装備レビュー Impact Sport エレクトリックイヤーマフ

みなさんこんにちは。聞き逃しや聞き間違いに関しては一家言持ちのマロダルマです。
今回はそんな僕でもきちんと会話を聞き取れ、しかも無駄な騒音はカットしてくれるイヤーマフのレビューです。

■イヤーマフとは

耳に装着して使うもので、マイクで周囲の音をとらえ、大きな騒音はカットし、足音や喋り声などは増幅する機器のこと。
※赤丸で囲ったところがマイク。青丸で囲ったところはスイッチ&音量調節ダイヤルとなっています

実銃射撃をする人や騒音の大きい現場で働く人、聴覚過敏で大きな音が苦手な人などが主に使用しています。
サバゲではそこまで大きな騒音はありませんが、足音など周囲の音が増幅され、どの方向から聞こえてくるのかはっきりわかるため、見えない敵の情報を得るために便利です。
海外のシューターがイヤーマフを使っている例は非常に多いので、シューター装備再現に使えますし、COMTAC2など特殊部隊向けヘッドセットレプリカの代わりとしても悪くはありません。
　

■見た目

ODっぽい色合いで耳当て部分の形状も薄く、ヘルメットを上から着用してもけっこう似合います。
手持ちのMITCH 2000タイプのレプリカヘルメットだと、中のパッドを２つほど外せばすんなり着用できました。

装着イメージ

側面の「インパクトスポーツ！！！！」ってロゴがちょっと気になるかも。
まあもともと軍用ではありませんので、ミリタリーヘッドセットのような重厚感を求めても仕方ない部分はありますね。最悪塗装でもしましょう。

■値段

メタクソ安いです。Amazonで¥4,500と、COMTAC2レプリカの半額くらいの金額で購入できます。
※2018年3月23日現在

Impact Sport Electronic Earmuff インパクトスポーツ　エレクトリックイヤーマフ R-01526 並行輸入品

【ZTAC 正規代理店品】 Comtac II ヘッドセット国内保証電池付属

もともと実銃射撃の現場で使うことが前提のシューター向けイヤーマフでこの値段は神。性能も申し分ないのでとりあえず買っとけ！
　

■性能

サバゲフィールドで1日使った感想です

サバゲフィールドでそう大きな音がするわけでもないので、騒音に対する遮音性がどれだけあるかはわかりません。機会があれば射撃場などに持っていって試したいところ

装着した瞬間、周りの音がめちゃくちゃよく聞こえてきます。最初は聞こえすぎて混乱するかもしれないですが、耳が慣れれば気にならなくなるし、スイッチも兼ねたダイヤルで音量調整可能です。
特に「どちらの方向から聞こえてくるのか」というのがかなり顕著にわかるようになるので、見えない敵の大体の方角を突き止めることが可能。
気分は仮面ライダークウガのペガサスフォーム！このネタ分かる人いるのか！
まあ、敵の位置をつかめても体がついてこないと意味ないけどな！

小さな声やくぐもった音を増幅し、逆に大きすぎる音や雑音はカットしてくれるので、「このフィールドスタッフ、拡声器使ってる割に何言ってんのかわかりづれえな」ってときにも重宝します。ルール説明の内容を聞き逃しにくくなるので「えっ次何戦だっけ！？うわもうゲームはじまる！どうしよう！？　……まあいいや！ 最終的に全員（自主規制）すればよいのだ！！！！！（ダッシュ）」という事態を回避できるようになるかも。

単4電池を2本使いますが、丸一日スイッチを入れっぱなしでも電池が切れることはありませんでした。買った時にパッケージ内にテスト用の電池が入っていますが、本当にお試し用ですぐに電池切れになるので、新品の単4電池を用意しておきましょう。

着け心地は微妙なところ。クッションが固く締め付けがきついです。走り回ってもほとんどずれないのでサバゲ中はありがたいのですが、フェイスマスクやゴーグルをつけた上にこのイヤーマフを装着すると中々の締め付け具合。性癖によっては気持ちよくなれる人もいるかもしれませんが、あいにく僕はそうではありませんでした。
長時間つけっぱなしにするとさすがにしんどいので、きつくなってきたときにすぐ外せるような装備セットアップにしておきましょう。

ノイズが入ることはほとんどありませんが、一度めちゃくちゃ人が来るイベントでこれを使ったらノイズまみれで全く使い物にならず、「耳がバカになるわ！！！」とぶん投げたことがありました。帰宅した後はちゃんと動いており、どうやら数万人単位の極端な人混みだと、群衆がもっているスマホ等の電波がノイズの原因となるようです。まあそんな機会、コミケとかでも無い限りは早々ないですが……