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2018/08/12

Gunfire

何これ欲しい!中世で活躍したカノン砲がポケットサイズで登場!

今回紹介するのは海外で販売されている「ミニカノン砲(MINI CANNON)」。

カノン砲”と聞くと、かつて大航海時代にガレオン船に搭載されていた大砲を連想される方も多いと思いますが、その大砲が手のひらサイズで登場しました。
しかも動力は火薬、弾はスリング弾という、男なら誰もが欲しいと思ってしまうようなギミックが満載!

それでは早速紹介していきましょう!







■手軽に遊べるカノン砲「MINI CANNON」

今回紹介するミニカノン砲を製造、販売を行っているのはPOKET CANNON社。
この会社では30口径の手のひらサイズの大砲の製造・販売を行っています。

出典:http://www.pocketcannons.com/

一見、スチールで作られたミニチュアの大砲に見えますが、このMINI CANNONは冒頭でも紹介したとおり本当に砲弾を発射することができるのです。

しかもMINI CANNONが砲弾として使用するのは7.62ミリのスチール製のスリング弾

火薬でスチール製のスリング弾を飛ばすだけあって、なかなかの威力を持っています。

■MINI CANNON威力と遊び方

このミニカノン砲の使い方は昔ながらの大砲と同じ方法です。

まずはカノン砲の上部に開いた穴に導線を差し込みます。次に銃口から黒色火薬を流し込み棒で押し固めて砲弾をセット。
あとは導線に火をつけるだけで爆発と同時にスリング弾を勢いよく発射します。

ちなみにこちらが公式サイトで公開されている実際のミニカノン砲の使用方法とその威力です。

初速や具体的な威力については公開されていませんが、簡単にガラス瓶を割るところを見るとなかなか高い威力を持ってそうですね。

ただ、発射の衝撃で本体が動いてしまうため、命中精度はあまり高くはないようです。

■気になる日本からの購入は……?

ミニカノン砲はかなり男心をくすぐられるアイテムですが、問題は日本から購入し、そして日本国内で使用することができるのかという点。

というわけで、せっかくなので詳しく調べてみました。

まず、POKET CANNON社のサイトによると、商品自体は海外発送にも対応しており、その際は分解して発送してくれるようで問題なさそうです。

しかし、問題となるのは日本の「銃刀法」。

日本の銃刀法では鉄砲の所持が禁止されていますが、銃刀法上の鉄砲の定義は
金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃砲をいう
と規定されています。

つまり今回のミニカノン砲に当てはめてみると

・金属性弾丸:金属製のスリング弾のためアウト
・発射機能を有する:有しているためアウト
・装薬銃砲及び空気銃包:火薬を使用しているためアウト

何をどうがんばっても確実にアウトですね……。

輸入する際はおもちゃとみなされて税関を通過できるかもしれませんが、使用して事故などが起こった場合は下手をすると鉄砲と見なされる可能性があり、日本からの購入は控えたほうがよさそうです……。

■まとめ

火薬とスリング弾と大砲という、個人的にかなりツボを押さえたミニカノン砲。

日本で購入できないのが残念でなりません。

日本は銃刀法のおかげで諸外国と比べ非常に治安が良い国ではありますが、こういったちょっと危険なおもちゃも規制対象になってしまうのが残念ですね。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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