コンバージョンキット！ 知識が無くても簡単にカスタム仕様に！

今回紹介するのは「コンバージョンキット」について！ エアガンの改造やカスタムにあまり興味がない人にとっては聞きなれない言葉かもしれません。

しかし、そんな人たちにこそ知っていただきたい単語でもあります。

よくゲームフィールドなどで耳にするのが

「エアガンを改造とかカスタムしてみたいけど知識や技術が無いから……」

というセリフなのですが、実はこのコンバージョンキットさえあればエアガンの知識がなくても簡単にカスタムできるという素晴らしいキットなのです！ それではさっそく紹介していきます！

コンバージョンキットって何？

「コンバージョンキット（Conversion Kit）」とは直訳すると「変換キット」つまり簡単にいうと「エアガン（銃）のパーツ交換セット」です。

ただ「パーツの交換」といってもモーターやバレルといった内部のパーツの交換ではなく外装がメインです。

主な交換箇所はアサルトライフルであればフロントレイルやストック、ハンドガンであればスライドなどが一般的です。また、コンバージョンキットには大きく分けて二種類のタイプがあります。

◆パーツを替えるコンバージョンキット

例えばプラスティックや合成樹脂のストックを本物の木で作られたウッドストックに付け替えたり、フロントレイルをより精密で強度のあるアルミの削り出しに交換したりするタイプです。

ハンドガンの場合は上部のスライドの部分をリアルな刻印がされた金属製に付け替える事で弾を発射したときによりリアルな音を楽しむこともできます。

◆パーツを付け加えるコンバージョンキット

もう一つのタイプはパーツを付け加えてまるで別の銃のように仕立て上げるコンバージョンキットです。その中でも有名なキットはハンドガンの「カービン化キット」です。

カービンとはライフルより小さい銃の事で簡単に言うと「小型のライフル」の事なのですが、簡単に言うとハンドガンにストックやフロントレイルなどを付け加えてライフルのようにカスタムするキットなのです。

このキットを使用するとハンドガンのメリットである携帯性は犠牲になりますが、ストックやフロントグリップが追加されることで安定した射撃が行えるようになり結果的に命中精度を上げることが可能となります。

中でもGLOCKやWalther P99などのカービン化が有名ですがゲームフィールドでは使っている人をあまり見たことがないので、珍しい銃を使いたいという人にもオススメのキットです。

コンバージョンキットのメリットとデメリット

次にコンバージョンキットのメリットとデメリットについて紹介していきます。

◆メリット

このコンバージョンキットのメリットはやはりエアガンについて深い知識が無くても自分でカスタムできるという点です。

カスタムと言ってもパーツの付け替えだけなので非常に簡単で、分解したり塗装したりする技術が無いけどオリジナルのエアガンを持ちたいという人にはもってこいのキットとなっています。

◆デメリット

コンバージョンキットのデメリットは使えるエアガンが限られているという点とコストです。

実は販売されているコンバージョンキットはたとえ同じ実銃をモデルアップしたエアガンであっても製造しているメーカーが違うと殆どの場合が使用できません。また販売されている多くのコンバージョンキットは海外製のため日本のエアガンには使えない事が多いです。

その上、コンバージョンキットはかなりの値段が……なかなかにお高い。

コンバージョンキットに含まれるパーツは基本的に元から付いている基本パーツの上位互換のため見た目や素材のクオリティが上がりますが下手をすると同じ銃がもう一丁買えるぐらいの値段設定になっています。

そのため、よほど惚れ込んだ銃でないかぎり、なかなか簡単には手を出せません……。

まとめ

いかがでしたか？ やっぱり自分の愛銃には色々、手をかけてあげたいですよね。そういった時にコンバージョンキットは値段というデメリットを差し引けばかなり魅力的なキットだと思います。

もし仮に「僕はこの銃をずっと使っていくんだ！」というぐらい惚れこむようなエアガンと出会えたなら是非一度、自分のエアガンにマッチするコンバージョンキットを探してみてはいかがでしょうか。

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