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今回紹介するのはアメリカで販売されているAR-15用レシーバー『Can Cannon』について!
このCan Cannonは名前の通り“缶”を発射するために開発された、なんともアメリカらしいライフルの改造パーツなのです。
しかも発射できるのは缶だけで無くバレルに詰め込むことができれば何でも発射できるんだとか。
それでは早速紹介していきましょう!
今回紹介するCan Cannonを開発したのはアメリカのバンクーバーに本拠地を置くX Products社。
X Products社はハンドガードやストック、さらにはピストルグリップやマガジンなど、独自のガンアクセサリーを開発している会社なのですが、その中でも主力製品となっているのが今回紹介するCan Cannon。
このCan Cannonはレシーバーとバレル部が一体となったAR-15用の改造パーツで、市販されているAR-15に組み込むことで簡単にランチャーとして使用する事ができるのです。
しかし、ランチャーといっても普通のグレネードランチャーではありません。
Can Cannonが発射する弾丸は冒頭でも紹介した通り“缶”。
日本でもよく流通している350mlの缶を弾丸として発射するランチャーなのです。
ちなみにこちらがX Products社の公式プロモーションビデオ。
ちなみに動画ではあまり威力が無いようにも見えますが至近距離であれば着弾した缶が破裂するほどの威力をもっています。
次にCan Cannonの仕組みについて簡単にご紹介したいと思います。
動力は弾丸を発射するときの発生する高圧のガス。
通常のライフルは弾丸を発射すると高圧の燃焼ガスが発生し、そのガスをうまく利用することで遊底を後退させて次弾を装填するという方法を採用していますが、このCan Cannonは発生した高圧の燃焼ガスを全て先端に取り付けたバレルに送り込む仕組みとなっており、そのガス圧で缶を発射しているのです。
ちなみにライフルの先端にグレネードを装着して発射するライフルグレネードという物が今でも使われていますが、このライフルグレネードとほぼ同じ原理ですね。
またX Products社では効率的に燃焼ガスが発生するように作られた専用の空砲も販売しており、この弾丸を使えば未開封の350mlの缶であれば最大約100メートルもの距離を飛ばすことができるのだとか。
冒頭でも少し触れましたが、このCan Cannonが発射できる物は缶だけではありません。
理論上は発射したい物がバレルの中にさえ入れば何でも発射することができ、公式サイトでもCan Cannon用のボールやグラップリングフックなどが販売されています。
Can Cannonの取り扱いをマスターすれば映画やアニメでおなじみのフックアクションの真似事もできるかもしれません。
また何でも飛ばせるということでYouTuberたちの格好のネタにもされています。
ちなみにコチラが海外で有名なYouTuberのレビュー動画。
鳥の餌、ドックフード、トマホーク、何でもかんでもバレルに放り込んで発射しています。
そういった意味ではCan Cannonも意外と汎用性も高そうですね。
いかがでしたか。
銃の規制が緩いアメリカならではのCan Cannon。もう銃というよりかは銃好きな人達のおもちゃといった感じですね。
日本では同じことをすると即、通報されかねませんので非常に羨ましい限りです。
ちなみにお値段はCan Cannon本体にグラップリングフックと空砲50発がセットで約5万。
もし日本で使えたら買っちゃいそうなお値段ですね。
プロフィール:初サバゲー以降、どっぷりコースの九州在住サバゲーマー。エアガンや装備のカスタム、動画投稿、サバゲー関連ブログにて「楽しさ」「独自性」「サバゲーはみんなでヤるもんだ」を追求中。
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