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今回紹介するのは2丁のグロックを改造して作られたハンドガン「ドッペルグロック」について!
グロックといえばサバゲーマーでは知らない人は居ないといっても過言ではないほど有名なハンドガンだとおもいますが、そんな2丁のグロックを合体させた銃があるのです。とはいっても、最近は「ツインガバメント」や「Snake」など二つのバレルを持つ銃は少なくなく、あまり珍しいものでは無くなってきたかと思いますがドッペルグロックは一味違います。
なんと、ドッペルグロックはスライド同士を合体させた正気を疑うような銃なのです。
それでは早速紹介していきましょう!
出典:LIVEJOURNAL
通常、ダブルバレル系の銃はどれも水平二連銃のよう銃口やバレルが水平に並んでいるのが一般的ですが、今回紹介するドッペルグロックは上部のスライド部分で一体化させているというキワモノ銃。そしてこのドッペルグロックに使われているグロックは「グロック18C」。
グロック18Cはグロックシリーズの中でもフルオートの機能を持っているグロックなのですが、本体が軽量という事もあってフルオートでの射撃時は非常に反動が強く命中力が低いという問題がありました。
その問題を解決するために考え出されたのが「ドッペルグロック」。
通常、弾丸を発射するとハンドガンは上部に跳ね上がりますが、ハンドガンを横にして上部を合わせ、同時に発射すれば射撃時の反動を相殺することができ、命中精度も上がるうえに威力も倍増すると考えたのです。
「同時に射撃することでお互いの反動を打ち消す」
理屈的に考えれば確かに不可能ではなさそうな気がしてきます。
しかし、実際は反動を打ち消す事はほぼできなかったと言われています。その理由は“まったく同じタイミングで射撃しなければいけなかったため”。
確かに少し考えればわかる事ですが反動を打ち消すには全く同じタイミングで同じ威力の反動をぶつけなければいけませんが、全く同じタイミングで射撃するというのが非常に難しく、またフルオートという点もあって実際はの射撃時は左右にブレながら射撃する羽目になってしまった模様。
しかも、この銃には根本的に「構えにくい」という問題もあり、まるで自転車に乗る時のように両手を前に突き出して射撃しなければならないため安定性に欠け、リロードのしにくさや持ち運びの不便さなど様々な問題も抱えていたようです。
まぁ、考えればわかるような事ばかりですが……。
今では変態銃としてネタにされてしまっているドッペルグロック。アクション映画やスパイ映画などで取り上げられていれば、もう少し人気がでたかもしれませんね。
ただ、個人的にはこういう変態銃は大好物だったりします。
また、このドッペルグロックに影響され東京マルイ製のグロック18Cを2丁つかってドッペルグロックを実際に作った人もいるのだとか。エアガンであれば反動はそれほどないのでサバイバルゲームでは活躍できるかもしれませんね。
まぁ使いづらい事、この上ないでしょうけれど……。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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