- コラム
【勝手にサバゲー論】サバゲーでスナイパーは成り立つのか
2018/05/29
Sassow
すごいー! たーのしー!
2017/06/5
Gunfire
最近のサバイバルゲームでは電動ガンやガスガンが主流となり、エアーコッキングガン(以下:エアコキ)を使う人はほとんど見かけません。見かけたとしてもサイドウェポン程度でメインウェポンとして使っているプレイヤーはごくごく僅かです。
その理由はおそらくエアコキがメインウェポンでは「勝てないから」だと思います。
サバイバルゲームのエアコキは一般的に「使えない」、「弱い」、「勝てない」というレッテルが貼られています。
果たして本当にそうなのでしょうか?
今回はそんな「弱い」「勝てない」といったよくないイメージを払拭させ、少しでもエアコキに興味を持ってもらうために、エアコキの魅力についてご紹介したいと思います。
サバイバルゲームやエアガンについてあまり詳しくない人にエアコキのイメージについて聞いてみたところ、返ってきた返事は
「威力が弱そう」「(あんまり飛ばなさそう(BB弾の飛距離)」
といったものでした。
しかし、このイメージは大間違いです。
電動ガンであろうとエアコキであろうと空気を圧縮してBB弾を発射するという基本的な構造は一緒ですし、実際の所、電気でモーターを回して空気を圧縮するか手で空気を圧縮するかの違いでしかありません。
そもそも、エアガンの威力は銃刀法により規定されており、電動ガンのほうが有利でエアコキのほうが不利と言ったことはありません。
や「L96 AWS」は銃刀法の上限ギリギリぐらいの威力を持っており、非常に高い命中精度を誇っています。
エアコキは電動ガンやガスガンにも劣らない性能を持っていると紹介しましたが、エアコキが電動ガンやガスガンに絶対勝てない点があります。
それはズバリ「連射性」。
電動ガンやガスガンは1発目が外れても問題ありませんが、エアコキの場合はコッキングするという動作が必要なため、2発目を発射するのに1秒前後必要な上、コッキングという動作を行った結果、1発目を撃った時の照準より少しブレてしまいます。
そのため正面から撃ち合いになれば、ほぼ確実に負けてしまうでしょう。
この正面勝負では撃ち負ける点がサバイバルゲームにおいてエアコキが「弱い」と言われる最大の理由と言えるでしょう。
ここからはあくまで私の持論なのですが、私はエアコキを使えばサバイバルゲームの腕は確実に上達すると考えています。
「エアガンで一番強いのは連射性能の高く命中精度の高い電動ガンだ」と言われれば否定はしませんし、実際その通りだと思います。
しかし、サバイバルゲームで勝敗を決めるのはエアガンの性能ではなくプレイヤーの動きと知識と判断力だと思っています。
例えば電動ガンで敵プレイヤーを打つ際、必ず当たるように5発ほど撃ったりしていませんか? その気になれば発射されたBB弾の弾道を見て撃ちながら弾道修正だってできますし、当たらなければ連射すればそのうち当たります。
しかし、エアコキは適当に撃ちながら弾道修正なんかできません。そのため、エアコキでヒットを取るにはかなりの命中精度が必要になります。
そして命中させるためには 自分のエアガンの性能(飛距離や着弾点)や相手との距離、風向きなど、様々な情報を総合して考えなければいけませんし、その考える時間を稼ぐためには見つかる前に相手を見つける必要があります。
相手に見つからないようにするためにはフィールドのレイアウトや死角、特徴などを知っておく必要があり、サバイバルゲームでの戦い方を考える力が必要になってきます。
もし、この戦い方が身につけばエアコキから電動ガンに持ち替えたときは確実にヒットが取れる凄腕プレイヤーになれると私は考えています。
いかがでしたか? エアコキはコアなファンがいる一方で、あまり人気が無いタイプのエアガンです。
個人的にはボルトアクションやリボルバーのようなコッキング動作自体もかっこいいと思うのですが、初心者の人は電動ガンでガンガン撃ちたいでしょうし、一度電動ガンで慣れてしまったらエアコキを使うのは正直抵抗があるでしょう。
でも、もし私の考えに少しでも「一理あるな」と感じたり、サバイバルゲームで本当に強くなりたいという人ほど一度はエアコキを使ってみてください。
もしかしたら新しい世界が待っているかもしれませんよ。
ARES M40A3 エアコッキング スナイパーライフル TAN
No26 S&W PC356 HG (18歳以上エアーHOPハンドガン) by 東京マルイ
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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