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2018/01/31

クルメノ

ジャンク修理チャレンジ!『3挺目 ARES VZ58 SHORT』Part.4

前回、やっとこさARES VZ58のタペットプレートとシリンダーヘッドを手に入れることができました。
今回はシリンダーヘッドを交換して、さらにその他のカスタムを行って完成までいきたいと思います。

修理

シリンダー、シリンダーヘッド

シリンダー内部の表面がかなりくすんでいましたので、ピカール液で磨きました。


ビフォー




アフター



そしてシリンダーヘッドを新しいものに交換。


シリンダーヘッドをシリンダーに入れる際、ヘッドのパッキンがねじれたりして部分的に盛り上がっているとシリンダーに真っ直ぐ入りませんので注意が必要です。

カスタム

スプリングの交換

スプリングは、LAYLAXの90スプリングに交換しました。
このVZ58のメカボックスはメカボックスを開かずにスプリング交換ができるタイプのものですので、スプリングによる初速調製が簡単に行えます。
メカボックスの開閉も楽に行えるので、個人的にはこのタイプが好きです。

インナーバレルの交換

修理のみを行った時点での初速が思ったよりも低かったため、計画にはありませんでしたが、インナーバレルを交換して初速の底上げを図ることにしました。
インナーバレルは内径(おそらく)6.08mm・長さ190mmのものから、内径6.03mm・長さ247mmのものに交換。


インナーバレルは247mmでギリギリフラッシュハイダー内に収まっています。

チャンバーパッキンの交換

チャンバーパッキンはPDIのWホールドチャンバーパッキンに交換しました。
海外製の電動ガンはホップの掛かりが強過ぎることが結構ありますが、この電動ガンに関してはあまりそういう印象はなく、パッキン交換のみで十分使えそうです。


むしろこのチャンバーはホップ調整がダイヤル式で、調整しやすい印象です。

バッテリーコネクタの交換

所持しているリポバッテリーのコネクタは全てミニ2Pコネクタに交換していますので、本体側も試射のために早い段階でミニ2Pコネクタに交換していました。
VZ58 SHORTはバッテリースペースがかなり狭いため、交換ついでにコネクタ付近の配線を少し短めにしました。


バッテリーはBATONのAKうなぎ互換タイプ1100mAhリポバッテリー(長さ170mm×幅15.5mm×厚み9.5mm)を使用しています。
容量は少なめですが厚みのあるようなバッテリーだと入りませんので、これくらいがサイズと容量のバランスのちょうどいいところかと思います。
バッテリー側のコネクタを変える方は、こちらの配線も少し短めに調製しておくと入れやすくなるかもしれませんね。

3点バーストへの切り替え

箱出し状態ではセミorフルオートなのですが、ARESのEFCS専用コントローラーを使うことで発射タイプを切り替えることができます。
今回は セミorフル から セミor 3点バースト に変更してみました。


コントローラーはおもちゃみたいな見た目の割に値段が高いのですが、ARESのEFCS搭載電動ガンには共用することができますので、また使うときが来るまでおばあちゃんがよく持っているような紫の肌触りのいい布に包んで箪笥にしまっておきたいと思います。

完成! 気になる性能のほどは……

最後にレールマウントとサイドスコープレールを取り付けて、お好みのドットサイトを装着。


これにて完成です!



初速とサイクルは……


発射タイプ変更前に測定しました。サイクルは遅めですが、初速はなかなかいい感じです。
射程距離は、35mは十分に狙えるほどで弾道も悪くありません。

掛かった費用は?

今回はオークションで発見した時から火がついていて、絶対修理するつもりでオプションも含めていろんなパーツを買いました。いや、買ってしまいました…。
掛かった費用を以下に修理費・カスタム費・合計としてまとめてみました。

項目 金額
本体(マガジン3本付属 ¥17,500
サイドスコープレール+マウントプレートセット ¥9,000
ARES EFCSコントローラー ¥6,200
純正タペットプレート ¥1,100
純正シリンダーヘッド ¥2,200
PDI Wホールドチャンバーパッキン ¥700
LAYLAX 90スプリング ¥1,000
CONRADTACTICAL インナーバレル247mm ¥3,000
ミニ2Pコネクタ ¥100
¥40,800

 
サイドスコープレール&マウントプレートとEFCSコントローラーがかなり響いています……高い……。
それに加えて、インナーバレル交換を追加したのもなかなか手痛い出費となりました。
ですが、最低限使える状態にするためのパーツ代は3000円程度で済みましたのでなかなかよかったと思います。

今回は修理に必要なパーツが市販されておらずあわや迷宮入りというところでした。
修理しようとした時に、パーツが手に入らないと本当に困ります。

皆さんも修理する前提でジャンク品を買われる際は、パーツが入手可能かどうか、互換パーツがあるかなど、少し下調べをしてから買われることをおすすめします。

ジャンク修理チャレンジシリーズはこちらから

クルメノ

主に福岡・佐賀・大分で活動する猫好きサバゲーマー。最近新調したプレキャリの内側のメッシュでうちの猫が爪とぎをし始めました。本当にやめてください。
Blog⇒http://kurumeno.com/ Twitter⇒https://twitter.com/Nog_snz

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