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2017/03/7

のりぞう

冬でもハードキック! CO2ガスガン

こんにちは。前回は色々な種類のハンドガンを紹介しました。今回は今後の発射システムとして期待されている“CO2”ガスガンを紹介します。







ガスブローバックの登場


1991年、MGC社が発売した「グロック17」でエアガン界に衝撃が走りました。このグロック17に今では常識となっている「ガスブローバック」が採用されたのです。(元祖は東京マルイ「M59」かもしれないが)

マガジンを挿しこみ、スライドを引いてチャンバーに初弾を送り込み、本物と同じくらい多くの弾を撃ちまくり、撃ち終えるとスライドは開放状態で止まる。

感動しました。それからの私の青春はグロック17と共にありました。(懐)

寒さとの戦い

当時はグロック17を枕元に置いて寝るほどの溺愛ぶりでしたが若干の悩みもありました。悩みとはガスブローバック銃は寒さに弱いということです。
秋が深まり「そろそろ冬だな~」という知らせはガスブローバック銃から教えてもらえます。どうなるかというとトリガーを引くと上部からガスがブシュ―と抜けるんです。
こちらにガスガンについての詳しい話が載っていますのでお時間あるときにでも読んでみてください。

冬のサバゲーでも撃ちたい!とさまざまな対策を施しました。発射直前まで使い捨てカイロを巻いて暖めたり、マガジン2本体制で、1本を3発撃ったら別のマガジンに換えて3発撃ったらまた換えて……とか……

冬でも使えるー!

グロック17登場から10数年、2006年には“冬でも使えるハンドガン”こと東京マルイ「グロック18C」が登場しました。東京マルイはハンドガンの中に電動システムを組み込みました。

電動グロック18Cはその安定性と性能でサバゲーのゲームバランスを変えました。

しかしブローバックが欲しい

電動ハンドガンはサバゲーにおいて最強のハンドガンですが私のようなロマンを追いたい人間は電動ハンドガンでは寂しいのです。電動ハンドガンは“携帯型BB弾発射装置”です。ボタン(トリガー)押すだけでBB弾が出ます。
そうじゃないんです!発射したらスライドが動いてある程度の反動が無いと寂しいし、2発目3発目の射撃の上手さみたいなのも感じたいわけです。

そこに登場CO2ガスガン

2014年、マルシン工業は夢を実現しました。“冬でも使えるガスブローバックハンドガン”の登場です。

これがマルシン「5-7 CO2」です。多くのガスガンは液状になった「HFC134aガス」を気化してその圧力で弾を飛ばしますが、この5-7 CO2はボンベに高圧で注入された「二酸化炭素」の圧力で弾を飛ばします。HFC134aはそれなりの気温がないと気化しにくいのですが高圧注入のCO2は低温でも十分な圧が得られます。それはもうスライドが割れんばかりの圧です。


こちらはWE Airsoft「S&W M&P9」です。こちらもCO2です。日本ではCO2ガスガンはまだ少数しかありませんが海外では様々なCO2ガスガンが売られています。

最近の私は海外製のCO2ガスガンの安全性を確認し販売しようと研究しています。といっても初速はとくに問題ありませんでした。いつでも80~85m/sです。
現在の問題はガス抜けです。マルシン5-7 CO2はなかなか抜けませんが、私のWE M&P9は放置してたらジワジワ抜けます……悲しいです。でも何か解決法を見つけるよう頑張ります。


CO2ガスガンはまだ始まったばかりです。まだ少ないユーザー達は合法な初速で安全に運用し、いろいろな人に良さを伝えていくことが重要です。そして興味がある方はマルシン5-7 CO2を購入してみてください。最高ですよ。


マルシン FN ファイブセブン 6mm BB CO2 ブローバック FDE

のりぞう

「安心性能の海外銃が使えるサバゲーライフの提供」をモットーに細々とカスタムエアガンを売って10年を超えました。これからもロマン銃でも戦えるようチューニングしサバゲー業界を盛り上げていきたいと思います。

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