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サバゲーアーカイブでは以前にガンアクション漫画についてご紹介しましたが、今回は個人的におすすめしたい戦争漫画「Cat Shit One」についてご紹介したいと思います。
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若い方はご存じないかもしれませんが、Cat Shit Oneはある一定の年齢層以上の方には非常に人気のある戦争漫画で、特に一番魅力的なのは登場人物が全て擬獣化された人間という点。
今では擬人化や擬獣化は大して珍しくありませんが、当時ではかなり反響を呼んだ描写だったりもします。
そこで今回はサバイバルゲーマーに是非とも読んでもらいたいCat Shit Oneについてご紹介したいと思います。
Cat Shit Oneはベトナム戦争を舞台としたアメリカ軍の特殊部隊チームを描いた漫画で、作者は戦記劇画の第一人者とも呼ばれている小林源文先生。
そしてこの漫画の一番の特徴が冒頭でもお伝えしたとおり登場するキャラクターが全て動物で描かれているという点で、主人公が所属する特殊部隊チームのメンバーは全員がかわいらしいウサギの姿で描かれています。
ただ、登場するキャラクターがかわいいウサギだと聞くとストーリーや内容がファンタジー系のゆるカワ系の漫画だと思われる方もいるかもししれません。
しかしストーリー自体は一部を除いて実際にあった事実に基づいて描かれており非常に重々しく、キャラクターが動物であるという点以外ではシリアスな戦争漫画となっています。
その結果、見た目とストーリーが非常にギャップのある漫画となっていますが、そのギャップもまたCat Shit Oneの魅力と言えるでしょう。
ちなみにタイトルのCat Shit Oneはアメリカ陸軍士官学校の下級生たちのあだ名で使われる「Dog Shit One」が由来となっています。
次にCat Shit Oneに登場するキャラクター達についてですが、キャラクターの設定や性格など細部まで作りこまれています。
ちなみにストーリーは主に下記の4人がメインとなって進行していきます。
漫画の主人公でありキャットシットワンの隊長。ただ実は2005年から来た元人間で、ワームホールに飲み込まれた結果、気が付くとウサギの姿になっていた。
キャットシットワンの最古参。
パッキーの右腕的存在で様々な任務を着実にこなす。ベトナム語も精通しており通訳も任されている。また戦闘に関する知識だけでなく戦争そのものや政治についても語る知識人。
キャットシットワンの通信担当の黒人(黒ウサギ)。
元々はベトナムの基地付きの通信兵だったが特殊部隊に憧れて現地で志願した結果、キャットシットワンのメンバーとなる。ただ特殊部隊の訓練を受けていないため時には他のメンバーの足を引っ張ることも。
アメリカ軍によって教育を施されたベトナム山岳民族の現地兵。
現地に詳しいアドバイザー的な存在でパッキーやラッツには友情を感じている。
また、作中にはアメリカ軍兵士以外にもベトナム戦争に関わっていたロシア軍、中国軍、そして日本の自衛隊も登場しますが、ロシア軍はクマ、中国軍はパンダ、日本軍はサルとして登場しており国や国民性の特徴を反映した姿となっています。
ちなみにアメリカ軍がウサギなのは「USA GI」を続けて読むとUSAGI(ウサギ)となるからなんだとか。
Cat Shit Oneは上記でご紹介したとおり漫画を原作とするストーリーですが、実は漫画だけでなく2015年にはフルCG映画も公開されており、現在はDVDとBlu-rayがリリースされています。
ちなみに映画の内容としてはアメリカの民間軍事社員となったパッキーとボタスキーが中近東のとある国で捕虜となってしまった同僚を助けるといったストーリーです。
映画自体は20分程度の短い物ですが、かなりクオリティの高いグラフィックで作成されており製作者側の作品への熱意やミリタリー映画へのこだわりを感じる一作となっています。
また本編以外にもタクティカルアドバイザーによる実演解説も収録されており、アニメに興味がないサバイバルゲーマーにもおすすめです。
公開同時から根強いファンが大勢いるCat Shit One。
劇画風の漫画なので最近の漫画になれている人は少々違和感を覚えるかもしれませんが、ミリタリー系漫画が好きな人は必ず気に入ってもらえるはず。
また個人的にはサバイバルゲームで使えるCat Shit Oneのグッズやワッペンなどが欲しいところですが、残念ながらあまりグッズ化はされていません。
何かがきっかけで再びCat Shit Oneのブームが巻き起こり、様々なグッズが販売してくれることを願うばかりです。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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