炎天下のサバゲーを最後まで遊び抜くコツ！重要なのはゲーム中だけじゃない！

今年の夏は記録的な猛暑が続いており、全国各地で熱中症の患者が急増中です。

これは炎天下のアウトドアフィールドでプレイするサバイバルゲーマーにとっても死活問題で、私を含め「サバゲーは楽しいけれど、暑くてたまらん……」と嘆いている人も多いのではないでしょうか。

むしろ熱中症になる可能性が高い猛暑日はサバイバルゲームを自重するべきかもしれません。

しかし、いくら暑くてもサバゲーには参加したくなるものですし、サバゲーに参加するからには全ゲームをフル出場したいと思うはず。

そこで今回は炎天下で行われるサバゲーを最後まで遊び抜くポイントについてご紹介したいと思います。

■炎天下のサバイバルゲームを最後まで遊びきるコツ！

熱中症を予防するために重要なのは一般的に
・水分と塩分（ミネラル）をしっかり取る
・直射日光を避ける
・休息をしっかり取る
の3点だと言われています。

ただ、これらの対処法は様々なメディアで紹介されているため、殆どの方が既にご存知だと思います。

そこで今回はあまりメディアなどで紹介されていない、熱中症の予防対策について紹介していきたいと思います。

前日は早く寝る

あまり知られていませんが寝不足は熱中症を引き起こす要因の一つです。

寝不足などによる体調不良や体力の低下は自律神経の働きを狂わせる事があります。

そして体温は自律神経によってコントロールされているため、自律神経が上手く働かないと体温調整ができなくなり熱中症を誘発する恐れがあります。

サバイバルゲームの前日はしっかりと睡眠をとり、疲れを取り除いておきましょう。

寝る前と朝起きた時に水分をしっかり取る

実は人間の体は寝ている間にも呼気や汗などから、かなりの水分を失っています。

特に真夏の場合、多い時には1ℓもの水分が失われていると言われており、最近では夜の寝ている間に起こる「夜間熱中症」が問題となっています。

寝る前にコップ一杯の水を飲んで体内の水分を満たし、朝起きた時には寝ている時に失った水分を補給して、日中のサバイバルゲームに備えましょう。

朝食をしっかり食べる

熱中症対策に欠かせないのが朝食。

普段から朝ご飯を食べる習慣がなかったり、朝早く出発するせいで食べる時間が無い場合も多いと思います。

しかし、朝食は一日の元気の源です。

上記では寝ている間に水分が失われているとご紹介しましたが、寝ている時に失われている物は水分だけでは無く、塩分や鉄分も大量に失われています。

また、体内に水分を補給するには塩分や鉄分などのミネラルが必要となり、水分だけ飲んでもうまく吸収されません。
そのミネラルを補給してくれるのが朝食であり、万全の状態でサバゲーに挑めるように必ず食べるようにしましょう。

疲労をためない

そして最後のポイントは疲労を溜めないことです。

とはいっても、サバイバルゲームは元々走り回るスポーツなので、疲労の蓄積は避けられません。

そこで重要となってくるのが体力の温存やペース配分です。

実は熱中症や熱中症による死亡事故が多いのは正午ではなく15時～16時の夕方頃です。

夕方頃には暑さが落ち着きそうなイメージがありますが、正午の時点で気温が最大に達した後、さらに西日の熱が加わる事でむしろ気温が上がる場合があります。

しかも、気温があがったところに午前中に蓄積された疲労が加わる事で、さらに熱中症の危険性が増します。

午前中は気温が上がりきっておらず、体力も十分にあるため全力で遊びたい気持ちはわかりますが、疲労が溜まりすぎないよう、最初はラフな格好でプレイしたり、普段より装備を軽くして、午後のゲームに向けて体力を温存しながらプレイするようにしましょう。

■まとめ

・前日は早めに寝て日頃の疲れを減らす
・寝る前と朝にしっかり水分を取る
・朝ごはんもしっかり食べる
・いきなり重装備で参加しない

あとは普段の熱中症対策である水分補給や塩分補給を合わせれば、ある程度は熱中症を防ぐことができます。

ただ、日頃からどんなに体を鍛えていても人間である以上、だれでも熱中症になりますし、猛暑により外気温が体温を上回ってしまうと人間の体は体温を下げることができなくなってしまいます。

対策が万全だからといって過信せず、体調に異変を感じたら即座に中断して休憩をとるなど、心に余裕を持ってゲームに参加しましょう。