってメンテナンスしていても起きる可能性はあります。特に最近では高電圧バッテリーやリポバッテリー、高負荷なパーツも増えてますし可能性はどんどん高くなっているのが現状。

スイッチ焼けが起きてしまった場合には接点復活剤を綿棒に吹き付け金属部分をキレイにしてみてください。焼けた部分が汚れのように取れて再度使用可能になったりします。あまりにもひどい焼けの場合は復活剤の効果がない場合もありますが。




他には新しいスイッチを購入して載せ替えるという手もあります。ver.3やver.2のようなメジャーのものはサードパーティ製も売られていますが、電動ハンドガンなどは純正との取替になると思われます。

新しいスイッチに載せ替えたら、前述のように接点グリスは必須。電動ガンの動作の全ての始まりはスイッチ。性能も気になりますがまずはスイッチを大事に扱ってみてください。

エアガンカスタムのイロハシリーズはこちらから







Sassow

プロフィール:初サバゲー以降、どっぷりコースの九州在住サバゲーマー。エアガンや装備のカスタム、動画投稿、サバゲー関連ブログにて「楽しさ」「独自性」「サバゲーはみんなでヤるもんだ」を追求中。
ブログ「今夜、あの娘を撃ち抜くために。 by Sassow」やってます。

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