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迷える初心者よ恐れるな!世紀末初心者がいきあたりばったりでMADサバ装備を作ってみた(武器・小物編)
2018/09/7
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2018/08/31
marodaruma
みなさんこんにちは。このあいだ「おまえは生き方が世紀末だな」と言われたマロダルマです。
どういうことだ。
2018年8月18日、僕は、日本に数あるサバゲーイベントの中でも最もぶっ飛んだイベントの一つである
「MAD WARRIORS SURVIVALGAME(通称『MADサバ』)」に参加してきました。
今回で8回目の開催となるMADサバは、映画「マッドマックス」や漫画「北斗の拳」のような、文明崩壊後の世界を意識した装備の参加者がイカれた内容のサバゲーをするのが主な内容。
……と思っていたのですが、実態はただサバゲーをするだけのイベントではなく、フィールド内に架空の街が作られるわ、そこで参加者がお店を開くわ、水着コンテストもやるわ、闘技場「サンダードーム」で暴れまくる人がいるわ、ただご飯食べたりぶらぶらしているだけの人もいるわ……と、ハチャメチャに奥深くて濃ゆい内容でした。もはや「世紀末ロールプレイングイベント」とでも形容するべきでしょうか。
そんなMADサバ、TwitterなどのSNSでは(あくまでも僕の観測範囲での話ですが)こんな感想がよく見受けられます。
「参加してみたいけど、装備を作れないから参加しづらい……」
いやー、わかりますその気持ち! ネットで拡散されているMADサバ参加者の装備って、どれもやたらクオリティが高いですからね!
なんだか、同じようなものを作れる技術やセンスのある人にしか参加資格が無いような気がしてとっつきづらいんですよねぇ……
今回のMADサバでは参加者の写真を何枚か撮らせていただいたのですが、中にはハチャメチャにクオリティが高いものを仕上げておきながら「MAD初参加です!」なんて言い放つ人もいたりします。
※初参加だそうです
※初参加だそうです
※初参加だそうです
※結構参加してる人です
※結構参加してる人です
いや、ほんと、経験者も初参加の人も、何食ってたらそんなセンスのいいモノ作れるんだよ……。
僕自身も「MAD装備ぃ!? んなもんパンピーがすぐ作れるわきゃねーよ!」と尻込みしてしまう一人だったのですが、とあるきっかけでMADサバ経験者と交流するようになってからどんどん興味が湧き、ついに今年参加を決意!
「まごまごしててもしょうがねえ!! とにかく動かなければなにも始まらねえ!」ということで、体当たりでMADサバ装備を作ってみることにしました。
ネットでは化物みたいにクオリティの高い人ばかり目につきますし、つい尻込みしてしまいますが、そういう人たちも最初は初心者の時代があったのです。信じられませんけど。
はじめは上手くいかなかったり他の人との差を感じて凹んだりするかもしれませんが、別にクオリティが低いからってイジメられるようなこともMADサバではそうそうありません。とりあえず出来栄えは二の次にして作ってみるのが良いと思います。
体当たりでもなんでもいい!!! 最初の一歩が肝心なんや!!!
MADサバは文明崩壊後の世紀末世界がテーマですから、服装もそれにあわせる必要があります。
公式サイト(https://www.brainmixer-ent.com/mad)のスタイルガイドや、ネットで出回っているMAD装備の作り方をパクリ参考にしつつ装備を考えてみたのですが、動き出すのが遅かったせいもあって時間もお金も全然足りません。
とりあえず手持ちの服の中で、汚したり破いたりしても惜しくなく、それでいて他とは少し違った特徴も出せそうなものを選ぶことにしました。
そうしてチョイスしたのがこちら。
Photo:@Sasugo_3
楽天で購入した甚平で、夏場の寝巻きとしてずっと使っていたものなのですが、ストローハットやサングラスと組み合わせたところなかなかの勢いでうさんくさいおっさん感が出てしまうまさかの化学反応が発生。思いの外ウケました。
これを発展させて「世紀末のうさんくさいおっさん」を目指すことにします。
世紀末世界にはキレイな服なんてそうそうないですから、リアリティを出したいなら汚し加工は必須。
ネットには様々な手法の汚し加工の方法がありますが、今回は手元にあるプラモデル塗料を使ってみることにしました。
もともとプラモデルも嗜んでいたためすでに手元にありましたし、種類が豊富かつ値段が安い(一瓶数百円)というのも魅力ですしね!
手順はだいたいこんな感じ
今回使った塗料はこちら
Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン40ml
少しだけ切れ目を入れ、あとは手で破くようにするのがコツ。繊維のほつれが出るため、より使用感のある雰囲気にすることができます
このとき、スポンジで甚平をポンポンと軽く叩いてみたり、軽い力でなすりつけてみたりすると、うっすらとした自然な汚れ具合を表現できるようです。
実際に燃やします。
あまり燃え広がらないように袖口を縛り、すぐに消火できるよう自宅の洗面所で水を流しつつ、ライターで着火!!!
見事に焦げてくれました
これで俺も炎上サバゲーマー(物理)や!!!!!!!!
※今回燃やした甚平は麻と綿でできていたため燃え方は穏やかでしたが、ポリエステルなどの素材だと急速に燃え広がって危険な場合があります。自己責任の上、火災の危険が無いよう安全に注意して実施してください。
見事に汚く仕上がった甚平。これを着て夏祭りにでも行こうものなら、群衆に避けられまくってモーゼのようになること間違いなしです。
写真は家にあった百均のブレスレット。安っぽい金色がいい具合にうさんくささを出していますね!
ほんとはこれも汚したかったのですが、金属用の塗料がなかったので断念。
・楽天で買った甚平
・近所の商店街で買った雪駄&足袋ソックス
・以前買ったタトゥースリーブ
・オカンのお古のストール(腰に巻いて使用)
・アマゾンで買った和傘風の傘(日よけとして使用)
・家にあったストローハットとサングラス
・借り物のうさんくさいネックレス
全部用意するのにおおよそ1日くらい、思いつきのみで作った装備でしたが、うさんくさいおっさんの雰囲気をうまく出せ、他の参加者にも割と好評でした!
服は襟や裾、袖からボロボロになっていくのでそこを重点的に汚したり破いたりするとリアリティが増すのですが、それを忘れて襟元がキレイなままだったのが惜しいところ。
あと、ズボンを調子にのって破いたら穴からパンツが丸見えになってめっちゃ恥ずかしいことになりましたが、気づいたのが当日朝だったのでそのまま一日過ごす羽目になりました。
ズボンはあまり破かないほうがいいですね。ええ。
今回は服装に重点をおいて紹介しましたが、恐れず体当たりで作っても全然問題ないし、十分それらしい出来栄えになることがわかってもらえましたでしょうか。
次回はエアガンや近接武器、その他小物で工夫した点を紹介したいと思います。鉄砲を擬人化した女の子とキャッキャウフフするゲームにうつつを抜かさなければすぐに掲載できるかと思います。
乞うご期待!
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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