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2017/11/15

Gunfire

猟銃免許取得支援企画! 第2回「猟銃免許を取るための流れについて!」

第1回は「そもそも猟銃免許とは何か」というお話をさせていただきましたが、今回は具体的な流れについてご紹介したいと思います。

皆さんは「猟銃免許を持ちたい」と思った場合、まずは何をすればいいかご存じですか? 身近に猟銃免許所持者がいない限り、たいていの人はまず何をしたらいいのかすらわからないと思います。

そこで今回は猟銃免許取得にむけて、猟銃免許がほしいと思ってから、実際に猟銃を手にするまでの流れをご紹介したいと思います。

それでは早速紹介していきます。

猟銃免許取得と猟銃所持への道のり


猟銃免許の取得を志したとき、実際に取得するためにやらなければいけない事を非常に簡単に書き出すと下記の通りになります。

1.警察署にいって「猟銃等初心者講習会」を申し込む
2.「猟銃等初心者講習会」を受講し、筆記試験を合格する
3.警察署に行って「教習射撃」を申し込む。(警察による身辺調査)
4.射撃場にいって「射撃教習」と「実技試験」に合格する。
5.銃砲店に行き、銃を決める。
6.警察署に銃の「所持許可申請」を行う。(警察による身辺調査)
7.警察から所持許可証を受け取り銃砲店に提示し猟銃を受け取る
8.警察に猟銃を確認してもらう。

 
この項目をみて「面倒くさい」と思う方もいれば「意外と簡単だな」と思う方もいらっしゃるとはおもいますが、上記の流れの中で大変なのは「初心者講習会」「書類の準備」です。

◆第一の難問 初心者講習会

まず、猟銃を所持しようと志した時に、最初にしなければいけないのは所轄の警察署の生活安全課に行き『猟銃等初心者講習会』の受講を申し込む所から始まります

この猟銃等初心者講習会では丸一日かけて銃刀法の法律や銃の取り扱い、クレー射撃のルール、狩猟のルールなどを勉強するわけですが、最後に筆記試験も行われます。

筆記試験の内容は全50問の〇×問題となっており、50問のうち45問を正解すれば合格となります。
ただ、筆記試験の問題が意外と曲者で
 

例題1.
『原則として、猟銃や空気銃の所持許可を取り消された人は、その後、5年間又は10年間、猟銃や空気銃の所持許可を受けることができない』

 
といった法律問題から

例題2.
『散弾銃の散弾の最大到達距離は、約515メートルとされている』

 
といった銃に関する知識など多岐にわたるため、猟銃等初心者講習会の申し込み時に渡される「猟銃等取扱読本」をしっかりと読み込んでおく必要があります。
(※両方とも正解は『〇』)

また、この猟銃等初心者講習会は県によって開催頻度がバラバラで毎月開催されている県もあれば年に3回程度しか開催しない県もありますので、自分で警察署のホームページを見て、いつ開催するかを確認する必要があります。

◆第二の難関 書類の準備

そして次の難関は「書類の準備」

項目の中には書いていませんでしたが、項目にかかれている事をクリアするたびに警察が求める書類をその都度用意しなければなりません。

最初の猟銃等初心者講習会を受講するだけならば講習会の申込書を一枚書くだけで済みますが、実銃に触ることになる教習射撃を申し込むときには
「教習資格認定申請書」、「申請人の写真」、「精神科医かかかりつけの医師の診断書」「戸籍抄本」「住民票」「講習修了証明書」「同居親族同意書」「経歴書」「破産手続関係市区町村証明書」「誓約書(法第5条関係)」「誓約書(法第5条の2関係)」「身分証明書」
などの書類が必要となってきます。

正直なところ、この書類を全て集めるのは一苦労で平日に何度も休みを取り診断書を貰うため病院を受診したり役所に住民票を取りに行ったりと非常に大変だったりします。

そして書き間違えた状態で提出しようものなら警察からお呼びがかかり、「記載事項の変更理由書」まで提出しなければなりません。

また警察への申請も原則は平日の8時半から17時までに行わなければならないので平日に休みを取れない方は非常に苦労することとなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。猟銃免許の流れをみていただいたら分かるとおり、猟銃免許を取得するまでに項目自体はそこまで多くはありません。

個人的に猟銃免許を取得への道は「筆記試験と書類集めの戦い」だと感じています。

ただ、言い換えれば最初の筆記試験に合格し、平日も定期的に休む事ができれば猟銃免許の取得は決して難しいものではありません。

また、実技試験について心配される方も多いと思いますが、実技試験はクレー皿25枚中、2枚当たれば合格となるので、サバイバルゲームをプレイしている人はまず不合格にはならないでしょう。

もし、今回の流れを見て自分でもできそうだと思った方、一度警察署にいって猟銃等初心者講習会を受講してみてはいかがでしょうか。

 
第0回はコチラから
第1回はコチラから
 

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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