- コラム
銃に変形するトランスフォーマーTOP5
2019/01/10
笹木恵一
すごいー! たーのしー!
2017/04/5
笹木恵一
この夏にシリーズ最新作が公開予定の『トランスフォーマー』。元々は日本で作られた玩具を元にアメリカで制作されたテレビアニメで、日本でも『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー』のタイトルで放送され人気を博した。このトランスフォーマーに、とあるフィクション世界の名銃が深くかかわっていたことをご存じだろうか?
出典:バンダイチャンネル
トランスフォーマーとは地球の様々なメカに変形する正義と悪のロボット軍団が戦う物語。その悪のロボット軍団のリーダー『メガトロン』が変形するのはなんと『ルパン三世』でもお馴染みのワルサーP38だ。
しかしそこは悪の大ボス、ただのワルサーじゃない、『アンクルスペシャル』と呼ばれる特別仕様なのだ。
出典:衛星劇場
そもそも『アンクル』というのは60年代にアメリカで制作され、日本でも『0011ナポレオン・ソロ』のタイトルで放送されていたスパイドラマに登場する秘密諜報組織の名前である。この組織の諜報員が使用するのがこのアンクルスペシャルなのだ。
アンクルスペシャルは、ワルサーP38 にストック、スコープ、サイレンサーを装着して完成する。
この銃にアクセサリを装着して変身させるというギミックが当時の男の子たちの心をくすぐった。
アンクルスペシャルの玩具は世界中で大ヒットとなった。
80年代初頭。日本の玩具メーカー『タカラ(現タカラトミー)』が発売していた『ミクロチェンジシリーズ』という様々な道具がロボットに変形するシリーズの一つとして『ガンロボ ワルサーP38 アンクルセット』は登場した。リアルなワルサーP38に、アンクルスペシャル用のアクセサリが付属し、しかもロボットに変形する!
ミクロチェンジはアメリカで発売される際に独自の設定を与えられ『トランスフォーマー』として生まれ変わった。ワルサーP38のロボットは『メガトロン』という名前と悪のリーダーという設定を与えられた。
最高にカッコいい銃にダーティな一面が加わり、これ以上にない魅力を放つようになったのだ。
この夏に公開されるトランスフォーマーの最新作では、3作目で死んだはずのメガトロンが復活することがファンの間で話題になっている。この悪の超ロボットのオリジンに、かつて子供たちを魅了した名銃があること念頭においてみると、更にキャラクターが魅力的に見えるのではないだろうか?
幼稚園時代からレンタルビデオ屋に足しげく通い、多くの映画や特撮、アニメ作品を新旧国内外問わず見まくる。
中学時代に007シリーズにはまり、映画の中で使用される銃に興味を持ちはじめる。
漫画家を目指すも断念した過去を持つ(笑)。
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