知り合いのヤバイ人たちと一緒にトイガンフォトコンテストに応募してみた

みなさんこんにちは。こないだ友人たちとシューティングレンジに遊びに行ったときに写真を頼まれて、「ごめんカメラ持ってきてないわ」と言ったら「てめーなんのために来てんだよ」となじられたマロダルマです。エアガン撃ちに来てんだよ悪いか！

さて、僕は一般的な会社員として社畜生活に明け暮れつつサバゲして、たまにこうしてライターまがいの副業もさせていただいているわけですが、それ以外に「悪役連合」という、なんだかヤバイ人たちがいっぱいいる集団にも属しております。
別にパシられてるとかオモチャにされてるとか家畜扱いとかそういうわけではなくて、末端とはいえ立派にメンバーの一員としてやらせてもらってます。最近はほぼいじられ役ですけど。
この悪役連合、名前の通り「悪役っぽさ」を大きなテーマとして表現活動をしていく集団なのですが、レイヤーとかスチームパンカーとかサバゲーマーとかバンドマンとかカメラマンとかイケメンとか美女とか変態とかオタクとかがいっぱいいて、ワイワイやりながら日々色んなことに挑戦しています。
詳しくはWEBサイトや公式Twitterアカウント（@Akuren_10）を見ていただくとして、ある日、この悪役連合の中心人物である“関西骸骨サバゲーマー”のサスゴ閣下（Sasugo_3）から「みんなでハイパー道楽のトイガンフォトコンテスト応募しよーぜ！」という提案がありました。

ハイパー道楽。
このサイトを見ている読者の方ならご存知の人も多いでしょう。国内最大手のエアガンレビューサイトです。
僕もはじめてエアガンを買うとき、日がな一日このサイトのレビュー記事を漁って参考にするなど大変お世話になりました。今でも1日2回はチェックしてます。
そのハイパー道楽が定期的に開催している、エアガン・ガスガン・モデルガンを含めた全てのトイガンをテーマとした写真のコンテスト「トイガンフォトコンテスト」に、悪役連合メンバー内の有志たちで応募してみよう、というのです。
このコンテスト、エアガンが写っていれば誰でも投稿できるため間口は広いですが、審査にプロのカメラマンやミリタリー雑誌の編集部が関わっていたりするので、評価は割とガチめ。前回も結構辛口な批評をされている作品が多かった印象ですね。

この話を聞いたとき、エアガン持つと映える知り合いが一杯いて、手元にそこそこきれいに撮れるミラーレス一眼カメラがあり、ライターもどきの活動にも慣れてきた僕は「これあわよくばワンチャンあるんじゃね？」と半ば本気で思いました。完全に思い上がっています。フラグです。
というわけでここから先は僕のいきがりレポートとなります。美女の写真もつけとくから許してくれや。
 

投稿した写真

モデルは同じ悪役連合のメンバーで、スチームパンク風少年装のめちゃくちゃ似合うボーイッシュ美人のきよ（@kiyo_ry02）さん。

ロケーション

いつもお世話になっていて、いろんなエアガンを借りられるシューティングバーFIVEで撮影させていただきました。

モデル

悪役連合のレイヤーさん達に協力してもらい、上の写真以外にも色々撮りました。
ぶっちゃけイケメンや美人の写真を自分のカメラに収めたいだけだろ？ って言われると反論できねえ。

まあ、カメラ原始人なりに頑張って撮ってますね。よく撮れてるやつチョイスすると何故か縦長の画像ばかりになりました。

なお、今回一緒に投稿していた（僕が締切日の深夜投稿というぶっちぎりの遅さでした）悪役連合の方たちの写真は、以下のURLから見ることができます。
みな機材と腕前がものすごく、僕などミジンコ同然。勝てる気がしねえ

ならさん（@NkzyRnrmtC）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p092.html

キツネさん（@tsukikage_fox）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p076.html

Jimさん（@JamesGodfield）が被写体の作品
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p110.html

ほのるるさん（@ng_cat）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p098.html

みやこさん（@kurozukinn385）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p070.html

神威さん（@gamadaruma）
※被写体はたおさん（@Tao_OSP）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p055.html

あかつきさん（@Akatsuking5）
※被写体はモロキーさん（@morokey）
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p035.html

サスゴさん（@Sasugo_3）の作品
http://www.hyperdouraku.com/photocon18/p028.html
↑ちなみに被写体はワイや！！！ かっこええやろ！！！！！！

まあ、カメラや腕前は他の悪役連合メンバーより（だいぶ）劣っているとはいえ、サバゲーマーとしての経験やエアガンの知識ならそこそこある！ これを活かせばうまくエアガンを映えさせたカッコいい写真を撮ることができるはず！ ワンチャン入賞くらいあるやろ！



──そう、僕は入選作品発表の瞬間まで、本気でそう思っていたのである──

加工

今回はRAWデータをフリーソフトで現像することにも挑戦しました。
カメラ原始人なのでぶっちゃけよくわかっていないんですけど、なんか、RAWデータを使うと撮った写真をめちゃくちゃきれいに仕上げることができるらしいと聞いたのでやってみた次第です。まあ結論から言うと、何もかもわからなさすぎてぶん投げたんですけど！！
参考サイト：https://www.sony.jp/support/software/idc/intro/raw.html

RAWデータはカメラのセンサーが捉えた光情報をすべて保存してある画像データで、普通はカメラに搭載されたコンピュータが自動でカットしている光情報も記録されています。このRAWデータを専用の加工ソフトで編集すると、暗すぎたりしていまいちな写りの写真をきれいに修正することもできるし、普通の写真では出せないような色合いや明るさを持った写真を作ることも可能なのだそうです。僕がいじると逆に汚くなって記事に載せられないレベルになっちゃったんですけど、なんでや。
ちなみに、RAWデータを加工してJPG等の通常の画像データに変換することを「現像」といいます。

まあさっきも言ったようにカメラ原始人には早すぎる技術だったので、もう少し進化してから再挑戦しますウホ。
というわけで自然光のJPG撮って出し画像のうち、気に入ったものを投稿しました。それが最初にあげたきよさんの写真というわけです。

結果

自信満々で写真を（余裕ぶっこいて投稿締切日の夜に）投稿し、迎えた結果発表当日
ハイパー道楽の入選作品発表ページへアクセスし、震える手でページをスクロールする僕。
金賞……違う人。さすがにこれはまあないやろ、知ってた。
銀賞……これもまあないやろ
銅賞……これも（ｒｙ



入選作品……ワンチャンこのなかにはワイの写真あるんちゃうか……あるやろ……どっかに……



な……ない……？ 僕の作品が……どこにも……ない……！？
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入賞なんてかすりもしなかったぜ！！！！ ちきしょうめ！！！
撮ったときは「この写真宇宙一かっこいいな！ モデルも美人だしな！ 絶対入賞間違いナシやで！ ワイは最強や！」って思ってたのに！！

ちなみに悪役連合のメンバーのうちだと、ならさんが銀賞（やべえ）、キツネさんが入選していました。今回はのがしてますがサスゴ閣下は前回の最優秀作品受賞者だったりします。この人らすげーな。
 

反省

他の人と比べて何が悪かったか、っていうと、絵面が地味で銃が協調されてないとかライティングのセンスとか、とにかくもう僕の腕が悪いってしかないんですけど、なによりも準備に時間をかけなさすぎたのかなって。
どんなロケーションで、どんなテーマで撮るのか、をもっと真剣に練るべきだったかなと。せっかく色んな人に協力してもらっておきながら、当の僕自身が適当すぎた部分は真剣に反省するところですね。モデルさんたちにFIVEのレンジに磔にされてマトにされても文句は言えねえ。

「雰囲気はいいのにガンが死んでいる写真がほとんど」という、銃器写真家で審査委員長を務めるトモ長谷川氏の言葉がまあグサッと刺さる。

ガンが生きるってなんだよ！！！！！ わかんねえよ！！！！！！！！という思いもなくは無いですが、「“トイガンフォトコンテスト”に投稿するんだから、エアガンから装備、ライティングその他諸々の細かいところまできっちり考えろよ！ なんとなくモデルに銃持たせてなんとなく撮ってんじゃねえよ！ ガチでやれよ！」ということなのかも。

入選した作品を見ていると、やはりプロかつベテランの写真家さんやサバゲー雑誌編集部の目に留まっただけあって、どれも大変クオリティが高いですね。
みんな超かっこいい。どうやって撮ってんのか教えてくれよ。靴までなら舐めるからさ。

エアガンやサバゲーマーをもっとカッコよく撮りたい！ 美男美女がエアガン構えてる写真でPCのフォルダをいっぱいにしたい！ あわよくばみんなにちやほやされたい！！ という欲望にまみれ、カメラを買い、自分なりに練習し、とうとう血迷ってコンテストにまで応募しましたが、結果はどうあれ非常に良い経験になりました。
もうちょっと写真を勉強して次こそは！！！