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2018/10/6

Gunfire

サバイバルゲームとFPSゲームの違い!現実とゲームはこんなに違う!

最近のゲーム界隈はグラフィックが向上し、まるで映画のようなクオリティのゲームが次々と登場しています。

その中でも特にグラフィックが向上しているのがCall of DutyRainbow Sixといった一人称視点で戦うFPSゲームで、大画面でプレイすれば臨場感あふれる体験ができることでしょう。

一方で、FPSゲーマーの中には

サバイバルゲームもFPSゲームと似たような物でしょ?」

なんて思っている方が以外といらっしゃるようです。

しかし、実際に体を動かすサバイバルゲームとFPSゲームには大きな違いがあります
そこで今回はFPSゲームとサバイバルゲームの大きな違いや、また共通点についてご紹介していきたいと思います。







■言うは易く行うは難し! FPSゲームとサバイバルゲームの違い

FPSゲームもサバイバルゲームもやっている事は基本的に一緒です。

しかし、やっている事が同じだからと言ってすべてが似たり寄ったりというわけでは無く、特にFPSゲーマーがサバイバルゲームに参加すると想像以上の大きな違いを感じる事になるでしょう。

その①「サバゲーはほとんど体力勝負!」


FPSゲームとサバイバルゲームの一番の違いは本当に体を動かすという点。

当たり前と言えば当たり前ですが、現実のサバイバルゲームではFPSゲームのように軽やかに動くことはできません。

エアガン本体も重い物では5キロ近くあり、構えて振り回すだけでも一苦労ですし、重い装備を着こんで走り続けたり、しゃがんだりする事は意外と重労働だったりします。

その②「FPSゲームは省略されていることが多い!」


ゲーム中は意外と気になりませんが、FPSゲームは省略されていることが意外と多いです。

例えば銃の持ち替えやマガジンのリロードはボタン一つで行えますが、実際のサバイバルゲームではそうはいかず、リロード一つにしても使用済みのマガジンを引き抜きダンプポーチに入れ、新しいマガジンをセットするといった多くの過程が必要となります。

また、サバイバルゲームではFPSで省略されているような事を素早く的確に行える事こそが勝敗の決め手だったりもします。

その③「怖いし痛い!」


FPSゲームではプレイ中にあまり恐怖を感じることはありませんし、当然痛みを感じることはありません。

しかし、現実のサバイバルゲームは撃たれれば当然痛いですし、何処から狙われているか分からないという恐怖が付きまといます

また恐怖のあまりうまく体が動かないという事もありますが、こういったゲームでは感じることのできない臨場感こそサバイバルゲームの魅力なのではないでしょうか。

その④「弾は真っ直ぐ飛ばない!」


そして最後はサバイバルゲームでは弾丸が真っ直ぐ飛ばないという点。

FPSゲームでは毎回、画面に映し出されたレティクルの中心に弾が被弾します(ゲームにもよりますが)。

現実世界では重力や風の影響もありBB弾は直進しません
狙ったところに弾が飛んでいかないのは非常に煩わしいですが、風を読み、弾道を計算できる人こそが勝者となるのです。

■FPSゲームを活かして戦争に参加した米軍兵士! 「生き抜く術はCall of Dutyで学んだ。」

上記ではFPSゲームとサバイバルゲームの違いについてご紹介しましたが、実は共通する点もいくつかあります

それはポジション取りやカバー、そして相手の陣地への攻め込み方など。

FPSゲームにしてもサバイバルゲームにしても、相手の動きを読める人は非常に強く、またマップや地形を掌握していればしているほど、様々な戦術を展開できます。

しかも海外ではFPSゲームの知識を活かして本当に戦争に行った人物もいます。
そんな例外中の例外がアメリカに住むFPSゲーマーの「John Duttenhofer」さん。

John DuttenhoferさんはFPSゲームの中でも、特にCall of Dutyが大好きで、日によっては1日13時間もぶっ続けでプレイする程のゲーマーでした。
彼は2017年にイラクとシリアで発生したイスラム過激派組織である「ISISと戦うため、仕事を辞めて軍隊に入隊。
そして希望通り狙撃手としてシリアに派遣される事となるのですが、John Duttenhoferさんはそこで与えられた任務を遂行し続けました。

John Duttenhoferさんが有名になった理由が

射撃や戦場で生き抜くためのスキルはCall of Dutyで学んだ。」
Call of Dutyで重要な事(カバーポジションや見通しの良いところに所に立たない事)は戦闘で非常に役に立った。」

と語ったこと。

今までは「FPSゲームと現実は別物」というのが一般認識でしたが、John DuttenhoferさんがFPSゲームも戦場で役に立つと証明してみせたのです。

ちなみにJohn Duttenhoferさんが平凡な日常を捨てて戦争に参加した理由として
自分のわがままでISISと戦いたかったあと歴史的で革新的なことに参加したかった死ぬことは怖いとは思わなかった。」
と語っています。

命知らずなのかゲーム脳なのかは判断に悩むところですが、どちらにしてもFPSゲームが本当の戦場で全く役に立たないという訳ではなさそうです……。

■まとめ

いかがでしたか。

個人的にはゲームにはゲームの魅力が、サバイバルゲームにはサバイバルゲームの魅力があると思っていますので、どちらが楽しいといった優劣は付けることができないと考えています。

もし、どちらか一方しか経験したことが無いのであれば、最初から似たような物と決めてかからずに、是非もう一方も体験してみてください。

共通の部分も多いため、きっと楽しめることでしょう。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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