- コラム
国内最大のアーマー装備の祭典 ARMOR祭3に参加してきた<前編>
2018/11/30
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2018/12/7
marodaruma
全国津々浦々に存在するアーマーサバゲーマーのみなさんこんにちは。それ以外のジャンルのサバゲーマーのみなさんもこんにちは。
さてさて、前回に引き続きARMOR祭の様子を紹介していきましょう。あっちもこっちも魅力的な装備の人が多すぎるもんだから、写真の選定が超めんどくさいです。
まずは前回の続き、僕の気になった装備の方を何人か紹介しましょう。
あっ、そのマスク!!!!!!! もしかして!!!!!
以前記事で紹介させていただいた「BELL WORKSOP」さんのタクティカルスカルマスクを使っている人がおられました。お二方ともオリジナルの塗装を施しており、その愛用っぷりがうかがえます。みんなも買え!!! かっこいいから!!!! 僕の記事読んで買え!!!!
前回記事:国内最大のアーマー装備の祭典 ARMOR祭3に参加してきた<前編>
関連記事:メタくそかっこいいハンドメイドマスク BELL WORKSHOP Tactical Skull Maskレビュー
前編で紹介した通り、ARMOR祭はどんな装いで参加してもよいイベントなので、ARMOR勢の他にもこうした終末・世紀末系装備の参加者も多くみられました。
……この方、よく見たら後ろに人間の形をした「何か」を背負ってるんですよね……そんでその「何か」を背負ったままフィールドで爆走しながら戦ってるんですよね……。
造形が見事すぎてヤバイオーラが出まくってるので、「えっこの人サバゲーマーだよね?? 映画の世界からうっかり紛れ込んだヤバイ人とかじゃないよね????」と思ってしまいました。
最近はレイヤーだけでなくサバゲーマーもライオンボード(コスプレ造形によく使われる軟質樹脂の板)を使う時代です。この方はそのライオンボードを全身に使いまくり、半年かけてこの装備を完成させたのだそう。
熱意のかけ方がもう芸術家レベル
ただただ感嘆するしかありませんでした。
こちらの方はゲーム“アーマードコア”をモチーフにした装備。全身の気合の入り方と造形クオリティがもう凄いのなんの……。背中のバーニアまでしっかり作り込んであるのは驚きでした。
クオリティもやばいですが、一番やばいのはこの格好で本当にサバゲしてることでしょうね。
後ろに戦車が写り込んでいることも相まって、「これもうサバゲーの光景じゃねえよ!!!」って言いながらシャッターを切りました。
ゲームは通常の殲滅戦などの他、変わり種ルールも各種行われていましたが、参加者の半分くらいはずっとセイフティにおり、気が向いたらゲームに参加する……といったのんびりスタイル。
それもそのはず、前編で紹介した「ころっせお」や、専属カメラマンに撮影してもらえるサービス、各種ブース、話しかけずにはいられない超絶クオリティのアーマーサバゲーマーなどなど、ただサバゲーで遊ぶ以外にも色々なイベントがあるのがARMOR祭。何なら1ゲームも参加しなくとも十分楽しめます。
カフェモカ飲みながら
ハンバーガー食って
ドール(サバゲーマー兼ドールオーナーの人は結構多い)を撮影してたら一日が終わっていた……ということもありえるのがARMOR祭です。サバゲーしろや。
普通の定例会だと、そういったのんびりスタイルの人があまりに沢山いるとチームバランスが崩れてゲームにならない恐れもあるのですが、ARMOR祭ではそういったトラブルは見られませんでした。単純に参加者が多いのも相まってか、ゲーム開始時間になるとなんやかんや結構なメンツがスタート地点に集まり、普通にゲームが成り立つんですよね。交流重視の人も、ゲーム重視の人も等しく楽しめるのは大変素晴らしい点かと!
アーマー装備のサバゲーマーは、その装備に見劣りしないくらい銃もゴリゴリ。
SGR-12(ドラムマガジン付き)にマスクをした状態でも除きやすいハイマウントのホロサイトを着けており、結構凶悪なカスタム内容です。やだ……こんなのと戦いたくない……
民兵や傭兵を思わせる装備ですが、皆さんヘッドギアのどこかしらにドクロや歯、牙を連想させるモチーフが入っています。そういう民族なのかな?
ARMOR祭は盾の使用が許可されているので、そこかしこにシールド持ちのサバゲーマーが見られました。
盾持ちと連携しながら進むことによって、普段なら進めないような弾幕の中でも安心して戦えます。
話は変わりますが、写真の方のAK、ペイントがめっちゃクールですね……。
上半身を覆うくらいのサイズの盾だと、機動力も確保しつつ被弾リスクを抑えられて便利ですね。
見た目もモ●ルスーツのような雰囲気が出てかっこいいですし!
終末・世紀末系の人たちもアーマー・SF勢に負けず劣らず目立ってます!
世紀末とアーマー装備が一緒に戦ってる様子なんて中々見られませんよ!
これだけ大量のアーマー・SF装備の人が集まると、やはり互いに出来栄えを競ってみたくもなるもの。
ゲームの合間の時間を使い、運営から許可を得た勇姿の手によって、「推しアーマーコンテスト」なるものが開催されていました。
めっちゃかっこよく滑り込みしてきたのに撮影失敗して顔全然写ってないやつ。
ていうかアレですね、ヒーロー着地のポーズ人気ですね!
大量のコードで表現された人工筋肉のセクシーさに、思わず「いいよいいよ!!!! キレてるキレてる!!!」「肩にちっちゃいジープ乗せてんのかい!!!!」「三角チョコパイ!!!!!!!」と掛け声をかけてしまいました。
ちなみにコンテスト方法は、エントリーしたアーマーサバゲーマーがギャラリーの前で一人ひとりポーズを決めてアピールを行い、Twitter上で投票する、というもの。
かっこいいポーズ、可愛いポーズ、装備をアピールする人からネタに走る人まで多種多様な参加者がいましたが、
みんなよくこんなの作れるよな……。
それに、よくフィールドまで持ってこれるよな……。
僕がSNSで繋がっているARMOR勢の中には、装備に対する熱意がすごすぎて半ば作家や芸術家の域に達している人もいたりします。そんなARMOR勢のやる気にはただただ圧倒されるばかりでした。
異色装備を身にまといワイワイ交流したりゲームしたりできるARMOR祭。国内でもトップクラスのイベントだけあって濃い一日を過ごせました。これだけ沢山のサバゲーマーが、これだけ独創性のある装備を身に着けて集まるイベントはそう無いでしょうね!
個人的には、もっと「ドレスコードなし」という部分が広まったらいいのになーと思います。
というのも、知り合いに「ARMOR祭って、名前の通りアーマーを身につけないと参加しちゃダメなのかと思ってたわ」という人がちらほらおり、これって結構もったいないことなのでは……と思ったのが理由。
確かに、SNSやネット上のARMOR祭の様子はゴリゴリの装備を自作して身にまとった人が目立ちますし、そういう格好の人しか参加できないのかな?と思うのも無理はないでしょう。
が、冒頭で述べた通り、本当はどんな格好で遊びにきてもいいのがARMOR祭。
定められたルールさえ守れているなら、市販のコスプレ衣装を身につけてもいいし、なんならホームセンターに売ってる麻袋でも被ってフィールドに殴り込んだらええ! ハードルは飛び越えるもんやない! くぐるもんや!
兎にも角にも、こうしたイベントは参加してみることが一番楽しさを実感できます。とりあえず参加してみて、その上で先駆者のようなごつい装備を作りたくなったら作ればいいんですよ!
ARMOR勢が沢山いる今の状況なら、参考資料は沢山あるしな!!
僕も装備を自作したい欲が出てきたので、まずは小物程度から初めてみようかな!
前回記事:国内最大のアーマー装備の祭典 ARMOR祭3に参加してきた<前編>
関連記事:メタくそかっこいいハンドメイドマスク BELL WORKSHOP Tactical Skull Maskレビュー
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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