- コラム
カスタムエアガンレビュー 東京マルイ USP(電動)
2017/08/17
クルメノ
すごいー! たーのしー!
2017/12/4
のりぞう
東京マルイからガス銃の季節じゃないのに新しいガスが出てきました。銃じゃなくてガスです。Sourceです。缶です。気体です。これまでと内容物や性能が違うそうです。早速どんなものか調べてみました!
今回発売されたガスは「ノンフロン・ガンパワー」と言います。定価は1980円。末端価格は1500円くらいでしょうかね。
このガスの売りはなんといっても「地球にやさしい」というところです。バイオBB弾とノンフロン・ガンパワーの組み合わせで環境性能は完璧という感じでしょう! 値段は高いですが将来の地球のためには必須なギアです。ぜひみなさんこれからはノンフロン・ガンパワーを使いましょう!
http://www.tokyo-marui.co.jp/news/nonfreon/
こちらを読んでみると注意点のところにこうありました。
●当商品は高圧ガス保安法におけるガス圧制限により、既存の「ガンパワーHFC134a」に比べ、作動性や弾速が平均10%前後(※)低下するように作られています。
※当社比。 気温や発射状況など、様々な条件によっても変動します。●可燃性のため火気に十分ご注意ください。室内での使用は定期的に換気をしてください。
なんと作動性や弾速が平均10%前後低下するそうです! ブローバックが遅くなり、弾速が落ちるということですね。これは大変だ! でも地球にやさしいサバゲーマーになることが重要なので気にせず買いましょう。
さらに火気には十分注意し、換気をしよう! とのことです。屋内フィールドでは使用禁止ですかね?
今回はノンフロン・ガンパワーと、いつものHFC-134aことフジカンパニー「ウッドランドBBガス」を比べてみます。
試験場所は室内、気温16度、使用BB弾は東京マルイ「PERFECT HIT ベアリング研磨0.2g」です。
ガスを満タンにしてマガジンをズボンのポケットに入れて5分ほど温め、6連射しました。銃は東京マルイ「XDM-40」です。
やはり初速が違いますね。撃ったときの反動はとくに変わらない感じでした。
ガス食い虫こと東京マルイ「デザートイーグル」、10発の初速、そしてガス満タンで何発ブローバックするか調べてみました。ガス注入後5分ほどポケットに入れて温めました。
こんな感じです。
両ガス共に、ガスを満タンにすると8マガジン+7発撃てました。
フルオートもやってみました。ガス満タンで何マガジン(30発)撃てるか調べてみました。銃は東京マルイ「MP7」です。ガス注入後5分ほどポケットに入れて温めました。
こんな感じです。フルオートでも撃てる量はそれほど変わりません。でもノンフロン・ガンパワーは100発撃ったあたりから圧の低下を感じました。ブローバックが弱くなり止まりそうな印象でした。
ショットガンもやってみました。10コッキングの初速を測ってみました。銃は東京マルイ「M870タクティカル」です。ガス注入後5分ほどポケットに入れて温めました。
こんな感じです。
ガスを満タンにして銃をズボンのポケットに入れて5分ほど温め5発計測、再び2分ほどポケットに入れて温め5発計測、そして空になるまで何発撃てるか調べてみました。銃はタナカ「S&W model36(2インチ)」です。
こんな感じです。
ノンフロン・ガンパワーは140発、HFC-134aは150発撃てました。
初速差はこのようになり、体感的にはフルオート時に圧の弱さを感じましたが悪すぎるということはないと思います。
初速が低いことに関しては“5m前に出る”というところでカバーできます。今回の場合は1mほど前に出ればいい性能差だと思いますが……。
フルオートで撃つときは休憩毎に追加注入でお願いします!
「安心性能の海外銃が使えるサバゲーライフの提供」をモットーに細々とカスタムエアガンを売って10年を超えました。これからもロマン銃でも戦えるようチューニングしサバゲー業界を盛り上げていきたいと思います。
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