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2018/08/14

Gunfire

伝説の早撃ちガンマン「ボブ・マンデン」!目にも止まらぬクイック・ドロウはまさに神業!

エアガンを使用する競技で、サバイバルゲームとはまた別のジャンルとして人気な「クイック・ドロウ」。

合図と共に射撃を行い、どれだけ早くターゲットを撃ち抜く事ができるかを競う競技で、日本でも定期的に大会が開催されています。

ただ、残念ながら日本での知名度はやや低いため、早撃ちガンマンと言えばルパン三世の次元大介やドラえもんの野比のび太など、架空のキャラクターのほうが有名のようです。

しかし、現実にはそんなキャラクターの設定ですら凌駕する恐るべきガンマンが存在するのはご存じでしょうか。

その男性の名前は「ボブ・マンデン」。

今回は、そんなマンデン氏の神業についてご紹介したいと思います。







■最速の射撃能力を持つ男「ボブ・マンデン」

マンデン氏はかつてアメリカで大活躍したガンスミス射撃選手で、11歳の頃から射撃競技の魅力に取りつかれ、数々の大会に参加しては輝かしい成績を残した凄腕のガンナーです。

そんなマンデン氏の早撃ちのタイムはなんと0.1秒以下
一部では0.02秒という恐るべき速度でターゲットを撃ち抜いたと言われています。

ただ、0.02秒と言われてもピンと来ないとは思いますので、まずはマンデン氏の神業を見ていただきたいと思います。

ライバルは「」というだけあって、目にも止まらぬ速さで風船を撃ち抜くマンデン氏。

ちなみに二つのターゲットを連続で撃ち抜く競技を「Double Blanks」といいますが、マンデン氏の場合は通常のカメラでは2発撃っている事すら確認できず、スローカメラでやっと2発撃っているのを確認できるほど。

彼の射撃こそまさに神業と言えるでしょう。

■どうやって風船を同時に割っているのか

マンデン氏のDouble Blanksを初めて見た人は誰もが気になる事、それは“一体、どうやって二つの風船を一瞬で割っているのか”という点だと思います。

映像が荒いせいで少し見づらいですが、この動画はトリックでもなく実際に本当に2発の弾丸を発射し風船を割っています。

しかし、そこにはちょっとしたテクニックも隠されているようです。

ポイント①ハンマーを最初に起こしておく

本来のファスト・ドロウではハンマーを寝かせた状態でホルスターにセットし、ホルスターに引き抜くと同時にハンマーを起こしつつトリガーを引きます。
一方でマンデン氏の場合はホルスターに納めている時点でハンマーを起こしており、抜いた時に一発、そして即座に左手でハンマーを起こして撃つ事で、極限までタイムラグを減らしているようです。

ポイント②銃をフェザータッチ仕様にカスタムしておく

二つ目のポイントとしては銃のトリガーを極限までフェザータッチにカスタムしておくという点。
フェザータッチとは競技用の銃で採用されているカスタムの一つで、指がトリガーに少し触れただけでハンマーが作動するようにする方法です。
そしてマンデン氏が使用しているリボルバーもフェザータッチにカスタムされていたと言われており、トリガーを引く時にかかる時間を極限まで短縮していたようです。

■早撃ちだけじゃ無い! 正確さも兼ね備えた完璧な射撃術!

かつて様々なファスト・ドロウの大会に参加していたマンデン氏ですが、記録によれば3500回以上も優勝し、さらには銃に関するギネス記録をすべて塗り替えた事もあるそうです。

ただ、残念ながら現時点ではマンデン氏の記録は公式記録としては残っていません。

現在のギネス世界記録は銃に関する競技の記録を中止しており、また現代で使用しているデジタル時計と一昔前のデジタル時計では精度に差があるため、過去の記録はリセットされる傾向にあるようです。

ただ、マンデン氏の神業は早撃ちだけでなく正確さも備えており、固定したトランプを縦に裂いたり、鏡越しに正確に射撃するなど、公式記録では無いもののマンデン氏の神業については今でも語り継がれています。

■まとめ

誰もが最速のガンマンと認めたマンデン氏。

余談ですが、冒頭で触れた早撃ちを得意とするキャラクターの早撃ち速度は下記の通り。

・次元大介(ルパン三世):0.3秒
・冴羽獠(シティーハンター):0.2秒
・ゴルゴ13(ゴルゴ13):0.17秒
・野比のび太(ドラえもん):0.1秒
・ボブ・マンデン:0.1秒以下(0.02秒)

架空のキャラクターを遙かに凌ぐ腕前はさすがとしか言いようがありません。

今ではマンデン氏の記録は非公式となってしまいましたが、果たして彼を超えるガンマンが現れる日は来るのでしょうか……。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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