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皆さんはヒストリカルゲームというものをご存じでしょうか。
ミリタリーに興味がない人の殆どは聞いた事すらないでしょうし、サバイバルゲームを趣味としている人でも「聞いたことはあるけどよく知らない」という方が多いようです。
そこで今回はサバイバルゲームと見た目がそっくりのヒストリカルゲームについてや、サバイバルゲームとの違いについてご紹介していきたいと思います。
By 水野年方 – http://ocw.nur.ac.rw/OCWExternal/Akamai/21f/21f.027j/throwing_off_asia_01/res_23_344_l.html, パブリック・ドメイン, Link
ヒストリカルゲームの「ヒストリカル(Historical)」とは「ヒステリー(history)」、つまり「歴史」を意味する単語であり、ヒストリカルゲームを一言で表現すると「過去に起きた戦争を忠実に再現する」という、いわば“ごっこ遊び”です。
サバイバルゲームもヒストリカルゲームも軍服に身を包み、銃(エアガン)を装備して撃ち合うという点については同じですが、決定的な違いは“ヒストリカルゲームには特に勝敗が無く、スポーツ的な要素がほとんど無い”という点です。
サバイバルゲームはエアガンで撃ち合って勝敗を競う事がメインですが、一方でヒストリカルゲームは用意されたシナリオをこなすことや与えられた役になりきることがメインとなり、当時の雰囲気や戦争の臨場感を楽しむゲームです。エアガンでの撃ち合いや勝敗などは二の次なのです。
また、通常の場合ではヒストリカルゲームにはシナリオが設定されており、参加者には役割や階級、そして任務などが与えられ、自分より上官となる人物から命令を受け、その命令を忠実にこなすことが求められるのです。
「エアガンの撃ち合いがメインじゃないと面白くない」と感じるかもしれません。
実際、誰でも無条件に楽しめるサバイバルゲームとは違い、ヒストリカルゲームは非常に人を選ぶ遊びだと思います。
しかし、ヒストリカルゲームにはヒストリカルゲームの魅力があります。
その一番の魅力は先ほども紹介しましたが「本当の兵士になれる」という点。
参加者全員が時代背景に合わせた装備を装備しており、喋り方や振る舞いなど全て再現することで本当の戦地に赴いたというのは大袈裟かもしれませんが、少なくとも戦争映画のワンシーンに参加しているという気分を味わうことができるでしょう。
さらにサバイバルゲームとはまた違う戦い方になるのも魅力の一つです。
サバイバルゲームは双方の準備が整った状態で平等にスタートしますが、ヒストリカルゲームは準備の段階からゲームが始まります。
例えば小隊でベースキャンプの周りをパトロールするという任務が与えられた場合、小隊長が隊員を選び小隊を組み、パトロールへ出発します。
パトロール中に敵勢力と交戦になる事もあれば、ならない事もあります。
仮にパトロール中に敵勢力と交戦となり多くの隊員達が死亡し、小隊長が小隊の維持が困難であると判断すればベースキャンプまで戻って小隊を再編成して再び迎撃に向かう事もできます。
この様に戦い方においても、ただ撃ち合うだけでなく臨機応変な対応やリアリティあふれる戦闘を体験できるのです。
つまり、ただ単純にエアガンで撃ち合いたいのではなく
「当時の本当の兵士になって戦場を体験したい」
といった人にピッタリの遊びというわけですね。
ヒストリカルゲームは歴史マニアや戦争マニアにとってはたまらない遊びですが、一般の人達が始めるには少し敷居が高い遊びとなっています。
敷居が高くなっている主な理由は「装備」。
ヒストリカルゲームは特に服装に規定の無いサバイバルゲームとは違い、当時の装備をできるだけ再現することが望ましく、題材となる戦争が古ければ古いほど当時の装備を集めるのが大変だったり、当時の装備の情報を集めるのに苦労したりします。
また、もう一つ必要なのが「知識」。
ヒストリカルゲームは事前にシナリオを把握しておかなければなりません。また与えられた役割をこなすためには兵士としての知識、つまり敬礼の仕方や口の利き方などを理解しておかなければならず、さらに再現しようとしている戦争の時代背景などを把握しておかなければなりません。
どこまでの装備や知識が求められるかは主催者にもよりますが、歴史マニアや軍歴マニアでもないかぎり、最初は費用がかさんだり戸惑うことが多いのが通例のようです。
いかがでしたか。
ヒストリカルゲームは少々敷居が高く、また人を選ぶ遊びではありますがサバイバルゲームでは味わえない楽しみがあるのも事実です。
また最近では私服で体験できるヒストリカルゲームも増えてきているようです。
いつもと違うサバイバルゲームを味わいたい人や歴史マニアや戦争マニアの方は一度参加してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら新たな世界が待っているかもしれませんよ。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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