- コラム
装備オタクのすすめ -自分で装備を作ってみよう-
2017/06/16
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2017/06/30
marodaruma
最近は色々と縁があったお陰でサバゲーマーのお知り合いがたくさん増えました。
サバゲーマーだけでなく超絶クオリティのコスプレイヤーのお姉さま、お兄様ともお知り合いになることができ、私の毎日はキラキラ輝いていたのですが、ある日そのお知り合いの方たちが興味深い企画をすすめているのをツイッターで見かけました。
その内容とは・・・
「架空の特殊部隊装備をみんなでそれぞれ考えて、オリジナルのコスプレで撮影会しようぜ!」
というもの。
そ、そんなの・・・・そんな・・・そんな楽しそうな企画・・・
僕だって参加したいに決まってるじゃないか!!!!!!
というわけで参加者の方に連絡を取り、「俺にも一枚噛ませろください!!!!」と土下座をかまし、半ば割り込むような形で参加させていただくことになりました。快く受け入れてくださった皆様には感謝しかありません。ありがとうございます。
前回のスチームパンク同様今回の撮影企画もテーマがあり、縛りはゆるいですがある程度はテーマに沿ったコスプレを構築しよう、という約束がありました。
そのテーマとは、
「近未来の架空特殊部隊」
先述の通り絶対遵守というわけではありませんが、全員の雰囲気をまとめるための指定があり、
・できるなら黒系統の装備だと良い
・SF・サイバーパンクな雰囲気があればなおよし
・自分で設定も考えたオリジナルキャラクターを考案し、そのコスプレをする
といった条件でした。この3つの条件を念頭において装備を考案することにします。
SF・サイバーパンクと一口に言っても色々なモチーフがありますが、予てより「サイボーグになりたい」「機械の体が欲しい」という、某銀河鉄道に乗った少年のような夢を持っていた私は、サイボーグ風の装備を考案することにしました。
基本的な装備は黒BDU、同じく黒のベスト、その他グローブ等小物と手に入りやすいものだったので迷いませんでしたが、それだけではただの特殊部隊。近未来サイボーグ感はあまりありません。
本業をサボりつつ「なにかサイボーグっぽいものはないかなー」と通販サイトを漁っていましたら、こんなものを手に入れることができました。
(左:スペースサイバーギャラクシーフューチャースモークサングラス/右:ナイトビジョンゴーグル)
・・・突っ込みどころが多い!!
右のナイトビジョンゴーグルは海外のおもちゃのようで、本企画主催の方に「みんなでこのゴーグルを装着すれば、部隊共通のトレードマークらしくなっていいと思います!」とすすめられて購入。サイバーでイカしたデザインがグッドです。名前にナイトビジョンとはありますがもちろんダミー。
某密林の販売ページでは堂々と「サバゲー」の文字が商品名に入っていましたが、BB弾に耐えられるかどうかは怪しいところ・・・
スペースサイバー(略)サングラスの方はもはや突っ込みきれません。名前の全部盛り感をどうにかできなかったのか、販売企画者を小一時間問い詰めたいところです。
外観は、レンズが一体となっており凹凸の少ないデザイン。LEDを仕込めば某目からレーザーを出すミュータント的なかっこよさが出そうなので、電子工作で加工してみることにします。
スペース(略)に仕込もうと買ってきたテープLED
中に緑色LEDが一列に並んで仕込まれており、綺麗に光る・・・はずだったのですが、12V(乾電池8本分)という大電力が必要で扱いが難しく、うっかりショートさせて8本の乾電池と共にこいつも昇天・・・。
そもそもちっさいスペース(略)に乾電池8本も仕込めるかァ!! ということに気づいたので路線変更したのがこちら。
※後ろの生活感丸出しのタンスは無視するように
スチームパンク装備の際に使ったゴーグルを改造し、ボタン電池つきLED基板を自作して無理やりねじ込みました。
関連記事:装備オタクのすすめ –自分で装備を作ってみよう後編–
よく見るとLEDの入っているレンズだけ前に飛び出していますが、試しに装着すると基板のボタン電池が思いっきり目に食い込んで悶絶したためで、強引にスペースを増設しています。左右非対称なデザインになったことでよりサイバーパンクっぽくなった(かもしれない)ので、結果オーライということにしておきましょう。
裏の基板部分
この写真を撮った瞬間、スイッチを付け忘れたことに気づきました。いちいち電池を取り出さないと電流を切れないダメ仕様なうえ、その電池が微妙に取り出しづらくストレスフル。作ったのが自分でなければ窓から放り投げているところです。
さらに片目が基板で塞がっているので視界はかなりせまく、耐弾製もないのでサバゲーには投入できません。
我ながらどうしてこう、パンジャンドラムみたいなものしか生み出せないのか・・・
LEDを仕込んだことでだいぶサイボーグっぽくなりましたが、首から下はまだまだただの人間。早く人間をやめたい(大槻ケンヂの歌にそんな歌詞があったような)ので、もう少しシルエットを人間離れさせられるようなものがないものか探します。
というわけでまた仕事をさぼりながらネットサーフィンをしていると、バイク用プロテクターが目に止まったので購入。
以前から、ライダー用プロテクターはサイボーグやパワードスーツのようでかっこいいなあと思っていたので、これを装備に組み込んでよりディティールアップを目指します。
・・・まあ、サイズが小さすてパッツンパッツンだったんですけどね!
ライダー用のためかとても細身な作りです。
3Lってタグに書いてあったけど絶対ウソだろこれ!! 俺の3Lサイズのアロハシャツより二回りくらい小さいぞ!!
仕方ないので肩と肘のプロテクターだけ切り取って使うことにします。胸部はどうせプレートキャリアで隠れてしまうので不要ですしね。
ここまでさんざん紆余曲折と七転八倒を繰り返してきた私。なにかものを作るたびにそうなっている気がしますが、今回もどうにか完成しました。それがこちら。
ちょっとはそれらしくなったかな? という感じです。視界確保のため片目だけしか光らせられなかったのですが、それがかえってかっこよく見えるかな?と自画自賛
ヘルメットを外す(画像右)とシルエットがスマートに見えますね。
参考までに、身につけている装備一覧がこちら
・黒BDU(レプリカ)
・6094タイププレートキャリア(レプリカ)
・バイク用肩肘プロテクター(通販で購入したものを分解)
・HATCH ニーパッド(実物)
・メカニクスグローブ(レプリカ)
・3M 防毒マスク(フィルターなし)
・デューティベルト&ブラックホーク製カイデックスホルスター(M&P用)
・バラクラバ(息が苦しいので口の開いているタイプをチョイス)
・スチームパンク風ゴーグル(改造してLED搭載)
・マルイ 次世代HK416D
・マルイ M&P
本番まで細かいブラッシュアップを行う予定ですが、ここまででひとまず完成とします。いやあ、大変だった・・・!
手間はかかりましたが、工夫すればするほど自分の見た目がよくなっていくことが実感でき、とても楽しかったです。
本番は私以外にもコスプレイヤーさんやサバゲーマーさんがたくさん集まる予定ですので、その様子も後日お伝えします。続報をお待ち下さい!
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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