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2018/10/20

Gunfire

サバゲーでイヤーマフってどうなの?Peltor社製の電子イヤーマフ「Tactical 6S」レビュー!

今回の話はずばりサバイバルゲームでよく見かけるイヤーマフについて!

イヤーマフやヘッドセット類の装備は一般の兵士達が装備している姿はあまり見かけません。

しかし、特殊部隊や特にPMCの人たちは必ずと言っていいほど装備しているアイテムであり、サバイバルゲームにおいても特殊部隊やPMCのコスプレする上で欠かせないアイテムとなりつつあります。

そこで今回は私が使用している電子イヤーマフであるPeltor社製の電子イヤーマフTactical 6S」のレビューとサバイバルゲームでのイヤーマフ事情についてご紹介したいと思います。







■Peltor製 電子イヤーマフ「Tactical 6S」

Peltor Tactical 6S
こちらが今回紹介する電子イヤーマフ「Tactical 6S」。

ちなみに電子イヤーマフとは全ての音を遮断する普通のイヤーマフとは違い、会話などの通常の音はそのまま聞こえ、破裂音などの大音量が発生した時だけ音を遮断してくれるという非常に便利なイヤーマフです。

また電子イヤーマフは様々なブランドが製造を行っていますが中でもPeltor社は海外のイヤーマフブランドの中では割とポピュラーであり、高い信頼性をもつブランドでもあります。

それでは、まずは外見から見ていきましょう。

このTactical 6Sは黒とグレーの割とシンプルなデザインとなっており、サイズの調整は一般的なヘッドホンと同様にイヤーカップの上部が伸縮する仕組みとなっています。

Peltor Tactical 6S
またイヤーカップは遮音性を高めるためにナイロン製となっており、締め付ける力はやや強めといった感じ。

Peltor Tactical 6S
そしてTactical 6Sは折りたたみ式となっており、折りたためば握り拳より一回り大きいぐらいの大きさになり、コンパクトに収納できるのも魅力の一つです。

そして実際の防音性能や収音性能についてですが、Tactical 6Sは正面に2つのマイク、そして裏面にはそれぞれのマイクに連動した音量ツマミが備わっており、左右別々に音量を調整することができるようになっています。

Peltor Tactical 6S
[左側が集音マイク、右側が音量調整用のツマミ]

そして実際の音の聞こえ方についてですが、電源を入れずに耳に装着すると掌で耳を抑えているぐらいの高い防音性能を感じることができます。

しかし、電源を入れたとたんに周りの音が聞こえるようになり、さらにステレオマイクのおかげでちゃんとどちらの方向から音が聞こえてくるか判別できるようになります

また、電源を入れた状態で耳元で手を叩いて破裂音を出してみると、本来であれば「パンッ!」という破裂音が「ポスッ……」という音になり、大音量を感知すると自動的に音を遮断し耳をガードしてくれます。

売り文句としては「低音を増幅するころで100m以上離れた可聴音を聴取できる」とありますが、さすがによほど大きな音でもない限りそこまで聞こえることは無いでしょう。

あと、このTactical 6Sはアメリカ製だけあって割と不便なところもあり、一番不便なのは電池の交換が非常に難しいという点。

電池を交換する際は左右のナイロン製のイヤーカップを取り外して、それぞれ単四電池を2本ずつセットしなければいけませんが、イヤーカップの取り外しが非常に硬く、「イヤーカップが割れるんじゃないか……?」というぐらいの力をかけなければ取り外すことができないのです。

また、スポンジ部分や音量の調整つまみはちょっと引っ張っただけですぐ抜けます。

Peltor Tactical 6S
気づいたら無くなっていた! なんてならないように工夫が必要かもしれません……。

■サバゲーでは使える? 使えない?

それでは次に“電子イヤーマフはサバイバルゲームで使えるのか?”という疑問についてお答えしていきますが、マイクのおかげでイヤーマフを付けた状態でのプレイや会話などは一切不便を感じることはありません

またイヤーマフは冒頭でも紹介したとりい特殊部隊のコスプレやPMC装備には必要不可欠な装備品の上、耳を怪我からガードしてくれるというメリットもあります

関連記事:ちゃんと耳も守ってる?サバゲーでは意外と見かける耳の怪我!

ただ、インドアフィールドの場合だとイヤーマフが音を増幅した結果、敵が隠れている位置が分かるといったメリットを感じることもなく、むしろ音が反響する関係でイヤーマフをしている時のほうが相手の位置を特定しづらいように感じました

これらの事を総合的に考えて私が感じた率直な感想は
使えない訳じゃないけれど、使ったからと言って有利になるわけでは無い。」
といった感じ。

電子イヤーマフをサバイバルゲームの勝敗に結びつけたい人は電子イヤーマフではなく、インカムに接続が可能なヘッドセットを購入したほうがよいかもしれません。

■まとめ

いかがでしたか。

上記では「使えない訳じゃないけれど、使ったからと言って有利になるわけでは無い。」とは言ったものの、個人的にはお洒落でカッコイイと思っている装備なので是非とも広まって欲しい装備の一つです。

またイヤーマフはサバイバルゲームにおいて耳をガードする数少ない装備でもあるので、耳を守りたいという人にもおすすめですよ。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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