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2017/09/1

marodaruma

シューティングバー店長に聞いてみた! マニアにおすすめのガスハンドガン

ある日、大阪某所にあるシューティングバーにて。
 
 

「うわーん!! SNSでイキリサバゲーマーにエアガンを馬鹿にされたよー!! あいつら『刻印も質感も実物と全然違うじゃんwwwwこんなもんオモチャだよwwwww』とか『通ならガスブロっしょwwww電動wwwwwウケるwwwwww』って馬鹿にしてくるんだよー!! 少佐ー! 刻印も質感もリアルなガスブロであいつらを見返したいよー!!」
 
 

「なんだいマロくん、確かにガスブロはリアリティがあるけど、マガジンの温度に動作性が左右される欠点もあるだろ? イキリサバゲーマーの言うことなんか放っといて、安定して使いやすい電動ガンを使えばいいじゃないか。最近はレスポンスも精度も良いやつが増えたしさ。」
 
 

「そんなド正論言わないでさあ~! いいガスガン教えておくれよぉ~! 編集部との約束の文字数に達する前に記事が終わっちゃうよ~!」
 
 

「しょうがないなあマロくんは。じゃあ、俺のおすすめの、とってもリアルで撃っても楽しいガスブロハンドガンを紹介してあげるよ!」
 
 

「わあい! ありがとう少佐えもん! それはそうと少佐、シューティンググラスかけてるとおもしろくないYouTuberみたいだね!」
 
 

殴るぞお前。」

※この茶番はフィクションです


というわけで、今回は大阪市にあるシューティングバー「FIVE」の店長である「少佐」氏に協力いただき、少佐おすすめのガスブロハンドガンを教えていただくことになりました。

今回紹介するのは『UMAREX H&K VP9

H&K VP9は、2014年にH&K社が開発したポリマーフレームピストルです。
実銃に関することは各自グーグル先生に聞いて調べてくれ!!

では早速、少佐に聞いたこの銃の良い点や欠点について紹介していきましょう。

良い点


何と言っても見た目や刻印がリアルな点がUMAREX VP9のいいところ。UMAREXが正式にライセンスを取得しているため、ほとんど実銃と同じ外観といっても過言ではありません。


さらにメタルスライドを搭載しているため、スライドを引くと「チャキン!」と金属音が響きます。この音がまた良い!
実射性能もまずまずといったところ。個体差がある場合もありますが、その際はパッキンやインナーバレルをマルイ製に替えるなどして調整すれば良くなります。
 
 

「確かにいい音ですわ。これはスケベですわ。」
 
 

「お、おう・・・」
 
 

射撃したときのリコイルも極上で、撃っていると手にガッツンガッツンくる迫力のリコイルが楽しめます。それでいて動作が比較的安定しているのが嬉しい点。取材時は8月の猛暑日だったことを加味する必要はありますが、常温でも生ガスを吹いたりスライドストップがかからないということはありませんでした。
 
 

「こうやってわざとブレた銃の写真を撮ると、いかにも反動が強そうな画になりますね。」
 
 

「銃をひたすら振ってるから無駄に腕が疲れる・・・俺ばっかり働かせやがってこの野郎・・・」

欠点

フロントサイトが少々取れやすく、ゲーム中に脱落して紛失するかもしれません。


「ていうかなくしました。ええ。」
 
 
マルイ等の他社メーカー製HK45のフロントサイトがぴったりハマりますので、HK45用のフロントサイトをゲットして交換するのがおすすめです。リアサイトもたぶん・・・HK45用が使える・・・?


ローディングノズル(↑写真 スライドに内蔵されている部品)内のバネの強度が頼りなく、破損しやすいかもしれません。


「ていうかちぎれました。」
 
 

スライドとフレームとのかみ合わせがゆるく、少々カタつきます。やたらと良い金属音が響くのはこれが原因のようです。
リリースレバーはアンビですが、右側のリリースレバーがあまり機能しないうえに脱落することがあるのが難点・・・

また、マガジンバルブは必ず交換することをおすすめします。海外仕様はガスを注入するときに音がせず、きちんと注入できているかわかりづらいので・・・


「ちなみにFIVEでバルブの購入ができるよ! 少佐の手が空いていれば交換もしてくれるよ!」
 
 
さらに、こうした内部パーツは、マルイ製のようにメーカーに個別請求することができません。壊れると自力でどうにかするしかなくなるのもネックですね。
 
 

「なんだか内部パーツの性能が微妙なような。」
 
 

うるせえ!!!! これくらいの欠点、撃ってるときの魅力に比べたら屁でもないわ!!!!!」
 
 

「ちょっと強引だよ少佐えもん・・・」

総評

外観の完成度は高めですが、内部パーツの性能が今一歩惜しい一品。しかし、少々の欠点など吹き飛ぶくらいの見た目、音、リコイルを楽しめるハンドガンです。
これだけの質感と刻印でお値段20,000円前後なら、リアル刻印パーツをあとで組み込む場合と比較しても比較的安いのではないでしょうか。
ただし、先に述べたように内部パーツの性能が微妙なため、パッキン、バレル、バルブを他社のものに交換すると性能が安定するでしょう。

最近の少佐は自称「VP9はいいぞおじさん」と化しており、店長の職権を乱用して店をVP9専門店へと変えんばかりの勢いでVP9を推しまくっています。本銃に興味のある方は、大阪京橋のシューティングバー「FIVE」に来店すれば手取り足取り教えてもらえるでしょう・・・。

最後に、VP9はいいぞおじさん(少佐)のVP9カスタム例を紹介します。

UMAREXのVP9には、サイレンサーアダプター付きのタクティカルモデルとスタンダードモデルの2種類がありますが、少佐カスタムは外装がそれらのニコイチとなっています。
 
 

パッキンはマルイ製インナーバレルはメイプルリーフのクレイジージェットバレルを組み込んであります。
 
 

更にパッキンにはメイプルリーフのI Keyテンショナーを装着済み。知らない方(私はこの日見せてもらうまでこれ知りませんでした・・・)のために説明しますと、パッキンとBB弾の接触面積を増やすことでホップ効率を向上させるものだそうです。
 
 

インナーバレルはノーマルの90mmから80mmに短縮しています(右側がノーマルのインナーバレル)。初速はその分下がりますが、その分ホンモノっぽさはぐっと上がるので、「正面から見るとインナーが丸見えでやだなあ」という人にはおすすめです。
 
 

バックストラップはSサイズ。日本人の手のサイズだとSサイズがちょうど良いでしょう。
 
 
リアル感は最高レベル、性能もそこそこ良いUMAREX VP9。
みなさんもいかがでしょうか?

他にも少佐おすすめのガスガンはいくつもあったりなかったり・・・
この企画、ひょっとして続いたり続かなかったり・・・?

FIVEシリーズはこちらから

取材協力:シューティングバーFIVE様

http://www.shootingbar-five.net/

住所
〒534-0023
大阪府大阪市都島区都島南通2-4-14 TSビル1F

メール
shootingbarfive@gmail.com

電話番号
06-6922-5005

営業時間
19:00 – 28:00
(日曜のみ19:00 – 24:00)

定休日
火曜日

Twitter
https://twitter.com/shootingbarfive

marodaruma

学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。

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