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迷える初心者よ恐れるな!世紀末初心者がいきあたりばったりでMADサバ装備を作ってみた(服装編)
2018/08/31
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2018/09/7
marodaruma
みなさんこんにちは。「オレはそんな簡単に流行には流されないんだぜ!」と言いつつ、某銃を擬人化した女の子とキャッキャウフフするゲームにしっかりハマっているマロダルマです。
今回は前回に引き続き、初心者の僕がMADサバ装備を作り上げていく顛末をご紹介したいと思います。
前回は服装について紹介したので、今回はそれ以外の武器や小物をどうやって作ったのか解説していきます。
意外となんとかなるもんだから、皆もとりあえずMADの世界に足を踏み入れてみようぜ!
前回記事:迷える初心者よ恐れるな!世紀末初心者がいきあたりばったりでMADサバ装備を作ってみた(服装編)
MADに持っていく銃は「エアコキかガスブロのみ」というルールがあるため、僕はAGMのエアコキM1カービンを持っていくことにしました。まあ、当日はこの銃は一度も使わなかったんですけど……
AGM M1カービン エアコッキング(FW) AGMM1A
MADなのでやはり汚し加工をしたいのですが、衣装のときと同じくプラモ用塗料を使うことにします
結論からいうと、滅茶苦茶手軽かつ我ながらかなりいい感じの仕上がりになって驚きました。プラモ用塗料、なかなか侮れませんよ!
塗料の乗りが少しでも良くなるように、全体を軽くヤスリがけします。
やすりがけに使用したのはタミヤのスポンジヤスリ600番ですが、もう少し目が荒くてもいいかもしれません
プラモデル塗装で使われる技法の一つに「ドライブラシ」というものがあります。
参考:https://hobby.dengeki.com/news/131596/
筆に最小限の塗料をつけてある程度乾燥させたあと軽く塗りつけることで、擦れたような跡を表現できる技法です。この技法で金属部分の塗装剥げを再現してみることにしました。
筆では時間がかかりすぎるので、スポンジを使って塗装します。
使用した塗料は「GSIクレオス リトルアーモリーカラー ステンレスシルバー」
アウターバレルやボルト、アイアンサイトなどの金属部分(エアガンだとプラ製ですが)にこの塗料をドライブラシで塗りつけ、塗装が剥げて金属の下地が出ているような感じを出します。
また、サビの表現も試してみたかったので、同じくGSIクレオスの「Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン」を上から重ね塗りすることにしました。
塗装結果はこんな感じ。
塗装が剥げて下地が出たところに、さらにサビが乗っかったことで使用感が出ています。
ステンレスシルバーの塗りすぎな気がしなくもないですが、世紀末世界ならコレくらいでちょうどええんや! ということにしておきます。
金属部分はいい感じになりましたが、フェイクウッドのストック部分に汚しが足りません。
というわけで、道具箱に転がっていた塗料を適当に選んでドライブラシで塗りつけます。
黒や茶色系の塗料をうすーく塗るとそれらしくなる……ような気がしなくもないです。
ストック部分に全く傷がないというのもおかしな話なので、¥2,000で購入したやっすいサバイバルナイフを使ってゴリゴリ傷を入れていきます。使う刃物は別にサバイバルナイフでなくても良いと思いますが、少々切れ味の悪い安物ナイフにしておく方が雰囲気の良い荒傷になるかと!
「世紀末」と聞くと色んな所に汚れた布を巻き付けているイメージがあるので、グリップ部分に巻いてみることにしました。
といっても本物の布だと巻き付けたり固定するのがめんどくさいので、家にあった医療用テーピングテープを使用。テープなので簡単に巻きつけられて便利です。
ニトリート(NITREAT) テーピング テープ 関節安定 固定用 非伸縮タイプ CBテープ ブリスターパック CB50BP 50mm×12m
手にウェザリングカラーがこびりついていたせいでテープに色が移ってしまいましたが、逆にいい汚れ具合になったのでそのまま延々となすりつけていました。汚し塗装と手洗いを同時にできる画期的な手法……やはりワイは天才や……。
パラコードをスリング代わりに結びつけて完成! 所要時間は大体3時間くらいでした。
近接戦用の武器もほしかったので、ダイソーで販売されているスポンジブレード(http://100yen-zukan.com/products/detail/14)を軽く加工し、銃と同じ要領で汚し塗装を施しました。作業時間は15分もかかっていない超適当工作です。
柄の部分にはテーピングテープとタコ糸を巻き、ウェザリングカラーで汚し加工をしました。
しかし、作業がお手軽すぎて調子に乗ってしまい、気づいたらなんだかう○こみたいな色合いに……
仕方がないので、この剣の名前は「ぶりぶり左衛門」と命名しました。
世紀末らしく頭の悪い形状にしたかったので、歯の部分は意味もなくギザギザにしています。
とくに寸法等も図らず、ナイフを使って目分量でギザギザを入れました。
MAD装備はこれくらい適当な方がむしろかっこいいんです!
知らんけど。
武器や服装の制作でそこまで時間がかからず、少し余裕があったので他の小物にも少しこだわることにしました。
ストローハットとサングラス
どちらも家に転がっていたもの。サングラスは貰い物で、ハットは楽天で買ったものです。
革トランクケース
荷物を入れるトランクケースも年季の入ったMADっぽいものにしたかったので、ヤフオクでなるべくボロい革トランクケースを探して¥3,000で落札しました。
ロック付きなのですが、肝心の鍵がないのでうっかりロックをかけてしまうと大変なことになります。
ていうか実際なりました。出発前日に。超焦りました。
まあ、ナイフで無理やりこじ開けて事なきを得ましたが……。
文明崩壊以前の札束
ジョークアイテムの札束風メモ帳をもらったので、会場でばらまいて成金ごっこしてやろうと画策。
醤油やサラダ油、インスタントコーヒーの粉、タバコの灰などで汚し加工を行いました。
MADサバ会場では夜にバーが開かれていたので、そこでドヤ顔でデン! とこの札束を出してみたところ、マスターのおねえさん(めっちゃ美女)に
「ハッ! こんなのケツ拭く紙にもなりゃしないよ!」
というお言葉と蔑みの目線をいただきました。大変気持ちがよかったです。
前回でも書いたとおり、たとえ行き当たりばったりでもなんとかなるぜ! ということをアピールしたくて記事をかきあげてみましたが、いかがだったでしょうか。
今回僕が作った装備類は、クオリティはトップクラスの人には叶いませんが、その分手軽に作れることがアピールポイントです。少しでも他のMAD初心者の参考になるといいなあ……
「とりあえずやってみよう」の精神はどんな趣味を始めるときにも非常に大事です。みなさんも、まずは一度、汚してもいい服を引っ張り出して塗料塗りたくるところから始めてみようぜ!
前回記事:迷える初心者よ恐れるな!世紀末初心者がいきあたりばったりでMADサバ装備を作ってみた(服装編)
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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