サバゲーMAD装備を作ろう〜アロハシャツ編〜

今界隈で話題の「MAD WARRIORS SURVIVALGAME」略して「MADサバ」。
今回は、そんなMADサバに憧れて装備を作ってみた様子をレポしようと思います。

■ MADサバとは？

知らない人のためにかいつまんで説明すると、文明が崩壊したあとの終末世界をテーマに、思い思いの終末装備を身にまとった人々が集まり、北斗の拳もかくやというくらいに“ヒャッハー！”なサバゲーを行うイベントです。初期は通常のサバゲーを発展させたルールでゲームを行っていたようですが、先日開催された「MADサバ6」からは、通常のサバゲーのように時間を区切ってゲームを回すのではなく、ストーリーにそって参加者がロールプレイをする、新しいスタイルを追求しているようです。参加したことがない私は伝聞でしか語れないので、詳しくはMADサバ公式サイト、もしくはツイッターアカウント（@MAD_WARRIORS）を各自チェックだ！（さじを投げる）

ルールとマナーを守りつつ、清く正しく美しく、“のけもの”フレンズたちが野性解放してヒャッハーできるこのイベント、私のような「ヒャア！我慢できねえ！突撃だ！」→「グワーッ！（ヒットされる）」ということばっかりやってる脳内世紀末野郎としては是非とも参加してみたいイベントです。というわけで、きたる日に向けて少しずつ「MADサバ用装備」を揃えておくことにしました。

■ 今回作ったもの

ネット上でMADサバに参加している人たちを見ると、終末世界らしく劣化し、汚れた装備を身に着けています。というわけで、お試しの意味も兼ねて、手頃な服を汚してみることにしました。

汚し加工を施したのは、アマゾンで買ったアロハシャツ。

サバゲーでアウトローっぽい装備をするために購入したもので、ごくごく普通のアロハシャツです。これに汚し加工を施していきます。

■ 染色による汚し

ネットで調べてみると、MADサバ参加者の方のブログ（終末世界の歩き方様）に、インスタントコーヒーを使った布の汚れ表現の方法がありました。鍋に布を放り込み、インスタントコーヒーを溶かした熱湯でグツグツと煮込むといい感じに茶色く染まるようです。
しかし、一度サバゲーで汗塗れにした服（洗濯はしてありますが）を料理用鍋で煮込むことにちょっと抵抗があったので、バケツのお湯にコーヒーを溶かし、浸け込む方法を試してみました。
1.5リットルのお湯に大さじ2杯分のインスタントコーヒーを溶かし、一晩放置します。

結果がこちら。

わかりづらっ！！

私の撮影技術のせいか画像だと全く茶色く見えませんが、肉眼で見るとほんのりと茶色く染まり、いい具合に薄汚れて見えるようになりました。
例えるなら、洋画に出てくる、経済的にも治安的にもよろしくない地域に住んでいるあやしい売人が着ていそうな色合いです。くさそう。

■ さらなる汚し

色合いはいい感じになりましたが、もう少し別の汚れを足したいところです。

調べてみると「そめQ」という布を手軽に染められるスプレーがあるとのことで、アマゾンで注文しようとしていると、実家の母から

「そんなに汚したいんなら、台所のガスコンロでも拭けばいいじゃん！」

と言われました。

いやいやそんな、ガスコンロを拭くって母ちゃん・・・
とりあえず、汚したい部分を水で濡らし、ガスコンロの五徳部分を拭いてみます。
結果・・・
それっぽくなったわ！オカンの知恵すげえ！

油汚れと鉄さびが布にこびりつき、いい具合に汚れてくれています。コンロにこびりついたギトギトの油は、それこそ洗剤メーカーが血眼になるくらいものすごくしつこい汚れですから、ちょっとやそっとでは落ちそうにありません。
しかし、服が汚れてこんなにうれしいときが来るとは思いませんでした。
とりあえず、全体としてはこんな感じに仕上がりました。軽く水洗いしたらコーヒーが溶け出してしまい、ちょっと色が白くなってしまった気が・・・