スナイパー御用達装備！ サバイバルゲームでのギリースーツ事情

サバイバルゲームの装備や衣装は迷彩服や軍服は当然ですが、コスプレやウケを狙った格好まで様々です。

ちなみに余談ですが私が一番印象に残っているプレイヤーは赤いキルトの軍服にチェックのスカートを履いたスコットランド軍のハイランダー兵の格好をした方でした。

そんな数ある装備の中でも一際目立つ装備であるギリースーツ。よく、「モップ」や「ムック」と呼ばれ、どちらかというとネタ装備の部類に分類されがちですが、使い所がマッチすれば一番迷彩効果が高い装備ではないでしょうか

今回はそんなサバイバルゲームで使用するギリースーツについてのご紹介です。

ギリースーツとは？

ギリースーツとは通常の装備の上にネット状や短冊状になった布をかぶり、その布に草木や枝を縫い込み使用する擬態化をメインとした迷彩服です。

基本的には狙撃手やハンター達のような待ち伏せや潜伏をメインとする人たちに使われており、潜伏する周囲の草木を使えば完璧に風景に溶け込む事ができます。

ちなみに言葉の由来は「ギリードゥ」という葉っぱや苔の服を着ていた神話の登場人物といわれています。

サバイバルゲームでのギリースーツ

最近ではサバイバルゲームにおいてもメジャーな装備となりつつあります。

当然、室内フィールドではネタ装備になってしまいますが、ブッシュの多いフィールドや山を利用したフィールドでは抜群の迷彩効果が発揮されます。

サバイバルゲームにおいてヒットを取るには自分が見つかる前に相手を見つけるという事が非常に重要。理にかなった装備といえます。

相手が気づいていない状態の時はじっくり狙う事が出来るので確実にヒットにつなげる事もできます。ただ、ギリースーツの性能を活かすには基本的にはスニーク（潜伏）プレイになるので、前線で激しく戦いたいというアグレッシブなプレイヤーには不向きかもしれません。

また、迷彩効果が高いギリースーツにもデメリットは存在します。

よく耳にするのが敵味方の判別を行うチームマーカーがギリースーツに埋もれてしまいフレンドリーファイア（同士討ち）の原因になってしまうという事。

チームマーカーを目立たせてしまうとギリースーツの意味がありませんし、かといってほどほど見える程度に付けておくと見えなくなる恐れがあります。

自分自身がフレンドリーファイアを覚悟の上であっても、チームメイトからすれば味方を撃ってしまうと言う行為は決して気持ち良い物ではありません。

ギリースーツを着用する場合はルールに則って出来るだけ目立たせるようにしましょう。

また、夏場などは草木が生い茂りギリースーツが非常に活躍する時期ではありますが、通常の装備の上に草木をまとったギリースーツを覆いかぶると非常に暑く汗を大量にかく上、形状や素材からクリーニングが難しいという点もあります。

まとめ

いかがでしたか？ 個人的にはギリースーツはなかなかカッコイイ装備の一つだと思っているのですが、装備の性質上、興味のある人と興味の無い人がはっきり分かれている装備と感じています。

確かに他の装備とくらべ少々手間がかかる装備ではあることはたしかです。

ただ、スナイパーライフルや、特に人知れずヒットを取るようなスニークプレイが好きな人は是非とも一度、試してみてはいかがでしょうか。

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