- コラム
世界的に有名なPMC5選!民間軍事会社は意外と多い?
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Gunfire
サバゲーマーやミリタリーに興味がある人なら一度は『Blackwater』という単語を見たり聞いたりしたことがあると思います。
このBlackwaterとはアメリカ最大の民間軍事会社なのですが、本来、兵士を育成するはずのBlackwaterが牛を育て畜産を開始したという情報が入ってきました。
今回はそんな民間軍事会社が始めた畜産事業についてご紹介していきたいと思います。
まずはじめに簡単にBlackwaterについてご紹介していきたいと思います。
冒頭でも少し触れましたがBlackwaterとはアメリカ最大級の民間軍事会社で、民間軍事会社とは国に対して兵士や兵力を提供し報酬を受け取るという、いわば国が認めた傭兵組織です。
当初のBlackwaterは軍や警察当局への訓練サポートがメインの会社でしたが、第二次世界大戦以降、軍隊は増え続ける軍事費を抑えるためにコスト削減や効率化などが余儀なくされ、徐々に外部業者へ業務を委託するようになってきました。
そういった背景を受け、時代とマッチしたBlackwater社は急成長を遂げ、アフガニスタン紛争をきっかけに訓練サポートだけでなく、軍人と共に海外でも活動が開始され、実際に施設の防衛などにも参加する事となります。
しかし、Blackwaterは2007年に民間人17名を虐殺し22名が負傷するという事件を起こし急速に失速。
その後は度重なる社名変更や他社との合併により、今では『Academi』という社名の下、活動が続けられています。
出典:https://www.blackwaterbeef.com/
今回、Blackwaterの名前を使い畜産を始めたのはBlackwater社の創業者である『エリク・プリンス(Erik Prince)』氏。
民間軍事会社としてのBlackwaterは既に先ほど述べた通り社名変更や吸収合併を繰り返し失われてしまいましたが、「Blackwater」という名称のライセンスはプリンス氏が保有しており、今度は『Blackwater Beef』という社名で畜産事業がスタートしました。
ちなみにBlackwater Beefの牧場はバージニア州ミドルバーグにあり、既にステーキ肉の販売やスティックジャーキーの販売も行われています。
公式サイトはコチラ
https://www.blackwaterbeef.com/
また、Blackwater Beefのトップである『ブレット・ミラー(Brett Miller)』氏は畜産事業だけでなく、Blackwaterのブランド名を活かしたレストラン事業の展開も計画しているのだとか。
一部では熱狂的なファンがいるBlackwaterですが、今回スタートしたBlackwater Beefついては実際のところ、賛否両論と言った感じのようです。
その理由はやはり2007年に起きた虐殺事件。
銃が好きな人やミリタリー業界に興味がある人はBlackwaterの提供する牛肉に非常に興味があると思いますが、一方でBlackwaterが引き起こした過去の出来事を良く思っていない人からすればBlackwater Beefの牛肉は避けられてしまう可能性が十分にあります。
ミラー氏は今回のBlackwater Beefについて、あえてBlackwaterとしてのブランド力を生かしたいと考えているようですが、既にこれまでにBlackwaterの名前を使ったいくつもの事業が失敗に終わっており、Blackwater Beefの今後の行方についても注目が集まっています。
今まで例のない民間軍事会社による畜産事業。
おそらくこれからも、Blackwater Beefのような民間軍事会社による畜産事業は登場する事はないでしょう。
PMC装備が好きな私にとってBlackwaterの虐殺事件は非常にショッキングでしたが、それとこれとは別として、一度は話のネタとしてBlackwater Beef社のお肉を食べてみたいものですね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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