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2018/04/3

Gunfire

狩猟免許取得支援企画!第5回「実際の狩猟の始め方!」

前回までは狩猟免許や狩猟を行う上で必要な知識や法律についてご紹介してきましたが、今回は「狩猟免許を取った後、実に狩猟をはじめるにはどうすればよいか」という点についてご紹介したいと思います。

前回記事:狩猟免許取得支援企画!第4回「狩猟に絶対に必要な狩猟者登録!意外とお金もかかる!」

狩猟免許は猟銃免許と違い意外と簡単に取得できるものの、いざ取得したところで何から始めたらいいか分からず途方に暮れる方も多いようです。

そこで、狩猟免許を取った後に途方にくれないように猟に出るまでの具体的な流れについてご紹介していきます。

■まずは猟友会に加入してグループを紹介してもらおう


私が新たに狩猟を始める人に必ず勧めているのは地元の猟友会への加入です。

既に構築されたグループに新たに参加するのは勇気がいりますし、猟友会に加入すると会費が発生するため気が乗らない方も多いかもしれません。

しかし、狩猟を行う上で一番重要なのは知識です。

狩猟場所の情報、獣道の見分け方、罠の作り方、獲物のさばき方など、これらの知識を自分一人で学ぼうとするとかるく数年かかるため、「猟友会に加入することが狩猟を始める第一歩」といっても過言ではありません。

また山について知識が無い状態で入山するのは非常に危険ですし、トラブルの元でもあります。

もし仮に免許を取った後に「これから具体的にはどうすればいいんだろう」と少しでも感じることがあれば、まずは地元の猟友会に電話をかけ近所に住む人達のグループに入れてもらえるよう頼んでみましょう。

ただ、猟友会に加入する前に決めておかなければならない二つの重大なポイントがあります。

■ポイント①獲物と狩猟方法を決める


狩猟を始める上で一番大事なのは「獲物と狩猟方法を決める事」です。

一言で狩猟といっても「追い山猟」、「わな猟」、「カモ猟」など様々な獲物は種類があり、自分がどの方法で何を狩りたいかをまずしっかりと決めておきましょう。

何故なら猟友会に頼めば身近に住む人たちのグループを紹介してはもらえますが、その人達が自分の狩りたい獲物や行いたい狩猟と同じ方法で狩猟しているとは限りません。

場合によっては「自分は空気銃でカモ猟をしたいのに、イノシシに対してわな猟をメインで行っているグループを紹介された」なんて事も起こる場合もあります。

猟友会にグループを紹介してもらう場合は漠然と「狩猟がしたい」というのではなく、「自分は何をどの方法で狩りたいか」をしっかりと伝えるようにしましょう。

■ポイント②猟場を決める

狩猟方法が決まれば、次に決めなければならないのは猟場です。

その理由として狩猟者達のグループはある程度は活動範囲が決まっています。

縄張りが決まっているというわけではありませんが、それに近い物が存在しているのは事実ですし、また毎回同じ場所で狩猟することで猟場の情報が蓄積され猟果が上がると言ったメリットもあるからです。

そのため、もし交通の便や自宅の都合などで普段住んでいる住所とは違うところで狩猟を行い対場合は猟友会にグループを紹介してもらう際に「○○市あたりで狩猟をしたい」と伝えることで、希望するエリアをメインに活動しているグループを紹介してもらえます。

■まとめ

狩猟を始める方法として以上の事をまとめると

①自分がやりたい猟法と狩りたい獲物をしっかり決める。
②自分が狩猟したいエリアをしっかり決める。
③猟友会に加入し①と②をしっかり伝え、条件に合うグループを紹介してもらう

これが狩猟を始める際の王道のパターンといえます。

ただ中には一人で猟を行いたいという人もいるでしょう。

確かにカモ猟程度であればグーグルマップと狩猟マップを駆使すれば一人で狩猟を始めることも可能ですし、カモ猟はある意味一番ハードルが低い狩猟かもしれません。

しかし、イノシシやシカなどの大物猟はベテラン猟師でも無い限りは1人で狩猟を行うのは無理でしょう。

素人の場合はそもそも山でイノシシやシカを発見すること自体が非常に難しい上に、仮に運良く狩る事ができたとしても、狩った後の獲物の運搬や解体といった処理ができません。

特にイノシシの場合は体重が100キロを超える個体もいるため、一人で運搬する事は不可能です。

どちらにせよ、身近に狩猟経験者がいない方はまずは猟友会に加入し、グループを紹介してもらい、そこで下積みをしながら徐々に狩猟を覚えていくというのが遠回りなようで一番近道の「狩猟の始め方」なのです。

狩猟免許取得支援企画シリーズはこちらから

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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