初心者が友人から譲ってもらった電動ガンを直してみた（直せなかった）

私を初めてフィールドに引っ張り出した友人が引っ越すというので電動ガンを譲ってくれた。太っ腹な友人だ。
ただ、一言言われたのだ。「そっちの電動ガン、チャンバーがどっかおかしいから直してね」と。

正直な話、「チャンバー」と言われても、初心者の私にはなにもわからない。そもそも友人がくれた電動ガンは説明書もないからどこのメーカーかもわからない。

さあ、困ったぞ。

この電動ガンは何者なのか

こういう時に頼りになるのは製造番号などの刻印だ。目立つ刻印をググってみる。すると、「東京マルイのG36C」であることが分かった。

続いて修理について調べる。東京マルイでは販売店への持ち込みをまずは推奨している。
……いや、販売店舗わからないし……。
そして仕方ないので東京マルイの修理センターについて調べ、修理の出し方を見ると、「直接送付してくれ」とのこと。
……梱包材なんてない……段ボールもない……。

ここで面倒になって放置すること約２か月。

自力で修理してしまえ

ある日、友人（文頭のとは違う）とサバゲ―の話で盛り上がり、今度行こうかという話になった。

いかん！ 直さねば！！

ここで私に悪い考えが浮かんだ。

パーツを取り寄せて自力で修理してしまえ！
　
友人も引き渡しの時に「自力で直せる」って言ってたから大丈夫！
※くれぐれも自己責任でおねがいします

早速部品をamazonで購入し、G36Cをテーブルの上に展開する。


幸いにも、東京マルイは説明書をオンライン上にアップしてくれている。説明書をPCのモニタに表示し、にらめっこしながら分解していく。

そして、試行錯誤すること30分、チャンバーを取り出すことに成功した。見ると随分と部品が摩耗しているし、なくなっているものもある。まるっと新品に交換し、元に戻そうとした。


しかし、この元に戻すというのが大変だ。外すときにはまっていたところがはまらない！ 部品のネジがどこのものかわからなくなる！！ これが素人の修理だ！
1時間半ほどかけてようやく復元。ふう。
これで撃てるはずだ！

結局直らなかったG36C

そんなわけで、都内某所のシューティングレンジへとやってきた。まずは受付をして、準備が終わると初速チェック。

店員さんが怪訝な顔をしていう。「……初速39m/sですね……」
私「！？」

いやいやいやいや。てっきり80m/sくらい出てくれると思った。
確かにシューティングレンジで撃っても、全然飛ばないし当たらない。HOPはかかっているように感じるが、30m先に届かない。

ここで思い出した。友人が以前フィールドに行ったとき、「速度が出ない、弾道がおかしい！」って言っていたわ。友人の交換推奨部品はもしかして推測だったのか！？
そうなると、どこが原因なんだ？ と思い調べてみた。

するとノズルかギア回りが原因らしい。メカボックスを開けないと原因が特定できない。
メカボックスは電動ガンの心臓部だ。開けるのはさすがに怖い！
そんなわけで、結局修理は失敗。東京マルイに今度修理に出すことになった。
正直修理で3,000円はかかっているし、ここでオーバーホール7,000円はちょっと痛い出費だ。しばらくはもう１丁譲ってもらったP90で戦おうと思うのであった。

ちなみに読者のみなさん、くれぐれも自力の修理は自己責任で！！！ できれば購入店舗で相談しようね！！！

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