サバゲーマー必見！知っておきたい熱中症の初期症状！

真夏のサバイバルゲームは熱中症と隣り合わせといっても過言ではありません。

インドアフィールドは別として、炎天下を重装備で走り回るサバイバルゲームは熱中症が発症する可能性が非常に高いのです。

ただ、熱中症は初期症状を見逃さず、適切な対応を取る事ができれば熱中症を回避できますし、場合によっては休憩を挟むだけでゲームに復帰する事もできます。

そこで今回は夏にサバイバルゲームを行う上で知っておきたい熱中症の初期症状と応急処置をご紹介していきます。

■知っておきたい熱中症の初期症状！この症状が出たら休憩を！

めまい or 立ちくらみ

熱中症の初期症状として一番多いのは「めまい」と「立ちくらみ」です。

気温が上がると同時に体温も上がりますが、人間の体は体温が上がり過ぎると皮下への血流量を増やして熱を外に逃がそうとします。

しかし、皮下への血流量が増えすぎると今度は脳への血液が回らず酸欠状態になり、めまいや立ちくらみが発生します。

つまり、暑い所でめまいや立ちくらみが起こるということは体がオーバーヒート気味であると同時に脳が酸欠状態になっていることを意味しており非常に危険な状態です。

即座にプレイを中断して休息を取り、体を冷やすようにしましょう。

筋肉がけいれんする、手足がつる

次に熱中症の症状として知られているのが筋肉のけいれんや手足がつるといった症状です。

実はこれは熱中症というよりも脱水症の症状で、熱中症になる直前の症状です。

人間の汗には塩分が含まれている事は皆さんご存知かと思いますが、実は筋肉の収縮は筋肉細胞内に含まれている塩分やマグネシウムなどが筋肉細胞外液に移動する事によって起こります。

逆にけいれんなどの筋肉の意図しない動きは筋肉細胞内の塩分やマグネシウムが不足し、上手く筋肉をコントロールできなくなっている事を意味していると同時に、体に必要なミネラル類が不足しているという事でもあります。

けいれんや手足がつるといった症状が出た場合は、水分だけでなく塩分やミネラル類を即座に補給しましょう。

だるい

そして次は「だるさ」。

熱中症の初期症状として「ゲームに参加したいのに、立ち上がれないほどの“だるさ”に襲われる」といった症状がでる場合があります。

これは上記で紹介しためまいや立ちくらみと同じ症状で、体がオーバーヒート気味になり酸欠状態となっています。

強い倦怠感やだるさに襲われたときは無理をせず、素直に休息をとりましょう、

眠い

ご飯を食べた後のお昼休憩は別として、普段は眠たくならない時間帯に急激に眠たくなる場合は熱中症の初期症状です。

この眠くなる理由も上記で紹介しためまいや立ちくらみと同じ原理ですが、眠気は熱中症の症状がかなり進行している時に現れます。

即座にサバイバルゲームを中断し、できればその日はゲームへの再参加は控えたほうがよいかもしれません。

■症状が現れたら一休み！即座に涼しい所へ避難して！

熱中症は放置すると確実に悪化しますし、自然に回復する事はありません。

ただ、一方で早い段階で適切な処置を行う事ができれば、症状がでた後も再びサバイバルゲームに参加する事も可能です（あまりおすすめはしませんが……）。

ちなみに熱中症の症状が現れた時に行う事は
・休息
・冷却
・水分補給（塩分やミネラルを含む）
の3点です。

その中でも一番手っ取り早い方法はエアコンが効いた涼しいスペースに逃げ込んでスポーツ用ドリンクを飲むことです。

サバイバルゲームの場合はエアコンを効かせた車内や、近くのファミレスなどに避難すると良いでしょう。

また、自分で歩けたり水分補給ができる場合は上記の対応で問題ありませんが、自分で歩けなくなったり水分補給ができなくなった場合は、近くの人に助けを求めたり、救急車を手配するようにしましょう。

■まとめ

時と場合によっては命を落としかねない熱中症。
若い人や体力に自信がある人は意外と軽視しがちですが、かなり恐ろしい症状の一つでもあります。

今回紹介した初期症状が現れた場合は即座にプレイと中断し、水分を補給しつつ休息を取りましょう。
また、暑さへの耐性は人によって違うため「他の人が大丈夫だから自分も大丈夫だろう」と考えるのは大変危険です。

他人を基準にするのではなく、自分の体は自分自身でしっかりコントロールするようにしましょう。