映画「キングスマン」標準装備「TT-30」！ 遂にエアガンとして登場！

2015年に日本で公開されたスパイアクション映画「キングスマン」。

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この映画は一流のスーツに身を包んだ英国紳士達が主役の映画なのですが、その英国紳士たちの正体は実はどの国にも属さないスパイ。

スパイ映画というと堅苦しいイメージがありますが“紳士がスタイリッシュアクションをする”というギャップを描いているため、どちらかというとアクション寄りで「とにかく激しいドンパチが見たい！」という人にはピッタリの映画です。

そして、このキングスマンでは007のように防弾と銃を仕込んだ紳士傘や防弾防刃性能のあるスーツ、ライター型の手榴弾など数々のスパイご用達のアイテムが存在するのですが、その中の一つにちょっと変わったハンドガンが登場し、実は最近になってエアガン化もされました。

そのハンドガンの名前は「TT-30」。

今回はそんなTT-30についてご紹介したいと思います。

■キングスマン達の標準装備「TT-30」

By ロシア語版ウィキペディアのSONYさん, CC 表示-継承 2.5, Link

まずは映画内で使用されているTT-30についてご紹介したいと思います。

TT-30は現実に存在する「TT-33」を元に作られたハンドガンなのですが、TT-33の別名は「トカレフ」。

トカレフはロシア製のハンドガンで大量生産することを前提に作られた安価な銃で、どちらかというとマフィア達にはピッタリですが英国紳士やスパイが使うような銃とは到底思えません。

しかし、このTT-33を改良したTT-30には実銃のトカレフには存在しない機能が存在します。

その機能とは「ショットガンシェルを撃てる」という点。

TT-30にはM203グレネードランチャーの様にハンドガンのバレル下部にショットガンシェルを収納できるようになっており、乱戦時に活躍できるようになっているのだとか。また撃ちだせるショットシェルも散弾のみならず焼夷弾など全5種類の弾薬が用意されていました。

そして、このTT-30はキングスマン達の標準装備という事もあり、映画内では度々登場するメインウェポンでもあるのです。

■Show Guns社によってエアガン化された「TT-30」

そして冒頭でも少し触れましたが、このTT-30は最近になって何とエアガン化されました！

開発、販売するのは香港に本社を置く「Show Guns」社でエアガンの名前は「KPS TT-33」。このKPSとはKingsman Pistol Shotgunの略称で名前からもキングスマンの銃であることは明らかです。

そしてこのKPS、外見はもちろんの事、映画と同様にショットシェルを撃ちだせるギミックや木製グリップなど、なかなかこだわり抜かれた作りとなっています。

エアガン自体はガスで動作するガスガンとなっており、ブローバック機能やHop-Upシステムも標準装備、ハンドガン用のマガジンには15発、そしてショットガン用のショットシェルには6発のBB弾を収納することができます。

またショットガンの部分についてはPPS社製のショットガンシェルが使われています。

このショットガンシェルはシェル本体にガスとBB弾両方を込める仕組みとなっており、そのシェルをバレル下部に用意されたソケットに詰め込むことで射撃できる仕組みになっています。

射撃する方法は本来トリガーがある位置の少し前にトリガーとショットガン用のトリガーが設けられており、ハンドガンとショットガンを場面に応じて使い分けれるようになっています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。最近は映画などで使われている銃が頻繁にエアガン化されてきており、エアガンも映画も好きな私にとってはありがたいことこの上ありません。

ちなみにキングスマンは2018年の1月には続編である「キングスマン：ゴールデン・サークル」が日本で公開中です。興味がある方はぜひ、映画の方も見てみてくださいね。

ちなみに続き物になっているので、興味が沸いた方は「キングスマン：ゴールデン・サークル」からではなく2015年に公開された「キングスマン」から見ることをおすすめします！