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2017/03/16

Gunfire

トレポンって何?~サバイバルゲームをしてるとちょくちょく耳にする謎のエアガン~

サバイバルゲームを続けていると、必ずといっていいほど耳にする単語があります。それは“トレポン”という単語。ベテランプレイヤーであれば一度は耳にしたことがあることでしょうし、もしかしたら既にトレポンを使っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、初心者の方やあまりエアガンに詳しくない人は聞いたことすらないとおもいます。
今回はそんなトレポンについてご紹介いたします。







トレポンとは?


まず、トレポンの言葉の意味からご紹介していきます。

トレポンとはプロフェッショナル トレーニング ウェポン(Professional Training Weapon)の略称で、主にアメリカの軍隊警察のトレーニングに使われることを前提として作られたエアガンです。

そして、このトレポンを開発・製造しているのは日本のSYSTEMA社なのですが寸法や重量はもちろんのこと、操作方法やギミックまで忠実に再現し「まるで実銃を扱っているかのような感覚になるほどのエアガン」です。

つまりトレポンとは本当の兵士達のために作られたおもちゃの域を超えた超精密エアガンなのです。

トレポンの魅力


トレポンの魅力はやはり実銃と変わらないという点。実は日本で屈指のエアガンメーカーである東京マルイが作成したエアガンでさえ、実銃と比べると結構寸法が違っていたりします。

おそらくはエアガンとしてのモーターやバッテリーの収納スペースなどを確保するためでしょう。そしてエアガンはあくまで玩具。

あまりにも高価な値段設定だと当然売れません。その結果、色んな人に購入してもらうためにはお手頃な価格まで売値を下げる必要があります。そのためには安価な素材を使用したり、射撃に直接関係のないギミック部は省略せざるを得ません。

一方でトレポンの目標は玩具として販売することではなく兵士たちが実銃を使っているかのように訓練できるエアガンを作るという点。つまりはコストなどを度外視し超精密かつ、まるで実銃のような精巧なエアガンを作ることが最大の目的なのです。

その結果生まれたのが超精密なエアガンであるトレポン。精巧さこそがトレポン最大の魅力と言えるでしょう。

かなり高い!! トレポンのハードル

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『本当の兵士達が訓練に使っている実物に限りなく近いエアガン』サバイバルゲーマーや銃が好きな人にとってこれ以上魅力的な言葉は無いのではないでしょうか。しかし、トレポンを購入するには非常に高いハードルがあります。

そのハードルとは、ずばり「価格の高さ」「入手しにくさ」「メンテナンスの難しさ」です。

■価格の高さ

実はこのトレポンは1丁につき約20万円前後、安くても最低でも15万円以上かかるという目玉が飛び出しそうな価格設定です。

トレポンは非常に精巧に作られているため、実際のところこれぐらいの価格は致し方ないかもしれませんが次世代電動ガンが2丁から3丁ぐらい買えてしまう値段はかなり高いハードルではないでしょうか。

ちなみに余談ですが私の所持する実銃の散弾銃であるRemington 11-87は新品で16万円前後でした。つまり実銃よりはるかに高いエアガンなのです。

■入手しにくさ

トレポンは普通のエアガンショップなどではまず扱っていません。その理由は上記で紹介した価格の高さと、この後に紹介するメンテナンス(取り扱い)の難しさが原因です。

実はトレポンは専門店があるほど専門性があり、普通のエアガンのように気軽にネットで購入できるようなものではありません。

■メンテナンスの難しさ

実銃のように扱えるといっても中身や仕組みは普通のエアガンと大差ありません。むしろ精巧な作りになっているため非常にデリケートです。また、殆どが特注のパーツですので簡単に入手することができません。

住んでいる地域にトレポンの専門店があれば話は別ですが、一度故障や破損してしまうと修理にそこそこのコストや手間がかかってしまいます。

まとめ

いかがでしたか? ベテランのプレイヤーの憧れ、エアガンの最終到達地点とも言えるトレポン。私個人的にも非常に欲しい一品なのですが、やはり先立つものが無く断念しています。

一生もののエアガンを持ちたいという人は、是非一度トレポン専門店に訪れてみてくださいね。

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Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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