ジャンク修理チャレンジ！『1挺目　東京マルイMP5K』Part.4

前回、修理に取り掛かりましたが困難の連続……。出費もかさんでジャンク品の恐ろしさを思い知らされました。
前回記事：ジャンク修理チャレンジ！ 『1挺目　東京マルイMP5K』 Part.3

「全てのパーツを変えたら、それはもう修理ではないのでは？」という意見もありそうですが、そこはだまらっしゃい。
涙で回路がショートしないように気をつけながら、作業を進めていきます。

メカボックスと配線

メカボックス内部には、以下のパーツを使用しました。

配線を引き直してFETとヒューズを設置し、バッテリー収納位置をメカボックス上部からストックパイプ内へと変更しました。長さ調節が上手くできずに配線がツギハギになってしまいましたが、そこは勘弁してください。次回頑張ります。




元々のバッテリー収納スペースに、FETとヒューズを収納。バッテリーをストックパイプに収納するために、バッテリーのコネクタがストックパイプ後端まで届くように設定しました。コネクタはミニ2Pコネクタを使用。

インナーバレル・チャンバー

インナーバレルは余っていた190mmのものを使用しました。チャンバーパッキンはPDIのWホールドチャンバーパッキンに交換しました。今ふと思いましたが、元から残っているパーツって……チャンバーだけかもしれません……あぁどうしてこんなことに……。
あ！ そういえば銃口部分の部品も変えていませんでした！ なーんだ、じゃあ大丈夫だ！ あーよかった……あーよかった……（無表情）

外装

外装カスタムとして、レイルハンドガードとショートフォアグリップ、そしてM4ストックを装着しました。これらは新品パーツですので、装着すると銃が見違えるように綺麗になります。




元のジャンク品から継承した貴重なパーツの一つである「銃口の金属部品」は軽く磨いて黒で塗装し直しました。ハンドガードは「銃口の金属部品」に合うように少しだけ加工しました。この「銃口の金属部品」なんて名前だろう……。




ストックはバトルリンク・ミニマリストストックのレプリカを使用。こちらは安価で軽量ですが安っぽさは感じられず、パーツ自体にはガタつきがないため気に入っています。




ストックパイプ！ そういえばストックパイプも継承パーツでした！ なんだ、じゃあやっぱりこれは修理したと言って良さそうですね(だまらっしゃい)。ストックパイプの中にバッテリーを収納しています。ストックは簡単に外せますので、バッテリーの付け外しに手間取るようなことはありません。

性能

一応これでMP5kジャンクの修理は完了となります。今回の目標として「初速90m/s程度・射程距離40m」を掲げていましたが、現在の初速は85m/s程度とやや低め。

射程に関しては少し伸びが弱いような気もしますが、だいたいOKだと思います。軽量で取り回しがよく、FET搭載でセミ切れもいいため、インドア用としてこの程度の初速にしておくのも手かなと思っています。……決していじるのが億劫になったわけではありません！ 再度分解して変な風になるのを恐れているわけではありませんからね！

あとはお好みでサイレンサーやドットサイトを装着して完成！ ハンドガードには上下左右にレールが付いているので、サイトやフォアグリップ、ガンカメラなんかも搭載可能です。

軽はずみに手を出したジャンク品でしたが、予想を遥かに上回る厄介な代物でした（笑）
外装以外は手持ちのパーツで大部分を賄いましたが、以下が今回掛かった費用です。

費用も時間もかなり掛かってしまいましたが、未熟者の私にはいい練習になりました。
ですが次回からは、もっと慎重に吟味してジャンク品を仕入れたいと思います。とりあえず、外装に穴が開いているようなものにはもう手を出しません（笑）